2017サラリーマンの昼メシにから覗き見る日本経済。

黒酢酢豚定食

20代サラリーマンの昼メシ代は”ほぼ”ワンコイン

新生銀行がサラリーマンのお小遣事情を調査しました。
その結果を見ると、回復とは名ばかりの日本経済の実態が透けて見えるような気がします。

「2016年 サラリーマンのお小遣い調査結果」
160629okozukai_j.pdfより
平成28年の調査によると、注目したいのは、お小遣い額に占める昼食代の割合の変化です。
男性会社員のお小遣い額は37,873円は前年比231円微増して、前年とほぼ同水準です。これは1979年の調査開始以来、過去3番目に低い水準であることから、日本経済の回復が遅れていることを裏付けるデータとなっている気がします。このうち昼食代は前年比14円の減少と節約志向が続いています。昼食代に金をかけず、ワンコインランチにとどまっているというわけです。

男性会社員の一日の平均昼食代は、前年比14円減少の587円となり、前年とほぼ同水準となりました。年代別では、30代・40代が600円を超える一方で、昨年最も高かった20代の昼食代が528円へと174円減少しています。女性会社員の昼食代は前年比8円微増の674円となり、こちらも前年とほぼ同水準となりました。

別の調査によると、都心部の高層ビル群に勤めるサラリーマンは
「昼食時はエレベータが混雑するため、外食するのに時間がかかる」
「周辺の飲食店はどこも混雑しており、お弁当の購入または持参か、前もって出勤時に購入している」
と昼食に不満を抱えていることがわかります。

社員食堂

(食堂を一般に公開している会社もあります)

サラリーマンは昼食に求めているものは何でしょうか。
「値段が安い」

「時間がかからない」

「美味しい」

「栄養バランスがとれている」

「会社から近い」

このことから近くて便利で安いことが最優先であることがわかりました。

2013年の調査によると、こうした要求を満たしている社員食堂に注目が集まっていることも頷けます。
131108_business-person_lunch&cafeteria_chousa.pdfより

“飯テロ”逆手…社員食堂を充実「やる気アップ」 健康管理、人材の確保…再評価の機運(1/2ページ) – 産経WESTより

給料が上がらない分、福利厚生に力を入れる企業のニュースをよく耳にしますが。
社員食堂はますますその存在意義を高めている気がします。