“中古品アプリ”で消費が激変!?~メルカリの衝撃~




 

テレビ愛好家のAちゃんです。

メルカリが6月19日に上場します。

合計40,714,300株の超大型案件で、「公開価格から50%増より少し下で初値がつくのでは」と予想する声もあり

大きな話題を呼びそうです。

メルカリ株はIPO株として売り出されることから、買うには抽選を受ける必要があります。

メルカリのIPOスケジュール

抽選で見事当選すると、メルカリの株を買う権利が得られます。

あっという間に価格が釣り上がるので、手放さずに撮っておいたほうがいいお宝株といえます。

フリマ形式の仕組み

消費者同士で不要品の売買ができることから、中古品市場が激変しています。

長らく”老舗”の座を占めていたヤフオクの人気に陰りが見えてきた中、

注目されているのがメルカリです。

送料込みが基本のメルカリは、売る側にしてみると薄利多売になってしまいますが、

毎日何かしら売れて続けているのでそこそこの打率は稼げます。

ようやくテレビでその仕組みが深掘りされました。

クローズアップ現代+
“中古品アプリ”で消費が激変!?~メルカリの衝撃~

2017年12月12日放送 22:00 – 22:25 NHK総合

中古品ブーム

街をゆく人に、中古品を買うことについて聞いてみました。若いとお金がないから。安く可愛い服を買いたい時とか

人が一度手を通した品物を切ることに抵抗はないという声が返ってきました。

中古品ブームを牽引するのはスマホアプリ「メルカリ」です。毎日、またそれ着ているのと言われるのが嫌で。レンタル感覚なんです。

若者を中心に、消費のカタチが大きく変化しています。

フリーマーケットのように個人と個人がやりとりできるこのアプリ。売りに出すのも簡単です。

1日100万点が出品されおよそ半数が24時間以内に売れます。

「SOLDになった」出店して2時間かからずに売れました。

アプリが火を着けた中古市場の盛況ぶりに大手も負けていられません。

Yahoo!や楽天も次々と新たなサービスを打ち出しました。

中には中古品に一手間加えて再加工。ところどころに色あせ一見無価値なジャケットも

染め直すことで新品に。高いものは5千円で売れるといいます。

付加価値の高い商品に変える会社もある。

価値が無いものから、付加価値の高い商品に返信して販売できる。宝の山ですね。

売りても買い手も新品より中古品。ものが循環する新たな経済が日本を変えるんでしょうか。

「1日100万点出品」メルカリの衝撃

メルカリをよく利用する主婦の川崎さちえさん。

この日は衣替えで要らなくなった家族の洋服など12点を出品することにしました。

これは息子に買ったと思うんですよね。

いっこうに履かなくてずっとしまいっぱなしだったので

さっさと出品しちまおうと思って・・・

赤ペンでチェックが書いてあっても、子どもが書き込んだ使用済みの問題集も売れるといいます。

普通のところでは買い取ってもらえないのです。書き込んであると。

でもメルカリとかフリマアプリを使えば、別に書き込んであっても平気という人がいっぱいいるから売れます。

使い方はいたって簡単。スマホやタブレットで売るものを撮影。

商品情報を入力します。あとは売値を自分で決めるだけ。3分で出品が完了です。

90分後、使用済みの問題集が690円購入されました。

購入を確認して発送準備。方法も簡単です。コンビニなどから発送したり。匿名で送ることもできます。

メルカリ スマホでかんたん フリマアプリ

簡単!早い!楽しい!広がるフリマアプリ

川崎さんはもともとネットオークションを利用して中古品の売り買いをしてきました。

複数の人が競り合うネットオークションでは売買成立までに時間がかかります。

いっぽうフリマアプリでは売り手と買い手。一対一の関係で値段が決まるため、時間が節約できます。

捨てていたものを再利用でき、ちょっとしたお金も稼ぐこともできる。

いまやアプリは川崎さんのお気に入りです。

これだけ簡単に取引ができるサービスができているので、

負担にならなくて続けられるから、よりいらないものを出せるようになる。

個人同士の中古品売買でブームを巻き起こしたメルカリ。

次々と新たな機能を打ち出しています。その一つがライブ配信。

相手とリアルタイムで売り買いのやり取りが楽しめる機能で人気を集めています。

これ100円追加。

子供用のズボンに100円の値をつけた女性。すぐに買い手がつきました。

メルカリと同様の炙りも次々と登場し、中古品獅子セョ雨は活況。

市場規模は1兆6500億円を超え5年で三割の増加です。

「今までは仕方なく中古品を買うという世界だったが、

今は中古品のほうが賢い。スマートであるという世界に変わってきているのではないかと思います」執行役員の伊豫健夫さん

「手軽に中古品」で若者のスタイル変化

中古品の扱いが手軽になったことで買う側の意識も大きく変わっています。

都内に住む大学院生の新居日南恵さん。

ファッション通販サイト・ゾゾタウンの中古品サイトを頻繁に利用しています。

押し入れの中の福の半分くらいは中古ですね。

これも二千円から三千円。新品だと一万円。

新居さんが中古品を買うのは安いからばかりではありません。

「毎回フェイスブックにあがる写真が毎回同じ服になるのが嫌です」新居日南恵さんはいいます。

写真に写るたびに違うファッションをしたい。一見贅沢な願望も中古品なら可能になのです。

中古だから手放すのも簡単。

飽きたら中古品を扱うサイトに出品することもできます。

中古品の売買で普段から節約を心がけている新居さん。

この日届いたのは自分へのご褒美として買った新品のハイヒールでした。

新品でも中古でもワンシーズン着るものはほんの数点。

それ以外は売って買うサイクルはできていると言います。

その時々必要なものを買って、いらなくなったら売ってみたいな循環。

必要なものは必要なときに持っているという感じですね。

「中古品アプリ」で消費が激変!?

Q.スタジオゲストのタレント福田萌さん

一週間に一回くらいは子供服などをフリマアプリで売り買いしています。

その時期しか使わないし、興味がなくなったら売ります。

Q.住所がバレたりする心配はないですか?

匿名配送を利用しているため、住所が相手に伝わらない。そのため取り引きにも安心感がある。

Q.スタジオゲストの日本総研の小方尚子研究員

多様化が進んでいる。中古品市場は安いというイメージがあるかと思うが、

私にとって価値が無いものでも他の人には価値があるという価値観が増えていることが背景にあると思います。

2000年代以降には消費サイクルが短くなっている。

5年以上続くヒット商品がある企業が減っている。

それだけ魅力的なものがどんどん出てきて、消費者は新しいものが買いたいし

使えるものは売りたいという人もいる。

Q.女性が多い。18歳から39歳までの世代が利用しているというのはどうしてか。

デジタルネイティブという言葉があるように、スマホで買い物する習慣がある。

2000年代にきれいな中古品屋さんが増えた時代に買い物を始めた人たちなので、

また若い世代は中古屋さんは汚いというイメージもない。

抵抗感を抑える要因がある。

Q.福田さんも中古には抵抗はないのか。

人が一度袖を通したというコメントがあると、安心感もある。中古品であることは他のひとにはわからない

フリマアプリ 不正やトラブルも

便利なばかりではない。

フリマアプリで現金を出品したケース。クレジットカード払いで現金を購入するケースが頻発した。

出資法違反の疑いで出品者が逮捕されています。

昨日は、絶滅危惧種の剥製が売りに出され出品者が書類送検されたことが明らかになりました。

国民生活センターには「未使用と書いてあったのに使った跡があった」などの相談が寄せられています。

メルカリでは現金の出品を禁止したほか、

盗品の不正がないか300人が24時間体制でサイトをパトロールをしている。

さらに、今月からは出品者に対する本人確認も強しますが、すべて防ぐのは難しい状態です。

Q.福田萌さんも失敗した思い出があります。

靴を購入してみると大きな傷がついていたことがあります。

実際届いてみると使えないことがわかり処分した。

取引相手の評価欄があるので気をつけてみるようにしている。

自分で自分を守らねばならない。

中古品を直接買い取り ヤフオクの戦略

ネットオークション最大手のヤフオク。

年間の売買額はおよそ9千億円に上ります。

メルカリが存在感を増す中で、できるだけ多くの中古品を確保し品揃えを増やしたいとしています。

「これをいくらで買い取れるか」という感覚にどんどんもっていかないと。

先月ヤフオクが始めたのはブックオフと提携して商品をその場で買い取るサービスです。

これまでのオークションでは売り手が複数の買い手とやり取りするため時間がかかっていました。

新たな仕組みでは、ブックオフが買い取ることで売り手がすぐに現金化できるようにしています。

ヤフー側では品揃えを良くすることでオークションをこれまで以上に活性化できると考えている。

トラブルが起きがちな査定の現場でも工夫をしています。

中古品市場 争奪戦 「納得感」で勝負

 

初心者でも商品を持込みやすいようにあらかじめ目安の価格をネットで表示。

その数は家電製品から医療に至るまで53万点に及びます。

買い取りに当たって重視しているのは不公平感が出ないことです。

その為価格の査定基準が明確に決められています。

人の目で確認し各店のブックオフの蓄積されたデータをもとに買取価格を決定している。

このカメラについて、型番からデータベースを調べると目安の価格が表示されます。

あとは、箱があるか、痛みがあるかを項目ごとにチェックして価格が決まる仕組みです。

「まだまだ家庭に眠っている商品を掘り起こすことで量は増やせると思う。

しっかりお客様の満足な価格を提示していきたい」ヤフオク!ユニットマネージャーの林啓太

店舗型の業者も対策

メルカリのブームを受け店舗型の業者も対策をたてています。

コメ兵も対策を打ち出しました。

武器となるのは長年培った「鑑定力」です。

売買が成立すると会社は商品を売り手から取り寄せ、本物かどうかを確かめます。

問題がなければ買い手に商品を届けます。

もし問題があれば売買そのものがキャンセルとなり商品は売り手に返品となる仕組みです。

この会社のアンケートでは、フリマアプリでブランド品を買うことに不安を感じていると答えた人が7割いました。

そこでこの仕組を導入。売上を伸ばそうとしています。

新たなサービスは他にもあります。

売買金額の10%を取るメルカリに対抗しようと、楽天は手数料無料のサービス「ラクマ」をはじめました。

こちらはオタク系に特化したフリマアプリ。アニメの商品などが多く出品されています。

ラインはフリマ事業から撤退に追い込まれるなど競争は激しさを増しています。

11月、メルカリは次の手を発表しました。

「メルカリNOW」は、売りたいものを写真で撮るだけで買取金額が即座に表示され、了承すれば売上金が決定するしくみです。

アプリのダウンロードが多すぎて一時機能が停止するほど反響を集めました。

写真を撮れば1秒で査定 メルカリが即時買取サービス – 日経トレンディネット

まとめ

便利になった反面まだまだ不便であったり、闇であったりする部分があります。

メルカリ出品ではヤフオク出品よりもトラブルが多いこともよく聞きます。

「執拗な値下げ交渉の手間がたいへん」、「配送トラブルの責任は利用者まかせ」、

「再評価の尺度が購入者次第であるため、悪質な評価を受けやすい」などです。

キチガイ落札者の巣窟!?メルカリ出品でのトラブルから身を守る方法!! – スモービズ

番組では「中古市場が拡大すると、日本経済の先行きが心配ではないか」という心配も寄せられていました。

「新品が売れないと中古市場の拡大はない。自動車の売買とおなじで、どこかでバランスが取れていく。

全部が中古品市場に置き換わる心配はないと思う」と締めくくっていました。

利用者目線からすると「すべてのサービスを一括して比較できるサイトがあればいい」という意見が多くなっているので、

さらに新しいビジネスがつけ込む余地があるかもしれません。




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