湯浅政明監督:新作・劇場版アニメが連打で登場

新聞評・夜明けづけるルーのうた

上半期劇場版アニメーション作品が続々登場

独特の世界観、キレのある動画、一度見たら忘れられない色彩感覚。

多分、人によってスキキライがはっきり分かれるアニメーション監督さんの一人。

湯浅政明監督の作品が2カ月連続での映画公開となります。(私は楽しみにしています)


第一弾、森見登美彦原作「夜は短し歩けよ乙女」が2017年4月7日に公開。

第二弾、初の完全オリジナル劇場向け新作「夜明け告げるルーのうた」が2017年5月19日に公開。

オリジナルなイメージにあふれた作画・演出を特徴とする。童話をイメージするような独特な揺れた線、斜めに傾いた不思議なパースなどを駆使し、独自の世界観を作り上げる作品は、多くのアニメーターや美大生、デザイン学校入学希望者の憧れの的となっている(と思われます)。

アニメはじめて30年
湯浅政明(@masaakiyuasa)さん | Twitter

アニメーションスタジオを率いて作品作りをするのはアニメ関係者の夢ですが、
つづけていくのは大変そうです。

アニメ始めて30年。始めて間もなくから、4年目に大きくこの仕事に「向いてない」と判断、転職考えましたが、5年目になって「天職」と思える出来事があり、今も続けさせていただいてます

苦労はつきないようですが、私が応援しています。心を打つ作品は誰かが応援しています。

クラウドファンディングという登山道も最近注目されているではありませんか。

劇場に足を運びましょう。

主な制作スタッフ
監督:湯浅政明
脚本:吉田玲子、湯浅政明
音楽:村松崇継
キャラクターデザイン原案:ねむようこ
キャラクターデザイン・作画監督:伊東伸高
美術監督:大野広司
アニメーション制作:サイエンスSARU

湯浅監督は1965年福岡出身。九州産業大学芸術学部美術学科を卒業後、アニメーション制作会社・亜細亜堂でテレビアニメ「ちびまる子ちゃん」の本編原画や初代オープニング「ゆめいっぱい」、初代エンディング「おどるポンポコリン」の作画を担当。
作者のさくらももこからは「一見大人しそうに見えてとんでもないことを次々と思いつく」と評される存在でした。
フリー転身後は「クレヨンしんちゃん」のテレビシリーズや劇場版で活躍。第一作目から設定デザイン・原画などの役職で、各作品のキーとなるもののデザインやクライマックスシーンの原画を担当するなど、現在に至るまで関わり続けています。


映画では2004年公開の「マインド・ゲーム」で初監督を務め、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞を受賞。
2013年アニメスタジオのサイエンスSARUを設立。新作「夜明け告げるルーのうた」のプロダクションです。


著書にこれまで関わった作品の設定資料を集めた「湯浅政明大全」(飛鳥新社:復刊ドットコムより再版)