ガジェット愛好家のAちゃんです。
ハイエンドのイヤホンメーカーとして知る人ぞ知るfinal。
そのfinalがクラウドファンディングで資金調達に乗り出したところ、
あっという間に目標額をクリア。さらに支援者が集まり続けています。
どうせマニア向けの高級志向のイヤホンづくりだろうと。
サイトを見たところ、finalが目指しているのは、自分で音質のチューニングができる自作キットだということがわかりました。
イヤホンの中にあるフィルタを自分で入れ替えることで
自分の耳にあった音を自分で見つけ、自分だけのイヤホンをつくるというプロジェクトです。
ことの発端は同社が企画したイヤホンの組み立て体験会でした。
参加した人たちの間で、イヤホンのチューニングが話題となりリピーターが続出。
同社の担当が「自分の音作り」というヒントに気づきプロジェクトが始まったのだそうです。
自分だけの音を見つける。 finalが提案する新しいイヤホンの在り方”Make” | クラウドファンディング – Makuake(マクアケ)
私も、ハイレゾを初めて聞いた時、音の奥行きや広がりに仰天した記憶があります。
自作イヤホンは、自分の耳の形や聴覚神経に合わせて自分が好きなだけ調整ができる特徴があります。
さらに自分で調整するという仕様上、分解修理も簡単で一度買えば長く使えるコストパフォーマンスの良さも魅力です。
修理して使われたらメーカー上がったりだなと思っていたら、同社もその辺のイタさは織り込み済みのようで、
こんなことを言っています。
イヤホンは現在、家電製品のカテゴリー内の商品として、修理よりも新品交換をする方がコスト面では合理的な商品となっています。残念ながら私達も同様です。しかし、本来は修理をしながら永く使い続けられる製品であって欲しい、それがアンティークとなり得る製品であって欲しいと願って来ました。
一度完成した後、時間が経って改めて調整する。成長するイヤホンという新しい提案。すごく気になります。
クラウドファンディングのfinalのイヤホンは順調に行けば2018年8月頃に店頭に出回る運びのようです。
それを待てない。同社の製品を聴いてみたいという人には、廉価版の汎用品も販売されています。
製品の品質を確かめたい方におすすめします。