世界はほしいモノにあふれてる「イギリスの郷土菓子」

世界はほしいモノにあふれてる「イギリスの郷土菓子」

テレビ愛好家のAちゃんです。

イギリスに一週間滞在したことがあります。

パプで飲むビールは雰囲気があって良かったなあ。

どこに行っても出てきた料理はビッグサイズ。

だいたい日本の1.5倍もあります。食べきれなのはその量だけではなかったような気がします。

そしてこの国の男性は甘い物が大好きで、酒を飲みながらスイートを食べていました。

バタークリームを大量に使ったスイーツの甘さは超弩級。

イギリス行ってわかったのは「イギリスの飯は不味い」ということでした。

過去の思い出を精算できるでしょうか。

世界はほしいモノにあふれてる「イギリスの郷土菓子」

三浦春馬&JUJUもとろけるイギリスの郷土菓子!

“世界の郷土菓子”に心奪われた菓子職人が、イギリスの田舎を巡り、その土地でしか味わえないスイーツを探す旅。

150年受け継がれてきた伝統のプディング。

スコットランドの名産を詰め込んだ絶品スイーツ。

故郷を思い出させる懐かしのケーキ。

旅で感動した味をスタジオで再現!イギリス縦断の旅!

旅する人・林周作

世界を旅しながら郷土菓子を研究し、著作などを通してその魅力や背景を発信し続けている郷土菓子研究社の林周作[note]1988年京都生まれ、2008年にエコール辻大阪フランス・イタリア料理課程を卒業。世界の 郷土菓子の魅力に取りつかれ、各国の郷土菓子を実際に食べ、味を伝える菓子職人に[/note]さんに密着。

各国を訪れてはその土地の郷土菓子を調査し、その数は400種以上。

訪れた国は現在35カ国を数える。

南はウェールズから北はスコットランドまで、郷土菓子の魅力を堪能する。

お店「郷土菓子研究社」

定休日:月・火 営業時間:(月~金)14時~21時(土日祝)12時~19時

電話:03-6450-5369

席数:21席(テラス席あり)

場所:東京都渋谷区神宮前6-24-2 芳村ビル2F

<JR山手線「渋谷駅」「原宿駅」より徒歩9分> <地下鉄千代田線・副都心線「明治神宮前駅」より徒歩5分>

ただいまのメニュー・・・

ウェルシュケーキ(今月末まで)
ベイクウェルプディング(今月末まで)
ファットラスカル(もうすぐ終わり)
パヴロヴァ(もうすぐ終わり)

31日の放送後は混み合うこともあるかもしれません。
6月1日からは一旦イギリスリバイバル。スコーン・ドリズルあたり考えてます。 pic.twitter.com/2LWxGEVhQy

— 郷土菓子研究社(優雅なペガサス) (@kyodogashi) 2018年5月23日

放送:2018年5月31日

発祥の地で本場の味を探る

訪れたのはイングランド中部のベイクウェル。

この小さな町でイギリスで有名な郷土菓子を味わいます。

林さんの食べ歩きには自転車が欠かせない。

「自転車で回ると街のはずれの地元の人が通うお店にたどり着ける」

「ネットの情報だけでは見えないものもあるのでフィールドワークするしかないです」

朝10時。林さんは地元客が多いと評判の店に足を運びました。

店内には手作りケーキが並んでいます。

旅の間は食事を抜いて郷土菓子を食べつづけることもあります。

町の名前がつけられた郷土菓子「ベイグウェルプディング」

パイ生地にジャムとアーモンドペーストをのせて焼き上げ、熱々のカスタードソースがかかった一品です。

「熱々でおいしい。その発想はなかったという組み合わせ。過スタートのソースとーモンドのパイ・・・」

「あと、オレンジの皮がカスタードに入っていて、それで爽やかになっているというのもあります。衝撃です」

林さんは日本に帰ってから再現できるよう、じっくりと味わい舌に味を覚えさせます。

食後には別のベイクウェルプディングを出す店へと向かいます。

時間の許す限り、いろいろな店で同じ郷土菓子を食べます

「同じお菓子でも同じ街でもいろんな幅があるので食べ続けるといろいろ見えてきます」

ここは1865年創業で、当時のレシピに忠実な老舗。

「有名なベイクウェル・プディングをお持ちしました」

「うちではカスタードとともにお出ししています」

「すごい大きさです」

ベイクウェルプディングの誕生に関して教えて頂いた。

「ベイクウェル・プディングは失敗から生まれたんです。

料理人はジャムタルトを作ろうとしていたんですが、間違って入れるはずの材料を忘れてしまいました」

あわてて、卵やアーモンド、バターなどを上に載せて焼いたのがこの菓子の始まりだと言われています」

「アーモンドのプリンが詰まったパイみたいな・・・燃えるように甘い。カスタード事態はさっぱりしている」

「すっごい最初甘くて、イギリス人にやられたと思っていたけど、どんどん進む。もしかすると何かを超えたかもしれない」

イギリス・郷土菓子 食べたのは40種類以上!

林氏はイギリス滞在中に40種類の郷土菓子は食したと明かし、JUJU、三浦春馬は「イートン・メス」に注目。

メレンゲに生クリーム、ベリー系のソースをかけたイングランドの伝統的なデザートだった。

なお、林氏は「郷土菓子を味わい、気持ち悪くなったら胃薬を服用するというサイクルで格闘していた」と明かした。

この土地ならではの郷土菓子

林さんが向かったのはウェールズの町カーディフ。

青空マーケットを訪れ、チェリ・スタドンさんが作る郷土菓子のウェルシュケーキを実食。

素朴だが深い味わい.

スタドンさんはレシピを教えることを快諾してくれ、林氏は自宅に招待された。

スタドンさんの母親、ベッティさんによると、戦時中は砂糖が余りなく、ラードやバターで代用していたという。

ウェルシュケーキはウェールズの郷土菓子で、子供が帰省すると持たせてあげるという。

名産品を使った郷土菓子

次に向かったのはスコットランド。

ダンディーは古くから港町として栄えた街です。

ここはマーマレードの発掘地として知られています。

なぜオレンジの産地でもないこの街で生まれたのでしょうか。

18世紀にスコットランドの交易拠点だったダンディーにスペインの商船が漂着。

船に積んでいた苦味の強いセビリア産オレンジが痛みかけていました。

食料品店を営んでいた男性がみかねて全て買取りましたが、セビリア産オレンジは苦味が強くそのままでは食べられません。

そこで男性の妻が砂糖を足して煮詰めることを思いつきました。

これがマーマレードが誕生の物語と言われています。

林さんはマーマレードを使った郷土菓子を探しに来た。

街の人にオススメされたのが街一番の老舗。

「ダンディーケーキ」を注文。

生地にはマーマレードが練り込まれ、スペイン産のドライフルーツ、アーモンドがトッピングされている。

街の伝統が詰まった郷土菓子です。

試食し、昔ながらの味がするとコメント。

気取らないお店の雰囲気や制服など、100年前から時が止まっている気持ちになると話す。

イギリス北部のスコトランドは街を離れると荒涼とした風景が続きます。

厳しい気候で土地が痩せている。

そんな厳しい環境で育つ大麦やオーツ麦などは土地の恵みです。

大麦から作られるスコッチウィスキーは世界的にも有名です。

スコットランドでしか生まれない郷土菓子があります。

訪れたのは古都エディンバラの老舗パブ。

スイーツとは縁が薄そうですが・・・。

「クラナカン」を注文。

咳をするように発音するという。

スコッチウィスキーが使われたスイーツです。

シェフに直接話が聞けることになりました。

クリームにクラウディという柔らかいチーズを混ぜて作られる。

オーツ麦は焼くだけで、調味料・スパイスは使わない。

ラズベリーも重要、ウイスキーはクリーム・チーズを混ぜた後にかけ混ぜる。

まとめ

林氏は「地方に行けば、それぞれの食文化がある」と述べました。

JUJUは「郷土菓子はスイーツのジャンルじゃない」と述べました。

いつの日か、デパ地下を席巻する日の到来を期待しています。

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