ガジェット愛好家のAちゃんです。
情報はネットで簡単に探せる時代です。
その影響をかぶっているのがグーテンベルグ以来の伝統を持つ印刷媒体です。
特に雑誌の売り上げは急降下。
雑誌の売り上げ収益に頼っていた街の本屋さんも青息吐息です。
渋谷の書店もバタバタ店じまい。
都心で本は読めないのか?と思っていたら朝イチ((2018年5月16日放送))で、意外な書店が誕生している話題が放送されました。
シークレットブック
オシャレなブックカフェが池袋にオープンしました。
今年6月にオープンしたドトールコーヒーの新業態となるカフェ&ブック「本と珈琲 梟書茶房(ふくろう しょさぼう)」です。
店内は豪華なシャンデリアや革張りのソファーが並び大英図書館のようなイメージです。
「読書と珈琲を楽しむゾーン」「珈琲と食事を楽しむゾーン」「物思いに耽るゾーン」「お喋りするゾーン」と4つのエリア分かれていて、
自由に読める本が約1000冊並んでいます。
「かもめブックス」陽気なオーナー柳下恭平さんに聞く、校閲のおもしろさと人生を変える3つの方法 | MISFIT LIFE
お客さんはここでコーヒーを飲みながら読書三昧に浸ることができます。
販売する約2,000冊はすべてタイトルが隠されていて中身も読めません。
袋綴じの「シークレットブック」と名づけられた書店独自の試みです。
その本の紹介文と番号がそれぞれに振られ、各書籍を読み終えた後に勧める作品の番号もあわせて紹介されています。
仕掛けたのは店主の柳下恭平さん((1976年愛知県生まれ。さまざまな職種を経験、世界中を放浪したのちに、帰国後に出版社で働くことに。編集者から校閲者に転身する。28歳の時に校正・校閲を専門とする会社、株式会社鴎来堂(おうらいどう)を立ち上げる。2014年末には、神楽坂に書店「かもめブックス」を開店。町の憩いの場として、多くの人に愛されている))。
「小説を読む人はいつも小説。ジャンルをまたぐことが少ない気がして、
カバーをかけて中身をわからなくすることで、先入観を取り払って我々のレコメンドだけ読んで勘で選んでもらう」
と語っています。
〒171-0021 東京都豊島区西池袋1丁目12−1 Esola池袋
電話:03-3971-1020
まとめ
この店には1日に500人以上が来店。土日は行列ができる人気ぶりだといいます。
選書
谷原章介さんのオススメは中山七里「恩讐の鎮魂曲」。
シリーズの第3弾で、人が再生されていく物語。できれば第1弾から読んで欲しい、弁護士がとても魅力的だそうです。
山口もえさんのオススメは「せつない動物図鑑」。
動物が切ないエピソードとともに紹介されている内容です。動物を違った角度で見ることができて、せつないという言葉がよいそうです。
雨宮萌果アナオススメは石田衣良の「再生」。
挫折を乗り越え人生を切り開こうとする人たちの短編集。