コンビニ電子タグ1000億枚の衝撃

7年後、コンビニレジから人がいなくなるかもしれません。2025年までにコンビニ各社の全ての取扱商品(推計1000億個/年)にRFID(電子タグ)を利用することで、深刻化する人手不足への対応や複雑化する店舗業務の効率化をめざすという、未来社会を先取りする試みが始まっています。

私たちの生活に欠かせない存在となったコンビニエンスストア。便利さの代償として様々な問題に直面しています。例えば、絶え間なく登場する弁当やスイーツなどの新商品は、ロスや返品といった課題があります。また、現場スタッフの負担増や人件費などの運営コストの増大さも悩みの種です。人間に背番号はつけられませんが、商品だったら番号をつけて管理できます。商品版「国民背番号制度」の発想が実現に向かって歩き出しました。

写真1:完全自動セルフレジ機「レジロボ®」、写真2:電子タグ読み取りイメージ、写真3:電子タグ貼付商品
レジが無人になったからといって、商品の補給などに人が必要ですから、無人店舗にはならないでしょうが、賑やかな雰囲気がなくなることは確実です。コンビニバイトの口も減るでしょう。ネットの世界ではあたりまえの「タグ付け」がリアルな世界にもあふれだし、いずれは人にもICタグが埋め込まれるというSF映画で描かれた世界が日常となる日も遠くない気がします。

2025年までに、セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、ニューデイズは、全ての取扱商品(推計1000億個/年)に電子タグを貼付け、商品の個品管理を実現する。

<参考資料>「コンビニ電子タグ1000億枚宣言」を宣言|ローソン