台本を書くだけでテレビ番組が簡単につくれる

Web文芸誌『マトグロッソ』は、「いま、誰かと共有したくなる作品」を共有するプラットフォームです。その原義はポルトガル語で「深い森」。哲学研究者の内田樹氏によって名付けられ、2010年5月にオープンしました。

「webによる表現ならば活字媒体に限ることはない」と生まれたのが『マトグロッソTV』です。Web文芸誌マトグロッソで連載中の「木曜新美術館」の動画と、アートに関するニュースをお届けするチャンネルでは、アバターのキャラクターが司会する番組が上映されています。

パソコン上で描いたテキストは、自動的に音声に変換されます。画面の人物は雛形が用意されていますが、自分でデザインもできます。これまで撮影した映像をテレビ番組のように編集するためには専門知識やツールが必要でした。この壁をいっきに低くしたツールが無料で公開されています。それが「TVML」という仕組みです。

マトグロッソTVは、NHK放送技術研究所で開発された「TVML」技術をCG生成エンジンとして製作しています。「TVML」とは、台本を書くだけで“テレビ番組”が作れる画期的なソフトで、NHK放送技術研究所のサイトで無料でダウンロードすることができます。

TVML – TVprogram Making Language : TVMLとは何か?

開発したのはNHKの技術研究所といえば信頼性も十分。簡単な番組作りから始められるので静止画を組み合わせたり、自撮りした動画などを使えば、自分だけのネット放送局を開局することもできます。映像表現の世界が広がることで生活がもっと豊かになりそうな気がします。