調理現場がエンタメ・ライブになる時代




「キッコーマンライブキッチン東京」の画像検索結果

スマートキッチン

11月1日有楽町にライブ型のレストラン「キッコーマンライブキッチン東京」がオープンしました。

シェフがキッチンに立ちながら食材の紹介や調理の説明をして、参加者は実演を学びながら料理を味わうという、これまでになかった楽しみ方ができるのが特徴です。

新たに導入されたのが、人工知能(AI)が即座に翻訳する「ライブトーク」というシステムです。

来日した外国人も楽しめる店作りを目指しています。

富士通が開発したこのシステムは、シェフの説明を即座に人工知能(AI)が英語や中国語など20ヶ国語に翻訳して客のタブレット端末に文章で伝えるというものです。

異なるジャンルの著名なシェフが月替りで登場。

全国から集めた特産品を使って献立を披露するので食通を自認するファンにはライブ・コンサートを聴きに行くような興奮が味わえそうです。[note]完全予約制。全席禁煙。コースは一人1万円~1万5千円(税込み、サービス料別)[/note]

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調理がエンターティンメントになる

日本ではコミュニケーションツールとして期待されているテクノロジー。

アメリカではAIの技術を調理現場の支援として位置づける「フードテック」という事業が始まっています。

プロの料理人しかできなかった火加減や材料の処理方法をアプリやセンサーを駆使して支援していくものです。

欧米の調理器具メーカーも一気に製品化に動いていると聞くと時代の大きな変化を感じます。

サンフランシスコに誕生した料理スタジオも動きの一つと言えそうです。

Tinker Kitche

Tinker Kitchen by Dan Mills — Kickstarter

月額制で利用できる料理スタジオ。プロが使う器具をIT技術で細かく制御できることから、家庭の台所ではできなかった高度な献立にも挑戦できる。最先端の調理器具を月125ドルで使えることから「頭の中で考えついたレシピを試す場」として活用してほしいと、運営するダン・ミル氏は話ています。


私たちの機器のランダムサンプリング:デジタルプローブ付きコーヒーロースター、サーチャール、パスタ押出機、液体窒素、チョコレートテンター

ティンカー・キッチンは、レストランや専門の食品メーカーで働くプロが使うような最先端の調理器具に家庭で料理を作るひとたちが簡単にアクセスできる「キッチン遊び場」のようなものをめざしています。
私たちのキッチンには、湿度や蒸気の制御機能を内蔵したドイツ製の「コンビオーブン」や、商業用ディープフライヤー、ウォークレンジなど、複数のオーブンを用意しています。スパゲティを作るために使うパスタ押出機や、3つのタイプ(バッチ冷凍機、パジェットジェット、さらには液体窒素)のアイスクリーム製造装置もあります。デザートのチョコレートや食後のコーヒーもドラム焙煎機からデュアルボイラーエスプレッソマシンなどを使って味わうこともできます。
遠心分離機(冷蔵庫とスピンゾル)、脱水機、凍結乾燥機など、粉体や化学物質の知識を料理づくりに活かしたいと考えている人にとってはまさに料理の実験室です。
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まとめ

プロの漫画家のアトリエにテレビカメラが入って、創作の一部始終をライブ配信するように伝える番組がありました。

プロはどんな道具を使っているのだろうとか、作家によって制作スタイルはぜんぜん違うものだなとか、作品を手にとったときな感じた以上の気づきや驚きがありました。

大量生産された商品を安く買う時代が終わりを告げ、希少なものや、ライブ会場のような体験を楽しむものに価値がつく時代です。調理という行為自体に価値がつくというのも時代が変わりつつあることを実感させられます。




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ガジェット愛好家です。世の中にあふれるモノゴトはすべてヒトが作り出したもの。新しいモノの背景にある人の営みを探るのが大好きです。発見した情報はまとめて発信しています。