「ゴシックハート」「怪談生活」刊行記念トークイベント 「ゴシックな時代の、日常に潜む怪談について」


幻想的な作風で知られる作家の高原英理さん。本格ゴシック評論『ゴシックハート』に続いて、江戸から現代までの怪談・奇談を集めた『怪談生活』の2冊が相次いで立東舎から出版されます。その刊行を記念して、高原英理さんと、ライターの倉本さおりさんの対談が企画されました。

これから私はゴシックな意識について語ろうと思う——。
「ゴシック」とは何か? 文学、絵画、写真、映画、マンガ、アニメなど、ジャンルを超えて分析していく本書は、死と暗黒、怪奇と恐怖、残酷、異形、廃墟と終末などに象徴される精神の形を起源から辿り、その現代的意味と価値を明らかにする本格評論だ。
色ならば黒。時間なら夜か夕暮れ。場所は文字どおりゴシック建築の中か、それに準ずるような荒涼感と薄暗さを持つ廃墟や古い建築物のあるところ。現代より過去。ヨーロッパの中世。古めかしい装い。温かみより冷たさ。猟奇的なもの。頽廃的なもの。あるいは一転して無垢なものへの憧憬。その表現としての人形。少女趣味。様式美の尊重。西洋由来の神秘的イメージ……。そんな世界に惹かれるあなたは、まぎれもなく「ゴシックハート」の持ち主なのである。

アニメーションの世界では一定のジャンルを確立した「ゴシックの世界」。高い評価を得た「魔法少女まどか☆マギカ」(美術担当:劇団イヌカレー)が記憶に新しいところです。

「ゴシックハート」「怪談生活」刊行記念のトークイベント「ゴシックな時代の、日常に潜む怪談について」では、若い人を引きつけてやまない神秘的な世界観の意味と価値を探ります。

2004年に発売されて一躍話題となった『ゴシックハート』が、2017年に文庫化され、今の時代を生きる人々にどう受け入れられるのか。ゴシックにつながる最新刊のテーマが、どうして「怪談」なのか。作家の創作の背景を、新聞、週刊誌、文芸誌等にて書評、インタビュー、コラムなどを執筆する、書評家の倉本 さおりさんが深く切り込みます。

3/24(金) 19時~ 高原英理さん×倉本さおりさん『ゴシックハート』『怪談生活』(立東舎)刊行記念トークイベント 「ゴシックな時代の、日常に潜む怪談について」 | 東京堂書店 最新情報

開催日時:2017年3月24日(金) 19時00分~(開場18時30分)

開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール

参加方法:参加費 500円(要予約)