イッピン「北の大地で生まれたバッグ~北海道 革製品 ~」

イッピン「北の大地で生まれたバッグ~北海道 革製品 ~」

かつて馬具作りが盛んだった北海道。いま、その伝統を生かした、ユニークな革のバッグが作られている。馬に乗せる鞍の形をしたショルダーバッグ。エゾジカの柔らかい革を使ったハンドバッグ。そして機能的で丈夫なボストンバッグ。それぞれ、革の性質を熟知した職人たちが、丹念に作り上げた 革製品 だ。そこにはかつての馬具作りの技術も生かされ、デザイン性にも優れている。女優の田中道子さんが、手作りの現場を訪ねる。

【リポーター】田中道子,【語り】平野義和

放送:2019年6月11日

イッピン「北の大地で生まれたバッグ~北海道 革製品~」

令和の時代が幕を開けました。
即位した天皇が伊勢神宮に拝礼する信越の今回も秋に予定されていますが
その時使われるのが理想馬車でこの場所に使われるバッグ。
北海道にある馬具メーカーが作りました。
どのメーカーがバッグを手掛けます。

「可愛い何この形見たことないよ」

馬につける鞍をイメージしたショルダーバッグです。

「全ての箇所が曲線での構成となっておりますので、見た目もすごく柔らかい雰囲気になっていると思います」

北海道に生息するエゾシカ。
その革を使ったハンドバッグがこちら。
丸くて柔らか。
大胆なデザインで女性に人気です。
こちらは牛革製のボストンバッグ。
横に開け閉めできます。
高級感があるうえ丈夫でいつまでも使えると評判です。
今日は北海道の大地から生まれた個性豊かな革製のバッグに迫ります。

日本で唯一の馬具メーカー ソメスサドル

北海道・砂川市にある「ソメスサドル(SOMES SADDLE)」は、
昭和39(1964)年創業の日本で唯一の馬具メーカーです。

ソメスネットショップ / TOPページ

ころから北へ車で一時間。
広大な自然に囲まれた砂川市。
逸品リサーチャーは女優の田中道子さん。
まず革のショルダーバッグを製造する工場へ。
こんにちは
今日は出迎えてくれたのは岸本信彦さん。

こちらは何の作業されてらっしゃるんですか
それを作ってますかねー

ぐらいや鐙など馬具を作って50年になるといいます。
かつて北海道では農業屋運搬に多くの馬が使われ、馬具作りも盛んでした。
しかし次第に需要が減り、今ではこの工場だけになってしまいました。
武豊さんをはじめ多くの有名機種がここで作られる馬具を愛用しています。
馬具作りの技術を生かしてヒット商品を生み出せないか。
そんな想いから開発されたのがこのショルダーバッグだったんです。

張り子の鞍のフォルムですね
これが美しいことで鞄にもニューヨーク州ということで立体的なカバンが生まれました
こちらは今何の作業革の裁断するところなんですけれど、使うのは牛革です」

そもそも半分甘く裁断すればごのいち二つできるといいます

まず革のチェックをします。
傷は後は虫に刺された跡とか。
よく見ると虫やダニに噛まれた跡など様々な傷があります。
裁断前に入念にチェックしていきます。
職人の長嶺さんはこの道25年。
慎重に傷をつけながら型を置き裁断します。

どの場所からどのパーツを取るかその見極めが大事なんです
あと革もむきやすい方法の醜い格好ってのは西にある
見極めながら肩入れしないととんでもない鞄になってしまいます。
ちなみにその伸びやすい方向っていうのは縦に伸びやすくて
このフィギュアは背中にかけてからは横に伸びやすくなって

20個ほどのパーツが切り抜かれました。
これらを縫い合わせていきます。
担当するのは職人歴22年の平井雄二さん。
最も難しいのがバッグの上のくぼんだところ。
長年馬具を作って培った技術が存分に発揮されます。
左右それぞれ反対側にカーブした二つのパーツ。
これを縫い合わせていくというのですが、腕ミシンと呼ばれるバグ作り用のミシンを使って
曲線を合わせながら
ひとめひとめぼれを曲がらない
ように慎重にあい皮のはちとえーとの間が一定になるように慎重に縫い進めます。

じゃないんですけどどうですかはいちょっとこういう形になってすごいこれ
なんでこんな顔してるんですか
後でカバーを閉じた時にこの曲線が出るの
裏側はご覧の通り
ご理解してみると見事に美しいカーブを描く形になっていました。
これをバッグの本体に取り付けます。
接着剤で固定し、その後ミシンで縫い合わせ小さな花を手にしました。

初めて見ました
パリ大瀬戸部分がずれてるので
小さいかんなを使って削って出来るだけ平らに整える
そもそも削るんですね
そうですね結構大胆に消すように見えるんですけど
なるべくこのミシンの糸と革の距離が同じぐらいになるよ
これで会いたいと思ったんですけど
あのさっきはに枚に分かれてるなって分かりやすかったんですけど
平らになったぶんちょっとこれでいち枚のようなそうですね

1枚にする感覚で削った部分にボディの色に合わせた染料を塗り、全量を熱で溶かして革に染み込ませます。
さらに紙ヤスリで磨いて出来上がりです。

手間暇を惜しまない職人の手作り直線だけで構成された美しいフォルムです。
クラの技術を作る技術それを生かしたかばん作り
明日からも皆様に末永くずっと使っていただきたいというようなカバンを作りを目指して

エゾシカの革を活用「EZOバッグ」

北海道でエゾシカの革を使ったバッグや小物の制作・販売│24K

北海道のエゾシカ昨日川
いやらしい被害が拡大しています。
その上駆除したものは利用法がなかなか見つかりません。
ここは札幌市にある革製品のショールーム。

これかわいいすごいユニックの形しかだから可能な格好
革の質感がちょっと違う気がしますね
柔らかいですね

このハンドバッグ。エゾシカの革で作られているんです。

デザインがユニークですよね
でも使い勝手も良いんで
そこには様々な工夫が上からは中身が見えません
それでいて革が柔らかい為
広げやすく収納はたっぷり。
駆除して捨てるしかなかったエゾシカの皮はそれを利用して
こんなおしゃれなバッグができたんです。
工房は札幌市内にあります。
デザイナーのバグ作りも手掛けています
これがあのエゾシカの革になってます。
北海道の野生の鹿なので本当にメモを駆け巡った傷とか海とかいろんな跡がありますが
昨日中をくぐっていくので枝で傷ついたりとかあとこういった穴ありません
さっきも肺がん
これが銃弾の穴でこれ
ちょっと打つならではの傷が至る所にあるため
一つのバッグを作るのに仕事を文の革が必要だと言います。
と皆さん思ってなくてもほとんど捨てられているものだったので、それをあのエゾシカの顔が真っ赤になるんだよってことを犬さんに伝えたいなっていう思いで父親が授業を行っていたため
小さい頃から吉川身近な存在でした
そこでクリオ思い立ち手がけるようになったのです。
エゾ鹿の革にはバッグに適した軽さとやわらかさがあるといいます。
あるさとやわらかさの秘密を専門機関で検証してみました。
用意したのは牛革とエゾシカの皮です。
電子顕微鏡を使い二つの皮の専用比較してみました。
左が牛革右側エゾシカの革です。
黒く見える部分は繊維の間にある空間です。
エゾシカの方がすきまが多いことがわかります。
全員に隙間が多いためエゾシカの革は軽量で柔軟性に優れているので肌触りも抜群
その作り方です。
エゾ鹿の革にもう一枚革を重ねました
国産の豚顔をしよう
メモして近場は一枚だと高くて倒れてしまうので少しこうピンとハリをもたせるために厚めの革に入ってちょっと綱張りのある確かにこれなら土台になっても全然自立するぐらいの優れたあと
丸きりと呼ばれる道具で線を引きます。
線に沿って一気に裁断していきます。
それで見てるこっちが息止まってました。
一筆書きというかもう一発出ちゃうんですね。
帰ったら15のパーツが出来上がりました。
次はNGという作業になります。
手縫いをしていくので体のために目を先に打っていくっていう作業ですね
針を通す穴あらかじめ開けておくんです。
本当に一目ずつですね一個ずらしてそうですね。
この一つでも重ねて一つ一つ革の縁に沿って穴を開けて根気のいる作業です

穴を開け終わったら馬と呼ばれる道具に革を挟んで固定します
はさみ終わったら糸を通します。
なんと糸の両側に針を付けるんです。
その二つの針を交互に穴に通していきます。

すごい

田中さん興味津々です

西梅田と上糸と下糸が絡まってるだけなので、一気に候補釣れるって事があるんですけど
てん年は開会クロスしてるのでほつれるっていうことがない
丈夫な作りミシン縫いでうわ糸は常に上下糸は常に下です
一箇所糸が切れると全体が抜けてしまいます。
ドクロが手縫いではうわ糸と下糸が交互に入れ替わります
もし切れても簡単に糸は抜けません
田中さんもチャレンジしてみることに
サボテン
あやっちゃった
ねとねと結果はご覧の通り綺麗に縫うのは簡単じゃありません。
作業を始めてしちじかんハンドバッグが出来上がりました。
360度どこから見ても美しいですよね。
野生のエゾシカが優美なデザインと使いやすさを兼ね備えた
ハンドバッグに生まれ変わりました。
まだまだのほとんど捨てられているもったいない素材なので小物とかまあの始まり
全部たくさんの革を使ってあげるような取り組みをしていきたいと思っています

馬具の鞍の美しいフォルムを再現したボストンバッグ(いたがき)

オンラインショップ – 鞄いたがき(ITAGAKI)

旅行する時よく使うのが大きなボストンバッグですよね。
中に入れた物の出し入れがちょっとめんどくさいなーって時ありませんでも
こちらをご覧ください意外と軽いびっくりした
しかもこれなんかポスターのエッチこの後のボストンバッグ
横から開くことができるんです。
普通は上からしかものが出せませんよね。
でもこれなら簡単に下にあるものも取り出せます。
作られているのは北海道の赤平市です。
今日は鞄職人の堀内健一さん。

在庫がありますのでちょっとをご覧になって下さい

並べられていたのは様々に加工された1700枚もの牛革です。
その中でボストンバッグに使われるのはこちらの三種類。
使うパーツによって硬さや厚み表面の仕上げが違う革を使い分けます
ここではパーツは機械でカットします。
その際に使うのが金型なんと数千種類もあります。
ボストンバッグ用の型抜き作業を見せていただきました。
パーツは全部でよんじゅーよん枚ポケットが沢山あり、補強に使うパーツも多いのでこれだけの数成増
厚生は堀内さんの担当装飾部分には爪の皮口角部分には厚めの皮を使います。
中でも手間をかけるのが強い負荷がかかる取っ手の部分
丁寧な仕上げが要求されます。
取っ手の両側にはもう一枚革を重ねて縫い合わせます。
補強のためです。
麦割ったら上糸と下糸を結びます。
寝っぱなしだとやっぱ解けちゃいますので止めます
結び目はほつれないよう、火で溶かししっかりと固定します。
さらにもう一枚革を重ねて補強を万全にします。
手で握るグリップの部分は持ちやすいよう、皮を丸めて握り具合を調節したら、グリップの中に革製の丸い棒を差し込みつぶれないようにします。
見た目も美しく丈夫な取っ手が出来上がりました。
これを金具でボディに取り付けます。
機能的で高級感あふれるボストンバッグは長く使うほど味が出るといいます。
お客さんから修理の依頼も持ち込まれます。
これ何年ぐらい使ったか9月か10年
内装部分の革を張り替えます。

しかし外側の皮が伸びているため合わせるのが難しいんですが柔らかくなる鳴門本館はないんですよ長さがそれを合わすんです

上手く新しい文作るよりも治す方が技術が経験と技術が新しい
バッグを作るよりも難しいとされる修理。
それは職人の腕試しの場でもあるのこれで出来上がりです

新品もすごく好きなんですが上品ででも機ですねこういうちょっと傷が入ったりとかホントに世界でひとつだけのバッグになるんだなって感じしますね

使い続けるうちに世界にひとつの自分だけのバッグになる。
そんなバッグを作り続けたいと堀内さんは言います。

「か送ってたして使ったら使っただけ返ってくる。だから子供を育てるのと同じような感じて愛情を注ぐと帰ってくるようなもうなってお客さんやっぱり満足していただくやっぱ商品作りをこれからもやっていきたいなと思います」


エロ動画アゲサゲ職人たちの手でひとつひとつ丁寧に作られていく革のバック。
北海道の大地にバグ作りの伝統は確かに息づいていました

商品情報

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