【ランキング】芸術新潮 日本アニメベスト10
2018.02.11更新
テレビ愛好家のAちゃんです。
一般の人には馴染みが薄いかもしれませんが、
深夜帯で放送されるアニメーション番組は世界から注目される”日本ブランド”です。
ゴールデンタイムで放送されるドラマやバラエティは知らなくても、
深夜のアニメのことなら知っている外国人は子どもから大人まで数多くいて、
そういう人たちが旅行客としてやってくるのです。
アニメーションはマンガと並んで、日本が誇る芸術だと私は思います。
絵を描くことにかぎらず、演出方法や物語設計、音楽を含めた音響に至るまで、
様々な才能を結集して作り上げるのがアニメーションだからです。
さて、
今月号の”芸術新潮”が意外な売れ行きになっています。
行きつけの書店に並んだ本もあっという間に残り2冊になりました。
売り切れる前に一冊手に入れました。
芸術新潮が選んだアニメ作品とは
美術作品やアート・デザイン、そしてアニメまで。
今が旬のアート・芸術を掘り下げるのが「芸術新潮」です。
9月号の特集は「日本アニメ ベスト10」。
1917年にはじめて国産アニメーションが作られてから100年を迎えた日本アニメは、独自の進化を遂げました。
アニメに造詣の深い批評家30人にアンケートを実施し「日本アニメ100年の歴史の中で、もっとも重要だと思われる10作品」を選びました。
手応えを感じる作品群のタイトルがファンの心を揺さぶります。
ベスト10
1.新世紀エヴァンゲリオン(テレビ)
2.機動戦士ガンダム
2.宇宙戦艦ヤマト
3.AKIRA
5.くもとちゅうりっぷ
5.鉄腕アトム
5.風の谷のナウシカ
5.魔法少女まどか☆マギカ
5.この世界の片隅に
10.天空の城ラピュタ
10.GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊
12.うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー
12.火垂るの墓
12.君の名は。
15.白蛇伝
15.伝説巨神イデオン
15.少女革命ウテナ
15.新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に
15.千と千尋の神隠し
15.ほしのこえ
現代美術家・村上隆が挑む新作アニメーション
2016年12月30日に放送され、未完成のままオンエアされたことで話題となったアニメ作品が「6HP」。原案・監督は現代美術家として知られる村上隆さんであることもあり、話題を呼びました。その完成版が9月に放送されるもようです。
世界的な現代美術家の村上隆さん(54)が監督を務める注目のアニメ作品『6HP/シックスハートプリンセス』が2016年12月30日、プロジェクト立ち上げから6年の期間を経て、ついに放送される。
特集企画では、村上隆さんのインタビューです。作品づくりの苦労を知ることで、芸術とアニメーションとの違いをうかがい知ることができます。
まとめ
一週間で50本近くのテレビアニメが放送される日本はアニメ大国。
ゲームまで含めると2016年のアニメ関連コンテンツは2割近くの売り上げ増を記録していると聞きました。
もはや年少者向けの娯楽作品とは言えないのがアニメというジャンルなのかも知れません。
アニメファンにとって時間はいくらあっても足りません。
ゲームランキングの楽しみは見落としていた作品に出会ったり、
異なる評価に触れることで
これまで気付かなかった作品の新しい魅力に気付くことです。
芸術新潮 2017年 09月号 [雑誌]
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