テレビ愛好家のAちゃんです。
有吉の夜会で見たスグレモノグッズ。
番組に登場したのが日本一の実演販売士のレジェンド松下さん。
赤いエプロンがトレンドマーク。週7本の通販番組に出演。中国語で本も出版され、アジアでも人気です。
東急ハンズなど全国の有名店で実演販売の実績をもつ販売のプロフェッショナルです。
年商22億円の企業の取締役でもあったんです。
レジェンド松下さんの実演販売の力はすごいですね。物欲のツボを刺激されました。
実演販売のスグレモノ
番組の取材班が訪ねたのは松下さんが住む横浜の自宅。
実際に使っているという実演商品が紹介されました。
包丁はフライパンと同じコーティングをしたもの。
誰がやっても絶対失敗しないワインオープナー。
マグネットでキッチンにくっつくキッチンツール。
裏側に板があるクッション&テーブル。
トマトなどの味がワンランクアップするという、アルカリ電解水。
12kgの重さに耐えるフック。
スタジオではほとんど力を入れるにスライスすることができる夢ゲンスライサーが実演されました。
画期的な商品におもわず見とれてしまいます。
商品の評価とは
でもね・・・・・。
冷静に考えてみました。
あんなに簡単に問題が解決するなら、そのへんで売っているものなんか売れないはず。
本当のところはどうなんでしょう。
裏をとってみたくなりました。
実演販売に強い影響をもたらす”臨場感”というその場の力が働かないので少し冷静になれます。
さて、
ニンジンを切ったり、アボカドを真っ二つに切っていた包丁。
野菜の切り口は鏡のように光っていて、切れ味の凄さが伝わってきます。
商品名は「スーパーストーンバリア包丁」だそうです。
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スーパーストーンバリア包丁 牛刀 180mm コーティング キッチングッズ 調理器具 料理 クッキング 便利 アウトドア 台所 キッチン 日本製 お手入れ 簡単 切れる 切れ味抜群 レジェンド松下 TVで紹介 職人による手作業仕上げ 高品質 刀鍛冶 |
表裏各6層のストーンバリアコーティングが売り物の商品です。
刃先はモリブデンバナジウムステンレス刃物鋼。
岐阜県関市の職人が一本一本研いでいる。とうたっています。
セラミックの包丁の一種なのでしょう。
本当にお買い得な商品かどうか。
ユーザーレビューを見ると利用者のリアルな評価をみることが出来ます。
[btn class=”simple”]ストーンバリア包丁[/btn]
まとめ
松下さんはプロの実演販売士なので仕事ぶりを見るいい機会ともいえます。
生活を豊かにする商品が次々と生まれています。
購入するに値する商品を紹介してくれる鑑定人・キュレーターの役割がますます重要になってきます。
ただし、テレビの制作者の姿勢としてはどうなのでしょうか。
テレビでは嘘は言っていませんでした。
しかし、切れ味が長く続くとも言っていませんでした。
私たちはそれをすべて試して購入する余裕はありません。
一面しか見えない商品をテレビがいっしょにもちあげることの善し悪しを感じます。
テレビは「紹介しただけだよ」というかもしれませんが、公共の電波を使っているのです。
なにごとにつけても、一瞬の出来事を見てものごとを評価する前に、ちょっと間をおく余裕を持ちたいものです。