格闘ゲーム・キャラをうまく描く秘伝の書がある

 美術解剖学が培ったゲーム産業

30年間戦闘ゲームを作り続けてきたゲームソフトメーカー「カプコン」カプコンが格闘ゲームの制作で培ったノウハウはゲーム制作の芸術に影響を与えました。カプコンアートディレクター亀井利行さんが公開したのが、格闘チームに代々伝わるデザイン書「あやしい美術解剖図」です。初期のPCで使われたのがドット絵です。そのの限られた解像度で、人体を表現するために必要な情報を取捨選択するためのノウハウ等が書かれています。

「足首やアキレスの周辺は細いと思われがちだが実際は太い」「肩があごの高さより高くなるためには頭部が下がる以外には腕を上げる。肩を前にする等しないといけない」など観察のツボがまとめられています。

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