N・S・ハルシャ展:チャーミングな旅~多様性、世界の縮図

「N・S・ハルシャ展:チャーミングな旅」 多様性、世界の縮図

現代アートの展覧会で知られる森美術館(東京・六本木)。

現代アートの発信源はニューヨークやヨーロッパなどの西洋が中心で東洋の作品に触れる機会はあまりありませんでした。

森美術館が注視するのがアジアを中心に活躍する中堅アーチストたちです。

なかでも最近注目されるのが中国、アフリカ、インド、中東などの国々です。これまで見たこともないような作品を発見することが増えてきたような気がします。

「チャーミングな旅」とサブタイトルがつけられた展覧会はインドの美術作家の作品を集めたものです。

作品を眺めているとインドといえばターバンやカーストといった画一化されたイメージが一変すること請け合いです。

N・S・ハルシャは、南インドの古都マイスールに生まれ、現在も故郷を拠点に活躍するアーティスト。南インドの伝統文化や自然環境を基盤に、グローバル化するインドの社会を、政治を、人間を見つめ、歴史と現代、地域と世界、継承と変化を、絵画を中心に彫刻やインスタレーションなど、多様な表現にしています。

美術:「N・S・ハルシャ展:チャーミングな旅」 多様性、世界の縮図=評・高橋咲子 – 毎日新聞

マイスールという一地方都市からインドの多様性をテーマに描き続けてきたハルシャの作品には実に大勢の人々が登場します。この点はガンジス川の沐浴そのものですが、画面をよく見ると様々な発見があります。老いや若き、職業や人種、はては人間以外の存在まで画面に登場します。描かれたキャラクターは約2000人。ハルシャは世界の複雑さや危うさ、さらには存在の悠久といったメッセージを寓話的な表現で描きます。


森美術館 Mori Art Museumさんのツイート: “「N・S・ハルシャ展」のみどころ(2)より
排他的なものの見方が広がりつつある先進国の風潮に慣れた目から見ると、ハルシャの作品からは、世界の秩序を保つ多様性というものが改めて感じられます。

REALTOKYO | Column | 東京の仕掛人たち | 第3回:片岡真実さん(森美術館チーフ・キュレーター)

 

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