イッピン「キラキラ まばゆく!~宮城 仙台のガラス製品 ~」

赤と白のストライプに市松模様。鮮やかでポップにデザインされた花器は、 仙台のガラス製品 。色ガラスを組み合わせて作るのだが、模様が崩れないよう成形するところにガラス作家の驚き技が!一方、深みのある緑色が魅力のグラスは、広瀬川の河原から採った「あるモノ」から生まれるという。その彩りのもととは!?まばゆいキラメキと彩りで感動を与える万華鏡など、仙台のガラスのステキな色世界を女優の南沢奈央がリサーチ!

【リポーター】南沢奈央,【語り】平野義和

放送:2018年11月11日

イッピン「キラキラ まばゆく!~宮城 仙台のガラス製品~」

リサーチャー南砂さんが覗くのは実は全てガラスで作られているイッピンです。
重なり合い変化する不思議な世界は大人にも大人気
本日の逸品仙台で作られたガラス製品
期待にこだわった作品が次々誕生している
前代淡い色付きの器は自然を生かした独特な手法から生まれたもの
こちらは鮮やかで大胆な模様が目を引く花屋
カラフルなストライプに市松模様竜の表情が楽しめるんです
様々な色が織り成す仙台のガラスの魅力に迫ります

仙台中心部から車でさんじゅっぷん
山に囲まれた秋家区
南砂さん
早速花入れが飾られたギャラリー蹴鞠のようなフォルムに
鮮やかな赤が目を引きます
えーとつの柄がひとつに入ってんの面白いですね
しかもなんかすごく花との一体感もあって
綺麗なまん丸の花入れも見たことないですね
大胆な柄は和柄がモチーフ
まるでペイントしたかのような風合い
実は全て色ガラスを組み合わせて作っているんで

今日はリレー工芸デザインを学び
地元仙台で活動している鍋田尚男
寒さを持っ
てデザイン性の高い作品は全国的に
も人気なんだぞ
はいそれ見た時にと思いました
そうなんですね
皆さんそういうんですけど
まだからこういう行為などの表面に塗ってるわけじゃなくて
細かいパーツを作るんですね
こういうところも困るいっちゃなパーツを作るはい
これでこういう色はまず全部作ってそれから柿にしたりお皿
にしたりいろんな形にしてください
色とりどりのパーツを組み合わせて生まれるガラス

一枚を作るのにせん以上ものパーツを使う事もあるんだ
あないでの模様がどう作られているのか
業を見せてもらいましょう
まずわんレースになる赤色使うのは厚ささんMMの色柄
ただ言われたから
来るってよりも外すっていう考え
寸法通りにガラスを切った今度
配色を見ながら丁寧に並べます
ストライプと市松模様のデザインが完成した電気炉に入れて
溶かしていきます
はっぴゃく摂氏温度で加熱するとガラスが溶けて一枚の板に
でもこれどうやってあの丸い形にしていくんでしょうか
鍋田さんが取り出したのは真っ赤に寝てたから
先ほどの板ガラスも再び熱して着きました
ここからはガラスを通常にしていく作業
何度もねしながら少しずつ端と端を近づけていきます
一気に柔らかくすると作業は捗りますが
肝心の模様が崩れてしまうんだそう
タンメンに緻密に柄を合わせていきます
模様が繋がってきましたね
合わせるところがなかなか温度管理が難しい
開始からじゅーごふん
予約つるんとした円筒形にガラスが非常になったら
底になる部分を絞っていきます
次に力を入れてボディに丸みを持たせて行くんですか
一度に膨らます
胴模様がここでも少しずつ
そして最終段階さをチョコにつける
模様の微調整に入ります
ちょっと口引っ張りながら模様がちょっとずれてたところ
今直して今すぐに来ないですね
ストライプの微妙なねじれを直した
最後に力を入れるとみるみるうちにまんまるに
悪くなってきたすごい
綺麗な丸い形ができたら税金
終了じっくり探して完成です
調整しながら形作ってくるんですねほんとね
一気にやりたいところなんですけど
ガラス的にはとろとろに溶かして
一気にあげる方が優しいんですけどそこ人間
にね合わせてもらうのに
ちょっとずつちょっとずつ本体も届けたいんだけど
ちょっとだけちょっとだけっていう
ぬるま湯に入ってるような感じで
理想の形を追い求めて
少しずつ少しずつ
ガラスと対話しながら誕生した
逸品

仙台のガラスが生まれたのは江戸時代
長崎のビードロ職人がゴーゴー開いたことに始まるとされています
よく作られていたのがかんざし同時べっ甲は高価だったため
代用品としてガラスが重宝されていたんです
その後明治に入るとガラス作りは衰退し途絶えてしまいます
そんな仙台のガラスを復活させようとしているのが村山麹さ
行ってきたのは有名な広瀬川の上流
ここに真夏の原料があると言うんですがこれ何でしょう
船を作って
なんと村山さんのガラスの原料は瓦の砂なんです
生まれたグラスが深みのある優しいグリーンが印象的です
瓦の砂からどのようにしてこの色が生み出されるんでしょうか
まずは取ってきた砂をビニールに入れて
石灰や炭酸ナトリウムなどを加えます
全部をよく混ぜ
こんで熱すると話になるというのですが
こんな感じなんか砂が動いてますね
これが溶けてくんですか
建材屋砂の状態さん
じゅっぷんご砂に混ぜた炭酸ナトリウムが泡立ってきました
いちじかん経つと全体が泡に
実はこの時に含まれる石英という鉱物が
炭酸ナトリウムの中に溶け込んでいくので
その時化学反応が起き繋が透明なガラス
に生まれ変わります

愛知から富士看護取ろうとした状態にこれが冷えると
あのカイグリーンになるんです
日差しを受けてキラキラ光る砂実は
この光っている部分がガラスの原料石英です
地元の砂でガラスを作ろうと様々な川を訪れていた村山さん
鉄分が多い砂を熱すると緑色になることを発見しました
中でもとびっきり美しかったのが広瀬川の砂だったのです
試行錯誤を繰り返して復活させた仙台の
現在は地元の協力を得て大量の砂を集めています

自然の恵みから唯一無二の色を生み出した村山さん
ガラス作りの夢はますます膨らんでいます
日本各地にある河川で
ごひゃくヶ所以上あるわけですしたいなと思いつつ
僕はこんな色はこんな色って言うなできたらいいなと思ってますね
まだ見る色形にしたい
たゆみない作家の探求心が生み出した逸品です

南さんが最後に訪れたのは
可愛いものがいっぱいあります
変わった形のキラキラしててかわいいけどこの除くのかなすごい
すごい綺麗色が凄い
鮮やかで
よくキラキラしてます
仙台のガラスの中でも密かな人気を誇る萬花京
透明感あふれる色彩に夢中になる大人も多いんだとか
万華鏡を作り続けてじゅーなな年の佐藤元洋さん
開けるとすごく綺麗で
いつも僕らひとつひとつ手づくりでキラキラするように作って
その作り方とはマニキュアですね
その中に鏡が入ってるんですよ
その鏡を今から作ってきてちょうだい
まずは表面鏡と呼ばれるガラスを長方形にカット
万華鏡はさん枚の鏡を組み合わせて作り
綺麗な模様の広がりには三つの角度が全て同じであることが重要
テープの上に鏡を並べていきます
この時およそろくじゅードの角度に鏡を傾けるんだ
角度を出してから配置すると均一で美しい模様が出るといいます
やってみますかはいお願いします
南沢さんも鏡作りに挑戦します
なんとかはい
これで万華鏡角度が出てるか傷が入ってないかまだの釣れてます
佐藤さんの栗田鏡と比べてみると差がないようにも見えますが
鏡のズレを確認するためテープで印をつけて覗いてみると
この通り佐藤さんは
綺麗な正六角形がシンメトリーに広がっています
一方南沢さんは鏡の角度がずれていたため模様が繋がりません
行けば行くほど見てくとならまだですね
鏡ができたら声を生み出すビーズ作り
このビーズももちろんバスSさん
プラスチックのビーズに比べてどうか背が高いため
鮮やかな輝きが出るんです
まず色柄スノーボードバーナーで炙りガラスって急激に温める
下駄ところをピンセットで引き延ばしビーズにしていきます
なんか本当に変わった形ですね
このちょっと不思議な形
何やら意味があるそうですが
このピンセットでちょっとつまんで引っ張ったんですけど
このつまんだところがですねギザギザしてるんですね
膝が曲がってくれると光が屈折してそう輝きの秘密は
このギザギザしたピンセットの後光が凹凸に当たって拡散し
輝きが増して見えるんだとか
鏡を通してみるとまぶしいほどにギラギラ
そこで佐藤さん
もうひと手間加え
使うのは透き通っていないビーズ
あえて光を通さないビーズを入れると
何が起こるんでしょうご覧ください
一つ一つの色が引き立ち
模様の輪郭も不透明なビーズが光を吸収し
模様が締まって見えるんです
最後は吹きガラスで作った本体部分に鏡をセット
ビーズの入ったトップを接着剤で完成です
風邪ですかあーできましたね
どうですかじゃあもうほんといいですね
ずっとみたいなずっと見ていた綺麗です
いろんな人に見てもらって子供たちとかね
船覗いてわーって喜んでる姿とかを見るのが好きなんで
みんなに見てもらいたいな
作家のこだわりから生み出された
無限の焼酎
見る人を惹きつけて止まない
逸品です

動画大地の恵みを受け
様々な色を操る全体をガラス作家たち
今日も新しい彩の輝きを生み出しています

取材先

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ガジェット愛好家です。世の中にあふれるモノゴトはすべてヒトが作り出したもの。新しいモノの背景にある人の営みを探るのが大好きです。発見した情報はまとめて発信しています。