神化する街・秋葉原
外国人観光客が急増中の秋葉原。
昼は中国からの観光客。
夜はヒスパニック系の人たち。
朝のうちだけ見られるのが日本人サラリーマン。
かつての電気街のイメージを変えたサブカル街はここに来てさらなる変貌を遂げようとしています。
それがこの店外国人メイドカフェ「すごい・かわいい」です。
待っておりまーすわ!✨ pic.twitter.com/hgHX2X9qPg
— Sugoi*Kawaii (@SugoiKawaii_AKB) September 9, 2017
営業時間 17:00~23:00(月曜定休)
所在地 東京都千代田区外神田 4-6-10 1/3ResidenceV 8F (ロイヤルホストの前のビル)
秋葉原にできた“Sugoi Kawaii”は、外国人向けのメイドカフェ。接客スタッフはオール外国人という徹底ぶりです。
Multinational Gaijin Maid Cafe Sugoi*Kawaii
グローバル化する”萌え”
同店のサイトによるとコンセプトは「『萌え』のグローバル化」。
アニメの聖地を目指してやってきた外国人マニア層を対象に、外国籍のメイド陣が飲食サービスを提供するというものです。
希望により同店のメイド服の試着サービスも用意されています。
秋葉原を訪れる外国人観光メイドカフェを訪れた外国人観光客の声を集めると、アニメのキャラクターがそのまま飛び出してきたような服装やしゃべり方がとにかく可愛いと感じるといいます。アニメの声優のような独特な話し方に胸がきゅんと高鳴って、海外では体験できないとても丁寧なおもてなしを受けられるところが魅力のようです。行ってみたい!メイドカフェが外国人に大人気のワケとは | セカイコネクト
外国人観光客をねらえ
外国人観光客は伝統的な日本文化以上に日本の流行に興味津々なのです。
秋葉原のの名物メイド喫茶などは最たるもの。だって外国にはありませんからね。
しかし、強い関心を持って来日したものの言葉の壁は想像以上に高いものでした。
メイド喫茶に行きたくても、誰に尋ねていいかわからないからです。
さらに、メイド喫茶独特のシステムも壁となり、利用する層は限られていました。
私たち日本人にしてもメイド喫茶は広く万人に開かれた娯楽にまで定着したわけではありません。
愛好家の数がこれ以上伸びないなら、潜在的な需要を掘り起こしたい。
オーナーがそうかんがえてもふしぎではありません。
言葉の壁があるならば、言葉が喋れる外国人をメイドにしてしまえ。
そう思いついた人はエラかった。
店では「外国人による外国人のための外国人メイドカフェを目指す」とどこかで聞いたようなコピーを売りにしています。
来店するのは当然男性が多いことからメンズサイズの準備も万端だそうで。
カオスな街のイメージは、インターナショナルにカオスな街として深化・・・いや神化して行きそうな雲行きです。