イッピン「神秘のきらめき 多彩な造形~茨城のガラス製品~」

イッピン「神秘のきらめき 多彩な造形~茨城のガラス製品~」

茨城県は工芸が盛んな土地で、ガラス工芸もそのひとつ。県外から作家が集まり、多彩な作品が生まれている。緻密な模様が施され、優美な輝きを放つクリスタルガラスのグラス。柔らかな曲線、立体的な表面のグラスにはまるでイチゴのような模様が。ガラスとは思えない香水瓶は不思議な色合い。光をかざすと美しい輝きが。多彩な造形の器を作り上げる職人や作家の技や情熱を紹介。白石美帆さんが茨城のガラス製品の魅力に迫る。

【リポーター】白石美帆,【語り】平野義和

放送:2019年9月10日

イッピン「神秘のきらめき 多彩な造形~茨城のガラス製品~」

まるで水槽のように優美な輝きを
緻密な模様が一層輝きを際立たせます
すなわちこれは茨城県で作られたガラス製品
ネクシア売り座薬工芸が盛んな土地ガラス工芸もそのひとつです
県外から作家が集まり多彩な作品がうまれています
こちらは東京から移住した作家が作る
柔らかな曲線と立体的な正面
緩やかに連なる干潟はいちごのよう

さらにガラスとあるものを組み合わせた不思議な色模様の香水瓶
一見ガラスに見えませんが
光をかざせば秘めたる輝きが

些細な姿で輝きをまとう
茨城県のガラス製品の魅力に迫ります
東京から車でわずかいちじかん
広大な土地が広がる茨城県の龍ヶ崎市
日本有数の大規模なガラス工場がさんじゅー
年前に東京から移転しました
尋ねるのは今回の逸品リサーチャー白石美帆さん
こちらの会社ではクリスタルガラスを専門に扱っています
クリスタルガラスは一般的なものに比べて透明感があり
より輝きが強いのが特徴
中でもひときわ目を引くのがこちら
表面に繊細なカットを施したグラスですが
引き込まれる朝です

今日はよろしくお願いします
なかなか見ないデザインですね
そうですね今回のクリスタルガラス自体は透明度と青から光沢枕
大きな二つの塔腸がありますので
でそれをより生かすという意味でいうと
今回この透明なグラスにしましてて
さらにこの細いカットを配することでより輝いて見える
そういったところに
なったっていうことになりますね
グラス作りはまず税金作業から始まります
オレンジ色に見えるのがガラスを溶かしているようです
ドロドロとしているのがクリスタルが溶けたガラスを吹き
竿と呼ばれる道具に巻き取ります
中に入れて息を吹き込み形にしていきます

溶けたガラスは後から出すと冷えて固まってくるので
手早い作業が重要です
グラスの形ができました
ここに輝きを際立たせるカットを施して行きます
正確無比なカットを入れるのは
職人歴16年の稲川正臣地区つなぎという模様を
あの商品に入れ込んでいたところです
はい細ければ細いほどやっぱりその削るのが難しくて
いかに集中力を切らさず
安定した速度と技術で結果というか
そういったのが大事にかなと思います
グラスに施すのは菊つなぎと呼ばれる模様
何本もの直線を交差させて連なる模様を作ります
一本のラインの幅はなんといちMM深さも均一に揃えないと
美しい仕上がりにはなりません
作業前のグラスにはもう頑丈の目印これに沿って削っていきます
それではカットの作業を拝見
使うのは高速で回転するダイヤモンド型の砥石
どうして軍曹と石に教えてます
最初に削るのは縦と横のライン

これでマス目状になります
ここからが正念場
マス目に会いたく線を入れて菊模様にして行きます
次第に交差する欄が増えますがガイドラインはありません
まっすぐに正確に刻むことが重要なんです
高速で回転する砥石に跳ね返されないようグラス
しっかり支えながら
指先を使ってゆっくりと回すように
後の道筋をコントロールしていきます

しまいますよね
あまりこの道に持って行かれそうな顔していると
隣の線についつい食われてしまって
あの線が歪んでしまったりいうこともあるので
交差する点が増えれば増えるほど難しくなります
また来するとあり今僕どこで売ってたからみたいな
一番難しいのが竹模様の中心
何本ものラインが交差するので太く深くなりやすいからです

そのためドイツに押し当てる力加減が重要
細心の注意を払います
ノノノノこれから接点が増えてくので
あのいかに同じてっぺんを合わせて行ったっていうのが難しい
すごい世界を生きてるんですね
躊躇わずに一歩一歩着実に
結んでいきます
刻んだlineはひゃくよんじゅーいち本見事なつなぎの完成です
整形職場っていうところでガラスに命を吹き込む
言ったりするんですけど
僕なんかはあのいかに
その突っ込まれた命に対して綺麗なお家飾ってあげるというのが
まあ小倉の仕事っていうか
どうせならきれいな泳ぎたいじゃないで
なんでそういう風に綺麗
に仕上げてあげようというふうに分けてホテル
都心へのアクセスの良さと広い土地は
自宅のそばに作業場を構えたい作家にとっても魅力です
大きな櫓が必要で火を絶やさないガラス工芸
誰にも気兼ねなく制作に没頭できると県外からも作家が集まります
その中の一人を集めました
以前は東京のガラス工業に勤めていた川上智美さん
じゅーろく年前独立して茨城に工房を構えました
自分の加減で色々表現できるので
アイデア浮かんだものがすぐ自宅で試作が出来るって言うのが
こんなにたくさんの幸種類がギャラリーに揃ってるわけですよね
ありがとうござい作品の魅力はたおやかな曲線美
中でもイチゴのような模様のグラスが代表作品です
縦に並ぶ立体的な菱形が愛嬌ある表情を作ってくれるんだ
その秘密を教えてもらいます
イチゴ模様に欠かせないのが
モールという中が凹凸になっている金型
まずは大まかな形作り
徐々に大きく円筒状にしていきます
ある程度の大きさになったら可能な海つかさず息を吹き込みます
肩に入れるとガラスの表面が一気に冷えて固くなるため
スピードが勝負くっきりとした直線が空きました
どこ行ってたはーい働きましたね
はいここからが腕の見せ所として決めていきます
ガラスの先端を挟んで固定同時にさお前に向かって回します
するとあっという間にガラスがねじれて絞られた状態に
音早い
この後もう一度肩に入れると新潟模様になるんです
取り出すとこの通りでガラスをひねると
最初につけた線は斜め方向にねじれた状態になっています
その後再び型に入れると斜めの線に直線が重なり方になるんです
そしてもうひと手間加えますか
神様先程とは逆方向に竿を回し始めました
模様わずかにひねることでひし形を縦向きに調整したんです
でも模様は関係してるんですかはい
ちょっと止めてみます
目がついていかなかったです
最も気を遣うのは
2度目の方に入れるガラスの温度に階モール入れる間の焼き時間は
じゅーさん秒決まってていたからの
多摩市具合と焼き具合をのタイミングはちゃんと働いて
ガラスが溶けすぎて
模様の立体感が損なわれない経験から導きだした時間です
さらにひねり方も重要なポイント
例え同じ時間にしてもその後おひねりすぎると模様が細かくなり
全体が固い印象に
立方地鳴りが緩くても
輪郭のない平坦な模様になってしまうんですので
程よい感じで満足のいく仕上がりになるまでさん
年かかったという川上さんでもあっという間に過ぎたといいます
竿を付け替えて口元を仕上げた川上さんのいちご模様の完成です
手で触ったデコボコ感が消えないように
加減がちょっと難しいんですけど
とにかく彼の楽しいね
はいみたいな感じであるから乗るみたいな感じで
ガラスが溶けてるから服みたいな
もうただただそれだけですね

本日最後の逸品は
好きな色模様の香水瓶内容的な質感ですね
アンメルツヨコヨコ水彩画のようですね
カラス何ですか

陶器のようにも見えますがれっきとしたガラスの作品
淡い色模様は睡蓮をイメージしています
女の意地のような輝きが
チョコレートガラスと金属を合わせることでできた表情なんです
こんにちは茨城に工房を構えてさんじゅーよん年になる迫二郎さん
ガラスの可能性を追求する気鋭の作家です
雇用はどうやって出すんですか正面でこれもあるんですけれども
この分厚い金箔も完全に溶かし混んでる
インパクトガラスが合わさることで
独特な質感と不思議な模様が生まれるといいます
一体どういうことなのか
まず作品の土台作りから
ここで銀箔が登場フットを
なじませるように巻いていきます

その後炎の勢いが一番強い場所で一息
に溶かし込むんです

シーツに溶けたら模様のもとになる
青や緑の色ガラスをつけ
細かい粒上の銀王色ガラスのキワまで付着させます
ジョギングを広げながら色がこの子に馴染んで
その事によってエッジの効いた睡蓮の葉っぱができる
ガラスと銀が馴染んだらここからが本番
このを使って色模様変化させていくんです
どのこので炙って取り出すの
白っぽく見えますね
気になる性質があるんです
続いてバーナーの炎で炙っていくと
みるみるうちに金属的な質感に
なんか黄色のようなものが残る豚太郎含まれる酸素の量によって
色の度合いが変化するんだそうです
安座間産のこだわりは銀の光沢をを努力残すこと
バーナーの炎と土の微を使い分けて変化を出します
二つの炎をどのタイミングで何回やってるのか
繰り返しでして少しずつ歩みを進めます
程よい光沢の中に水彩で描いたような睡蓮を散りばめるのが理想

辞め時が難しくないですかこれはね
本当におっしゃる通り
ひょっとしたら
その先にもう一個いい形があるんじゃないかって思いがあって
同じ手順で作業しても毎回色模様や
質感の仕上がりは異なります

美しくその貪欲さが吉と出るか否か
迫さんのさんじゅー年文の経験だけが手がかりです
まあでもこんなもんで
ワラジムシにはマットよりもツヤのある感じですね
待ってることも読んだことだから
割安を求めて時よ時間を超える作業になることもあるそうです

焼き豚なかなかね
これ終わりのない世界で
やってもやってもやりきれないありませんね
唯ガラスという素材の服大好きだね
それをやっぱり歯医者からそれはもう一番の理由で
この仕事をやってもその全く苦痛みたいな感じらしい
今のところは誰セルキュア来るのだろうか
まだ見ぬガラスの可能性を追い続けます

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