水を注ぐと花が開く仕掛けの木彫作品。鉄の一枚板から打ち出されたひょうたん。次々と新しいものが生まれては消えていく現代にあって、 超絶技巧 の持ち主たちは、正面からモノと向き合い、しっかりと見る。蛇はどうやってグネグネと動き、鳥はどうやって飛翔するのか、一つの形を生み出すための作業は解剖学であり生物学であり数学でもある。彼らのモノに対する眼差しと精緻な技の世界のドキュメント。
放送:2022年7月3日
日曜美術館 「現代の超絶技巧」
どっから入るんですか
こっちから入る本物と
見まごうばかりのリアルな作品があると言います
素晴らしいいきなり作品がわかりますか
金じゃないすか彼に本物じゃないのこれ
何で作ってあるんでしょうね
今にも動き出しそうなカニ
目を凝らすと
かすかに見える木目
確かにも口調ではあるよね
あれはなんか
植物でシダ植物にかけられた白い花
同じ作家によるものです
作品ですよね
きっと本物の花じゃないの
マルコ花びらは鳥の羽っぽいするよね
軽やかな感じがします
行こうと題された今年の新作
まるで自然に咲く花よ
こちらのカボチャ素材は
工業用の鉄硬く冷たい鋼なのに
こんなに柔らかく繊細な表現
一本の木から降り出したって
凛と
した気配が漂います
リアルを追求したさん人の作家による現代は
超絶技巧その手が生み出す
鯉の世界に迫り
ます
まずは木彫あのカニの作者からお願いします
よろしくお願いします大竹両方さん
平成生まれのさんじゅーさん歳これは
あの和歌山太平洋沿岸の砂地に生息する
カラッパというカニがモデルです
本当に面白い漢字
綺麗削ってて
結構そのぴったり合わせる
のすごく難しい作業があるんですけど
その恋符生物といえば
はい額を分裂して行ってこ
出来上がっていくので
お互いに呼応しあって濃いところが
その隙間なく育ってくんですけど
技術的にやっぱりこれ
すごく難しいので買って
すごいスマブラの隙間がなく
丸く収まるのにすごい魅力を感じて可愛い
その姿からかつて
マンジュウガニと呼ばれたからった
爪も足も無駄なくぴったりと
まん丸に収まる姿に魅せられました
バスのをちょっと限定してるところもあるんです
けどほとんど全て再現していて
これ全部時差動くんですか
秀子の
水目桜カバの
捕まえ
方
右と左でハサミの形が違うんですよ
本当違うこっちふと縁ここなんか
本当に見たいなっちゃった
ここで巻貝の入り口を挟んですごいで挟んで
これがこれが家にふぉー個あるんです
喜んだ電話こっちの細いのでほじったり
その回抑えながらその取れた
んですねどこに運ぶんだろうここが口ですね
そこに唐揚げですかちょっと寒いんですけど
こちらが立ち姿堂々たる風格です
動かすことができる自在
置物は金属で作られるのが一般的
木彫で製作する人は滅多にいません
カードはどうやってハメて
ハメてるところはめてますね
本当に接着すると動かないので
このようなところ全部ハマってるんですけど
声とか本当の声にハマってるんですけど
その切ってその人を仕込む潰れるんですけど
それをまた水で復元して
膨らませることができるんですねなん
だそのギリギリに中を広くほっておいて
ぎゅっと押し込んで水で戻すとかなるって言う
本当にぴったりに作ってていう
はめ方ができるので
外でももう抜けないっていう
木の性質を知り尽くしている
ものにしかできない
木彫ならではの自在置物
さらに驚きの作品を見せてくれ
ました
これはどこが本物か
問題は何で
月明かりの下でしか咲かない花なんですけど
それとあの漱石
夏目漱石月が綺麗ですねって言ったことと
まこれをちょっとかけて
その時間を演出するってのに
特化した先にしたくて
かつて夏目漱石が
I_love_youを月が綺麗ですね
と翻訳した
エピソードを形にしたいと思った大竹さん
夏のように
1度しか咲かないと言われる月華美人に
その姿を重ねました
この作品にはある仕掛けがあります
ちょっと緊張しますね
何が起こるだろう注いだのは
普通の水動いてもそれ終わってると思う
しばらく眺めていると急に来ましたね
ほら行ってきましたよ
本物の花のように開花していきます
電流が通った
みたいなお水しか入ってませんよそうですね
しかも水の力だけで開く
水を吸ったんですか
勝ったと擦ったわけではないんですけれども
考えたってさんがいました
これも全部分解してみた
もう一個おっきく花っぽく見えるものがいい
花はどんな構造でどのように
咲くのか徹底的に調べ上げ
仕掛けを考えました
こちら奥の葉っぱみたいな
コウモリの羽をモチーフにして
本当に人間なんで夜に咲くのか
その夜行性のコウモリのを惹きつけるために
夜にすると考えられている
名前されていて
あれはコウモリの羽にして
コウモリのイメージとして材料は神代ケヤキ
千年以上土の中に埋まっていたもので
偶然発掘される貴重な木材です
独特の深い色合いは
長い時間と大地が生み出した奇跡マジ
文章のコウモリが
マキタ時に避けるかどうかって言うと
ちょっとそうでも
パーライトって本当に対する
同じような私たちは
月下美人を見ながら開いたと思いながら
作ったお守りのこと
本当に話し聞いてることが全然変わりましたね
今日は大竹さんの自宅兼アトリエは
埼玉県にあります
これが何だ
これはすごいなことが
仕事のメインでやってる机になってます
使う刃物はごひゃく本ほど
鍛治職人による特注品もあります
月6日目字曽根大両替すごい
貴重なものばっかりなんでさ
これはその月下美人に書きに使われていた
神代欅っていう子守子守の個人
それがその月下
美人の花びら花びらに使ったのは
鹿の角は大根と花火だし
見た目すかしてもらうと
完全につけるぐらいなの
花火刺身食べ頃もう一個外側に桐箱が自在
置物を作るようになったのは学生時代
木彫ではできない
と言われた事がきっかけでした
最初に取り組んだのは伊勢海老
何回も一応めぐなって
作品を作られてることは存じ上げてますけど
これ剥製剥製ですよね
全部木で作ったんですかこれ全部付けですね
こちらのヒゲは鯨の髭
これは鯨のひげなんですけど
この線が入ってる
これは漆れちゃった
彩色をしてもらっていて
こけちゃった弾力の
あるようなベランダ製作期間じゅーいちヶ月
その何倍もの時間をかけて
情報を集めました
これがその政策にするんやった
必要な情報として実物を手に入れ
自分で解体して仕組みを探ります
エビは一番見せ所てここなんです
そのほらどうしようね
これがやっぱりそのどういう書き方をするのは
本当に隙間なくここの外のアルト
中野Rふぁいぶが入っていても
ここのに点で止まっているって
あそこに動いた時に
この隙間ができないって本当だ
これは本当に難しくです
よねそ再現しようとすると
次がこっからちょっと型紙を起こして
起こしても意味が真っ黒なんですけど
これはなぜ声が必要になってくるんです
彼はその千鳥ってんですけど
もえー例えばこれを乗っけて
このこの配置だったらいけるなとかな
ここのちょっとちょっと出た部分が弱い
のでそれは
どっちの方向に持ってくるのかなとか
この機能性質を見ながら見ながら
個々の方が強いから
ここに持ってきて大丈夫だなわかった
今日開いてると
だともったいなくないように来本当に来てください
じゃないのでこのかパズルみたいに
こうやってその配置して行っ
て髪切るために
これは必要なんですよね
実際に手で触れながら
生物の構造や仕組みを納得がいくまで
とことん調査します
生物学者や解剖学者が舌を巻くほど
これはちょっと透けてる
これはわしと
ちょっと豚の毛を挟んで寿司を作っていて
で漆でちょっとコーティングしているのですが
どうしても
ここをそういう
質感にしたかったんですよね
なんかちょっと想像してみたいですよね
確かにその想像してみたら
気持ちになりますよね
それを作った神様がもし行ったとして
これをデザインしたんだったら
すごいなデザインとしてすごいと
これしかないっていう
この答え以外が考えられないっていうの
がもたくさんわかるんですよ
それがやっぱ一番面白くてこの
政策はやっぱ自分の成長のため
っていうのがわりと大きいんですけど
何でリアルの中にも
やっぱその人に石があるっていう
知れば知るほど面白い
好奇心が生み出した大竹さんの超絶技巧
次なる手が挑むのは
鉄リアル超リアルCクラスですね
金属なんだけど
今にも動き出しそうな口のとことかね
とか言ってくちぱっと開けそうです
もんねぇねぇかな
それから今まさに飛び立とうとする躍動感
しっとり艶やかな黒い羽金属の中でも
扱いが難しい大鉄で作られた作品です
犬
が吠えてるその手の持ち主は
千葉県にアトリエを構えています
こんにちはこんにちは初めまして
単価の本郷真也さんを拝見しました
あれは本当ですね
もう本当にまさにあの鉄の板から
花火を使って叩いて
あの形にされたんですかしてます
これで聞いたらんですよ
またねこういう感じでもらってこれでこれで
これであの木とガラスの花とか
ハラハラこれ全部俺本当に換金は
一般的に常温でも加工できる
柔らかい鉄を使います
しかし本郷さんが使うのは
工業用の鉄道仙台ちゃんとちょっとこう
さっき度がついても
私は硬い方が
繊細な形の表現が出来るのだ
そうやって切るんですか
このさん硬い鉄の操り方を体験します
あとですね後で
僕がいいよって言ったらいいです
って言ったらこれを聞きました
バーナーで熱した鉄の温度は
およそせん°Cロドンまじですか
入れないと出てくるんで戻らなかった今
まだまだで
も戻らないとね
今
息子のたっても時間こないだこないだです
こないだだけです
短い下が赤くなってた間だけで
あの間に形が変形した態度されて
おらんけんちょっと
待って変なとこ叩いてたら時間なくなって
鍋があれば
的確に変形させるために
どうしたらいいのかっていう
お考えていらっしゃいと
じゃあ泊まろうと思ったけど
どうしようかと思い
felicaから鉄は熱い
うちに打てと言いますが
その言葉通り雪が自由になるのはわずかさん
じゅー秒との短い間に
明示した形を打ち出さなければなりません
叩きすぎると薄くなり穴が開いてやり直し
あの一枚の鉄板一
か月で
この形に本郷さんは
あえていち枚の鉄の板から打ち出すことにこだわり
自然の造形を表現します
この
岩も一
枚
板
岩の上にいるトカゲも打ち出しです
ここは例えば砂嵐の高音のこの後も
もっと大胆に残してその質感を変えてたり
本当なこれも
一枚の板から
きゅーごー
でいちまんえん
以下でレゴトカゲのところ打ち出したい
です
よ
ちょっと僕の場合
色は使わないし鉄の錆の色なんですけど
もうすごいのない世界の中でそのもの
のなんかひろみじゃないけど
気配とかって
もうなんか表現できるように
色がないはずなのに
かぼちゃのみずみずしさしおり始めた葉っぱや
花の色が目に浮かんでくるようです
南から北へ直すねこれはね
もうあの子に作った作ってこの後俺方
そこでいたのでも丸めて
9月と一発
消火栓ペンションできるんですか
滑らかに曲がった茎もわずかさん
じゅー秒の成せる技つってさ
やっぱ炎の溶接してなんかみたいなイメージが
そうやってさの報告ってはいはい
はいご階によって言ったけど
めっちゃ繊細じゃなくてちょっとこんなふうにある
入れ子変形させることができるって言う事が
ちょっと驚いて
こんな繊細な表現がねできるものなんだって
そのなんて地下鉄でもなんか硬い達也ですか
鋼ですよね
全然聞いたってもう運動して
これはこの仲間それなんですよね
でも何でも金を目指したいかってなった
時にあのヨミ子の時に
あの美術館に行った時にあの動画何です
けどうさぎのオブジェを
一枚で喋ってる暇があったんですね
それ見た時に俺何でこれ一番いいとか
なんでこうなんの魔法カットの場所
明治時代の探検家
山田装備が一枚の板から打ち出した
うさぎどうやれば
金属を粘土のように扱えるのか
なぜ冷たい素材から
柔らかく暖かな表現ができるのか
一人試行錯誤を始めます
さらに高みを目指したい
今度はよりリアルな生命の形を表現したい
と思うようになります
大罪はすぐそばにいた生き物たち
ハシボソガラスは
同様にも歌われた
里山の鳥艶やかな黒い汁を焼き付けて
出した光沢です
水鳥の羽根は
ふわりと軽やか気高さと気品さえ
漂います
小学生の頃
飼い始めた愛犬の年老いた姿
硬い鉄であることを忘れてしまうようです
翌朝いいですか
どうぞせっかくの仕事場ですか
こっちはもうそうですね
今作ってさらに高みを目指して
今手がけているのは竜の自在置物です
ママのところは
一枚の板から
いちまでの素数じゃないもんねほんと
だ
からついたを叩いて
すごいしたツイートのやりました
これが一番ですけど
あーすごいこれびっくりする
すごい教わる人もいない中
独学で身につけてきた内田氏の記述です
というと固い素材なので
覚悟を持たないとできないと
鉄の素材負けてますよね
こういう形にするん
だってこの形が正しいんだっていう風な形
思いを強く持たないと
やっぱ中途半端な石の中で待って食った
分かるよねなんかあの弱い形
コーダで決めないといけないっていう上では
やっぱりその一個のことに
貪欲に追求してくれる覚悟がないと
僕自身の鉄道使ってればいいの
は生まれないのかなって
気張らんかった買いました
それがあってこそ表現できる生命の形です
さん人目は
元プロボクサーという異色の経歴を持つて
その拳が生み出すのは役目を終え
滅びゆくもの
世間から見捨てられ
忘れられてゆく者への温かな眼差しで
ボクサーを引退
後さんじゅーに歳で
東京芸術大学に入学します
油絵を学びますが
卒業後に始めたのはなぜか
木彫一つの角材から
すべてを削り出すことでした
錆びた金具も
鉄の鎖も全て
一つの木から油絵の具で色を塗り
素材の質感を表現しています
ここねこの間冷蔵庫と洗濯機入れたら
床がベポってなっちゃって左の方ですが
子供の頃から住んでいる
自宅の二階が仕事場
妹の家片付けてここちょっと床が見えてるけど
もう獣道みたいにここ行って細くよ
ここまで到着できるぐらいだったと
片付けた時に世間では用済みとなったもの
でも作家にとっては宝の山
最近のお気に入りは何か酒屋さんだったのか
何だかわかんないけど
こんなになるまでやっぱりね頑張ったサドル
もうこんなとこ直しながら
こうやってちぎれて外れても
雨の日も風の日も頑張ったな
自転車のサドルはいくつもご飯も食って
ここに土台があって
これ上でブニョブニョんって揺れるタイプ
なんでもうこれ自体がないんだけど
やっぱりものとしてかっこいいよね
実用で応じて出てきたで
ゴミをいびつさっていうのは
やっぱり昨日日っていうのがあって
どんな道具
でも何でもそうだけど
やっぱかっこいいですよね
このなんてかな今まで存在してきた証
と言うかそういうのが乗ってるとも
理屈は要らないっすね
もう自分の中では
琴線に触れる何かに出会うと
捜索が始まります
その感じるこの答えを掘りたい
っていうのがあるんですね
昔のグローブという概念じゃなくて
このグローブのこの答え
前原さんが木から掘り出すのは
誰かの人生に
寄り添ったものに刻まれた歴史です
物が過ごしてきた
時間を愛しむかのように
細かいところまで削り出す姿は修験者
のよ
奥の方で怒ってるとか
見えないですよね
木彫と言われなければ
本物にしか見えない作品には
独特のこだわりがあります
これはリンゴの匂いがしませんから
りんごの本物じゃないじゃないすか
これは彫刻で彫ったものです
これはじゃあ素材は何ですか
これは土台ごと一個の木です
こっから一緒に掘ってありますから
これ載せてるわけじゃないです
これはもうこれぐらいの角材からほってって
ここから
下太田いるしてここ押して
ここりんごにして
やるって感じで繋がってるんですか
これこれこれこれいいですよ
たまに塗ってるのもあるけど
これは昨日は本当に綺麗ですよ
これ書く際の底ですね
割れた皿に乗った梅の枝も
一本の木から
俺も本当に乗ってるよしか見えないじゃん
てか一つのものとは思えないとしたら
あまり細い白石麻衣なるとポロンとトレジャー
こことここが
ほんのちょっとさんてんさん点なの
あこれをまだしたここ長い枝が公園でさ
これが途中で折れちゃった
これちょっとせっかくだからこんなこと言って
ここのバス探だけではなく
その頃はなんか本当に折れた
小枝あるようなので
なんでその口行くものが古びたものとか
そういうものに惹かれちゃうんですか
やっぱり
日本人の特有のその昔からの
そういう口にはの美学とか
まあわびさびもそうだけど
その形はの見事さ物資象とかもそうだけど
なんかそういうものに切なさとか
その心の強さ
弱さ何か達観したその味わいと言うか
強さって行かな
そういうなんかそれに惹かれるものっ
てやっぱり日本文化としてね
桜の散り際なんかにも
無性に何かすごみを感じたり
引かれるものがあるような気がして
日本人の心に宿る滅びの美学
去りゆく者への畏敬の念が作品を生み出す
原点
制作を始めてにじゅー年が経つと
単に春日井誰かと過ごした
時間をつなぎとめるかのような春日井も
一つの角材から掘り出されています
錆びついた途端も削り出されたもの
うつさの極限のようですが
それでも未完成だとか
作陽キャンドゥ全部
一本の木からは一目いつか必ずっていう
こだわりがないんですけど
やっぱり一個からこう切り出したそれがね
なんかやっぱり潔いという彼の中では
すっきりしてできたものに
やっぱりちょっと緊張感が生まれるって言うから
もう1回失敗したら
もうここはなくなってる歯
が一回も間違うことなくの物が先になわけ
だからだから
それまでずっとこんな細い部分とかも
残しながら他を持ってくっていうのは
すごい大変ですよね
それをやっぱりやりきったっていうことで
何かこう見る人の緊張感ってこれ
甥っ子からやっぱりほってますよって
言うは自分
は何かちょっと濃い方が潔い
何も緊張と同時に
起こしとに換気されてますよね
をする作品がスターチって
おっぱいとお腹こしこしこ
優しい気持ちにさせてください
写真見るとちょうどその頃
集中と何かこういう柔らかさっていうのが
ひとつの作品の中に
こうあるのはちょっと
やっぱそこが咬合器つけると思います
自分が何やるのか
俺どこまでできんだろうって追求することが
一応真面目だと思って
それが本気でないという人は
運動はしてくれないのって
どんなものであっても
これはこれですごいなーって
畑違いの人が見ても自分だと思う理由で
一刻テニスで2012年に制作した
代表作です
深く刻まれた手のシワ
しなやかな指の動き
木目で表現された指紋暖かさの中に
ピンと張りつめた気配を感じさせます
俺なんかゴツゴツした
無骨でなんかあんまり綺麗な体じゃないんだけど
何か買うて集中した神経が集中しての
本当に細いとこをやるようになって
なんか綺麗だなぁと思って
綺麗なんですよね
ご自身の集中を新規も筆の先まで
姑のバス停何も考えただ
これだけを見て
こうやってる時って
もうなんか金曜日なんだろうか
これをやるためだけの道具としてても
使ってるんだから
自分の神経が皇帝から指先からもこの先まで
神経学的な感覚がなくなると解説して
こっちは降ってる
中国の風景っぽい薄れの心に
現実的な使い方なんかイメージとしてね
昔見たこういう記憶がだんだん薄れて
一つのことに
正面から向き合った本気が放つ緊張か
大量の情報があふれ
簡単に物が手に入り捨てられていく
この時代に生まれた超絶技巧