今から120年前。ウィーンで人間の エロス を描き出した画家がいました。グスタフ・クリムトです。一方で老いや死のモチーフにも臨んでいたのがエゴン・シーレです。二人の画家の目に映った世紀末のウイーンを見つめます。
クリムトに影響を受けたシーレも含めウィーンの芸術の光と影を描く。19世紀半ばからの都市改造で町並みが生まれ変わったウィーン。その公共建築物の絵画の仕事を請け負ったのがグスタフ・クリムト。当初は伝統的な絵画を描いていたが、飽き足らずウィーン分離派を結成。人間のエロスを奔放に描き、批判も受けた。更に建築、工芸などあらゆるジャンルを融合させる総合芸術を目指した。エゴン・シーレは、若くして父親を亡くし、死の恐怖を感じながら自我を見つめるように自画像を描き続けた。
【ゲスト】神奈川県立近代美術館館長…水沢勉,藤原紀香,【司会】小野正嗣,柴田祐規子
放送:2019年6月9日
日曜美術館「エロスと死の香り~近代ウィーンの芸術 光と影~」
NHKEテレ 日曜美術館 6/9 朝9時~ | 「藤原紀香☺️︎徒然はんなり日記」Powered by Ameba
藤原紀香さんの存在が素敵だった:NHK日曜美術館「エロスと死の香り〜近代ウィーンの芸術 光と影〜」再放送6/16(日)20:00〜NHK Eテレにて。 – 週末は美術館へ
1/31(金) 第7回 KIYOさん’s金曜よるの美術館-いのちと祈りの日本美術を見る!出雲と大和 アートと日本の精神文化がわかる美術×陰陽師 – The Path