描いたのは、26歳で夭折した絵師、井上安治。“光線画”で名高い小林清親に弟子入りし、江戸伝来の浮世絵とは全く異なる新時代の風景版画、134点のシリーズを生み出した。番組では、井上安治の明治東京名所絵を、現在の風景との比較や、明治の文豪の思い出の文章をまじえながら紹介し「東京の原風景」に思いを馳せる。
ドイツ文学者…池内紀,ガスミュージアム副館長…高橋豊,山口県立萩美術館・浦上記念館学芸員…吉田洋子,名橋「日本橋」保存会副会長…細田安兵衛,【司会】小野正嗣,高橋美鈴
放送:2018年5月13日