フランス・パリ!カラフルでかわいい!最新のベビーグッズを探す旅!パリのママたち御用達のアイテムから、思わず抱きしめたくなる!ぬいぐるみまで。この道20年の敏腕バイヤーが、最先端のショップやブランドを大調査!『日本未上陸』のアイテムを狙う。必見!個性を伸ばすフランス流子育ての秘密とは。さらに、有名ブランドとの新商品開発も。子供に、自分に、プレゼントに、心トキメクお気に入りを探す旅へ。【出演】三浦春馬,JUJU,【語り】神尾晋一郎
放送:2018年11月1日
世界はほしいモノにあふれてる 「日本未上陸!かわいい!ベビーグッズ~フランス」
バイヤーは株式会社ダッドウェイの渡邉香(わたなべかおり)[note]1999年パリの展示会でKalooのぬいぐるみに出会い一目惚れ。2000年から正規総代理店として日本での展開をスタート。2014年に「Kaloo/Lilliputiens正規総代理店」の移管に伴い、ダッドウェイに移籍。これまで20を越える海外ベビーブランドを日本に上陸させる。京都府生まれ。[/note]さん。
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プロローグ
世界を巡りそこにしかない素敵なものを探す旅。舞台はパリ。
いつ訪れても個性豊かなモノとの出会いがある。今回探すのはベビーグッズ。
おしゃれで機能的なものから子供の成長に欠かせない知育玩具まで。
旅するバイヤーはこの人ベビーグッズ輸入商社の渡邉香さん。
日本未上陸のブランドを発掘する敏腕バイヤー。
「携わった以上り最後までやるだけやってみる」この未知20年の目利き。
周囲からの信頼も厚い。過程で見つけたフランス流子育ての秘密とは。
日本未上陸のおしゃれグッズ。
子どもたちが夢中になって遊ぶカラフルなおもちゃ。心ときめくパリでかわいいを見つける旅の始まり。
パリの最新トレンド
パリのママ達はベビーグッズも手を抜かない。
まずは最新トレンドをリサーチ。「これ折り紙ですね」
パリ生まれの子供服。モチーフはゴールド。
「金糸が入っているのがうちのブランドの特徴です」
大人顔負けの落ち着いた色合い。子供らしくより自分らしくがフランス流。
「小さい頃からこういうの履いているからすぐ靴に慣れてくんでしょうね」
「赤ちゃんにもシューズを履かせるのはファッションです。服に合わせてトータルでコーディネートするんです。やっぱり子供もおしゃれが大事ですから」
LOUIS LOUISE
Vêtements pour bébé et enfant, cadeaux naissance – Louis Louise
まずはママのための最新グッズを探す。
「3日前にできたショップです」
smallable store
Designer Children’s Clothes & Home Interiors: Smallable
ここは今パリで注目のセレクトショップがオープンさせたベビー用品専門店。
並んでいるのは選りすぐりの商品ばかり。
「ベビーカー押してるママが多くて、スタイリッシュでかっこいいんでしょね」
これはあることで世界初と言われるベビーカー。
Baby Zen ベビーゼン ヨーヨープラス
[note]
おもちゃのヨーヨーで遊ぶ時のように、引き付けて押すと素早く戻ってくるヨーヨープラス。コンパクトに折りたたむことができ移動もラクラク、収納場所も選ばないベビーカーです。機内持ち込みが可能なので旅行先でもいつものベビーカーを使用できます。また電車や新幹線での移動中、お出かけ先でもたためば場所を取らず便利。専用の収納バッグも付属しています。[/note]
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「これは折りたたみ式で、飛行機に手荷物で持ち込める大きさになるのです」
おしゃれで機能的がキーワード。パリにはいつも素敵なものが集まってくる。
次に向かったのはベビーグッズの展示会。
「展示会なので丁寧に見ないと見落としちゃう」
素敵なものはたくさんあるけど本当に欲しいものはなかなか見つからない。
渡邉さんあるブーツで足を止めた。
何かはわからないけどちょっと気になる。
「これは妊娠中のママたちがさらに美しくなるためのアクセサリーです。中に鈴が入っていてその音がおなかの中の赤ちゃんに聞こえるんです」
出産後はぬいぐるみにつけて使える。お腹の中にいたときと同じ音に包まれて赤ちゃんも安心だとか。
フランスのママにはハート型や足型が人気。
「マタニティに向けたアクセサリーってなかなかないので面白いなと思って。音が鳴るので。今まで日本に輸出されたことはありますか。赤ちゃんに使えるって夢があるし」
「日本では出していない」
「サンプルピックアップできますか」
「もちろんです。いくつか選んでいただいたらすぐにお送りしますよ」
おもちゃが教えてくれるフランス流子育て
おもちゃを通してフランスの子育てを探る。
「この店はブランドの中でもいい商品を揃えられてるなと思います。これ見てくださいドゥドゥ。オンパレードです」
ドゥドゥとはフランス語でぬいぐるみ。
「柄が可愛いんです」
フランスの子育てに欠かせないアイテム。
「ほとんどの子供が自分のドゥドゥを持っています。フランスの子どもは自分の部屋のベッドで一人で寝るので、
ママがいない時には絶対に必要なものなんです」
ドゥドゥは物心ついたときからいつも一緒にいるお友達。
お気に入りが見つかるように種類も豊富で色使いも可愛い。カバにサル。
こちらは犬。
次に向かったのは知る人ぞ知る名店。
遊びと知育をテーマにしたセレクトで知られている。
小さなカードには子供の好奇心をくすぐるポイントが書かれている
「これは黒板が会って定規があって。これもほしい」
木製の知育玩具。
ままごと用の小さなおもちゃ。
遊びを通して子どもたちの個性を伸ばすものばかり。
オーナーのマドレーヌ・ドゥニさん。講演を行う子育てのエキスパート。
「子どもたちが喜ぶものやシンプルに遊べるおもちゃを考えて選んでいます。子どもたちはたくさんのことを経験したがっているの。体と心の両方を使って手を動かしたり想像したりすることを組み合わせながら成長していくんです」
遊びが自分で考える力を伸ばしてくれると言う。
「このパズルはおすすめよ。自由に作って遊べるおもちゃはとても大切。子どもはいくつになっても何かを作りたいもの。このパズルはすぐに興味を引きますよ」
「二階にあるぬいぐるみはコレクションですか」
「コレクションという言葉は好きじゃないの。彼らは私の仕事仲間ね。親にとっての大切な役割は子どもが自由に遊べるような環境を作ってあげること。子どもは遊ぶのが仕事よそれを忘れちゃいけません」
続いてはフランスの家庭で子育てのヒントを探す。
向かったのはパリから来たに200キロのリール。
仕事仲間のアドリーヌ・パヴィーさん。子供用品のメーカーで働くママ。
ロマーノちゃんとバジルくん。夫のニコラさんの四人家族。
「今日は来てくれて嬉しいわ」
渡邉さんは以前からアドリーヌさんと子育てについて意見交換をしてきた。
子ども達は家でどんな遊びをしているのか。
ここはプレイルーム。
子供が興味を持つものを捜しそれぞれに合うおもちゃを集めている。
ポイントは自分から夢中になって遊ぶかどうか。
「ロマーヌは絵を描くのがすごく好き。だから自由に絵がかけるようにいい色鉛筆やいい紙を探して与えるわ。バジルは作ることが好きだから小さなパーツをたくさん買うの。ずっと遊んでいるわよ」
「僕のお気に入りだよ」
「女の子がーローが好きでも男の子がプリンセスが好きでも構わないわ。好きなことが見つかれば全力でサポートするのが大切なの」
フランスのママたちはどうやったら子供の個性を伸ばせるかを考えている。
「これはロマーヌが作ったのよ」
そしてもう一つ旅の重要なポイント。
子ども用のキャリーケースを持って旅に出れば視野が広がり自分でできることも増える。
なんでも経験させてみるのもフランス流。
「先週ロマーヌとプラハに行ったんだけどどうやって飛行機に乗るのかを実際に一緒にやってみて教えたの。もうひとりでできるわ」
「過保護になりかぎているのかもしれない子どもにたくさん経験を与えるというのがチャンスかなと思います」
「バジルがお気に入りのぬいぐるみを見せたいそうよ。生まれたときから持っているものなの」
「これだけ使い込んだドゥドゥに出会うことはないので貴重な出会いでした」
この日はパリに来たら必ず訪れるという老舗のカフェへ。
「今ここを外せないかなと思います。来たらほっとしてます」
頼むのはいつも決まってクロックムッシュ。トーストにアツアツのチーズとハム。最後に卵をのせて。渡辺さんにとってのパリ味。
やってきたのは世界中からインテリアや雑貨が集まる最大規模の展示会。
ここで日本未上陸のアイテムを狙う。
「やっぱりみんなが手を出さないようなものは大変なんですよね。途中で諦めてしまうこともたくさんあります。でもそこを超えないといいモノは伝わらないし、これを日本に持ち帰ろうと思ったときにはそれにまっしぐらに進む」
渡辺さんには絶対に日本でも人気が出ると確信しているブランドがあった。
シュールな可愛さがくせになる、今パリで人気急上昇中のこちら。
「アジアのマーケットには出てない」
CEOのエリック・メイルさん。以前日本での販売がうまくいかず、交渉には消極的。
実は日本でおもちゃを販売するには厳しい基準をクリアしなければならない。
口に入れても安全なようにね使える素材や色も細かく決められている。
「輸入するときには日本のおもちゃ試験を通らなければいけないので、昔日本に輸出されたと言うけど、多分そこで止まってて販売ができてないと思います。だから日本のマーケットが広がら」
「その通りです。日本の厳しい基準に合わせないといけないので参入するのはなかなかハードルが高いですね」
「私たちはそのプロフェッショナルなのでパーフェクトに出来ると思います。日本でソフトトイだけを売っていてはダメで。このイメージを出すためにはパッケージとかお洋服とか雑貨と展開していくことも考えています。あなたは私と組んだほうが絶対にいい」
「ええ、いいですね」
「それから聞くんですけどこのブランドっていつできたんですか」
渡辺さんはバイヤーになって20年。いつも新しいことに挑戦してきた。
そのスタートがこのブランド「koloo」。
当時はまだ無名だったが一目で惚れ込み、日本への輸入を実現させた。
「ちょうど20年前ですね。このカルーに出会いました。その時に見いて、あっこれはと思いました。まわりにいっぱいありますから。デスク周りも山のように転げてますし、吸い寄せられて20年このブランド飽きないんですけど」
厳しい基準をひとつひとつクリアしながら輸入できるアイテムを増やしてきた。
長い間一緒にブランドを盛り上げてきたプリシラさん。
ベビー向けのフレグランスを作っている。この20年。
渡辺さんの頑張りをずっと見てきた。最近二人で協力しフレグランスを日本に初上陸させた。
「時が経つのは早いわね。かおりさんのことはブランドの日本のお母さんのように思っているわ。彼女はいつも愛情をもって仕事をしてくれているの」
エピローグ
渡邉さんにはもう一つ狙っていた日本未上陸のアイテムがある。
目をつけたのはフランス生まれのベビー家具。SAUTHONオーナーのロール・ドゥジャメ・ジラールさん。
「日本は入りにくい。理由は規格の問題。安全性の問題が厳しいので、だから他の業者はあまりやらない」
品質の高さで有名なブランドと協力し、日本向けに新しいアイテムを開発している。
「生活スタイルが違うから。でも母が子どもを思う気持ちはみんな一緒ですよね」
国が違っても子どもへの思いは変わらない。世界は欲しい物に溢れてる次はどんな旅に出かけようか。
バイヤーの目的地
渡邉さんが向かったのは「メゾン・エ・オブジェ」。
毎年1月と9月の二回、パリ北部のノール見本市で開催される世界最高峰のインテリアとデザイン見本市です。
注目したのはぬいぐるみのブランド「kaloo」でした。
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次に注目したのはベルギーの「Lilliputiens」(リリピュション)。2019年春の新作に注目。
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フランスで20 年以上、化粧品開発に携わったオレリ-さんが立ち上げたキッズコスメブランド「Maman va être Jalouse」(ママン・ヴァ・エートル・ジャルーズ)にも立ち寄ります。
フランスの老舗ブランド「BEABA」(ベアバ)。9月に日本でデビューした離乳食の調理家電です。
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パリから特急で3時間。GUERET(ゲレ)に本社を持つのが創業70周年を迎える赤ちゃん向けの家具のブランド「SAUTHON」(ソトン)。流行に左右されないデザインを生み出すデザイナーたちと出会います。
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