スタートアップに注目。斬新ヒットはこれだ

スタートアップに注目。斬新ヒットはこれだ

ガジェット愛好家のAちゃんです。

ヒット商品の多くは大企業ではなくベンチャーと呼ばれるスタートアップ企業から生まれる時代です。

スタートアップは圧倒的にアメリカが存在感を示していますが、

それはベンチャーを育てる環境が整っているからと言われます。

世界的な投資熱の高まりから日本でも有望な事業プランを持った企業が資金を手にできる環境が整いはじめました。

あとは投資家の決断次第。

ヒット商品を産み育てることが明日の日本の繁栄に繋がります。

Gogoro

2011年に設立の台湾の電動スクーターメーカーGogoro(ゴゴロ)が発売した電動スクーター。

バイク人気が高い台湾では大気汚染も深刻化している。

2015年発売のスマートスクーター「Gogoro 1」はガソリンを使うスクーターの約2倍の価格にもかかわらず、

電動スクーターのシェア85.1%を占めるまでに成長した。

成功を支えたのはバッテリー交換の利便性を高めたこと。台湾では400箇所近くに交換センターを設置。

その電源も太陽光発電とすることで環境への貢献度を体感できることが人気を押し上げていると言われている。

日本では車体の販売は行われていないが、石垣島でレンタルスクーターとして事業が始まっている。

DogHuggy

一般家庭からえらばれた「ドッグホスト」の家庭に愛犬を預けるシェアリングサービス。

ペットホテルよりも広く快適な環境で犬がストレスなく過ごせると言われている。

現在は南関東4都県にホスト家庭が70軒ある。

料金は一泊五千円程度。

ホストになるためには厳格な審査に合格することが必要で、飼育歴10年以上の人や元動物看護師などの経験豊富な人が多いと言われる。

H2L

H2Lは2012年7月設立の東大発のベンチャー。

手の動作を検出する技術と多電極の電気刺激を腕に与えて手指を動作させたり、

触感を伝える技術の2つの技術の研究開発を積み重ねている。

米TIME誌「未来を変える50の発明 2011年」に選出された発明、「PossessedHand」、

触感型ゲームコントローラ「UnlimitedHand」、

スマートフォンで気軽にジェスチャ付きVR体験ができる「FirstVR」を主な製品として、

遠隔地に触覚を伝える技術の研究開発を行っている。

FirstVRの特徴はコントローラに搭載された筋変位センサ(Optical Active Sensing)です。アームバンド型のコントローラを腕に巻くだけで、搭載されたセンサが腕の筋肉の動き(変位)を読み取り、グーなのかチョキなのか、指一本一本の動きを検出し、VRゲームに反映できるコントローラーです。

UnlimitedHandは、腕に巻いた装置に内蔵されたモーションセンサと筋変位センサにより、ユーザの手の動きをゲームに入力します。また、装置に内蔵された機能的電気刺激により、ユーザの手の筋肉を収縮させてユーザに擬似的な触感を与えます。これらの新技術によって、ゲーム内の衝を感じたりキャラクターを触ったりできる触感型ゲームコントローラ。

Xenoma

東京大学・染谷隆夫研究室からのスピンオフベンチャー。

着用して動くだけで、上半身の筋肉の動きを読み取るセンサーを搭載した着心地のいいスマートアパレルe-skinを開発した。

カメラを使わずにユーザーの動きを認識できる事から屋外で移動しながら使用することも可能。

VRなどのゲームのコントローラーとして用いれば、例えば格闘ゲームでは直観的で没入観のあるユーザー体験をもたらす。

また、ジョギングやヨガなどの運動のフォームをモニタリングすることもできる。

LTaste

2017年に創業した慶應大学発のスタートアップ。

微量の塩分を含んだチップを歯の裏に付けることで、塩分が薄い食事であっても塩味が感じられる食用チップの販売を始めた。

「ソルトチップ」に含まれる⾷塩量は0.1 g以下で、塩味が6分程度続くため、

例えば塩おにぎりを2個⾷べる場合、2 gから0.1 gに⾷塩摂取量を減らすことができるという。

DG TAKANO

洗浄力を保ちながら、最大で95パーセント近くの節水が可能なノズルを開発したのが

「働きたいベンチャー企業ランキング」第1位に輝く人気企業「DG TAKANO」。

業務用ガスコックの製造をしていた東大阪市の町工場の2代目社長が2008年起業した会社。

切削加工技術と最先端のNC旋盤だけを引き継ぎ節水率84%の試作品を開発。

改良17作目となった「バブル90」は節水率90%を超え、モノづくり日本会議主催の「“超”モノづくり部品大賞2009」でグランプリを獲得した。

エメラダ

株式未公開のスタートアップ企業に個人が直接投資を行うことを目的としたクラウドファンディングの一つ。

インターネットで個人から資金を集めるしくみ。

「株式型」は、企業が自社の株式を資金提供者に渡すもので「貸付型」や「購入型」と違い事業の成長次第でリターンが変わる。

投資家はリスクを負うが、新興企業への資金供給の新たなパイプになる可能性がある。

エメラダは2018年オンラインで融資を行う新サービス「エメラダ・バンク」サービスも開始した。

まとめ

スタートアップの注目商品がこれからどう伸びていくのかわかりませんが、

スタートアップに注がれる情熱は、周囲を元気にしてくれることだけは間違いありません。