【予想】このマンガがすごい!2018オンナ編 ランキングの行方は?
2022.10.31更新
コミック界の”本屋大賞”「このマンガがすごい2018」発売迫る
コミックスの売上を左右するほど、大きな影響力を与えているランキングがあります。
宝島社が発行する「このマンガがすごい!」です。
前年10月1日から発行年9月30日までに単行本が発売されたタイトルの中から、
70~200名前後の審査員がアンケートを行い、
薦めたい5作品を1位10点、2位9点などの配点でランク付けし順位を決定するものです。
今年は12月9日(土)に発売されます。
出版関係者や評論家などが審査するのではなく、消費者に近い評価がわかることから
年末商戦の書店関係者の間では注目されています。
候補作品はどれだ
毎月の候補作品は、同社が運営するサイトで公開されています。
毎月のランキングを見ると話題になった作品の動向を知ることが出来ます。
月毎最高得点作品
作品/作家 | スコア | 掲載月 |
ポーの一族 ~春の夢~/萩尾望都 | 266 | 9月 |
幻想ギネコクラシー/沙村広明 | 190 | 6月 |
昭和元禄落語心中/雲田はるこ | 180 | 2016年11月 |
マロニエ王国の七人の騎士/岩本ナオ | 174 | 10月 |
タイムスリップオタガール/佐々木陽子 | 170 | 3月 |
アレンとドラン/麻生みこと | 166 | 5月 |
百と卍/紗久楽さわ | 158 | 4月 |
史群アル仙のメンタルチップス~不安障害とADHDの歩き方~/史群アル仙 | 158 | 7月 |
ねぇ、ママ/池辺葵 | 158 | 8月 |
動物たち/panpanya | 138 | 1月 |
春の呪い/小西明日翔 | 132 | 2月 |
漫画家とヤクザ/コダ | 128 | 2016年12月 |
※10月に出版された本の集計結果が11月に出ることを踏まえ、
作品は2016年11月から2017年10月分抽出して集計しました。
順位予想は月間ランキングの得点の動きである程度判断することはできますが、
月間結果を見てアンケートを変えるランキング選者もいることから予想は読みにくくなっているようです。
時代を映し出し、人間の内面に迫った作品を生み出し続けるコミックの世界。
日本はおろか世界中が注目する日本文化の潮流を予想してみてはいかがでしょうか。
候補作品
ポーの一族 ~春の夢~
幻想ギネコクラシー
昭和元禄落語
マロニエ王国の七人の騎士
タイムスリップオタガール
アレンとドラン
百と卍
史群アル仙のメンタルチップス
ねぇ、ママ
動物たち
春の呪い
漫画家とヤクザ
過去の作品を振り返ってみましょう。日本のマンガ文化を支える人材の厚さがよくわかります。
歴代ベストワン・オンナ編
2006年 「ハチミツとクローバー」(羽海野チカ、集英社)
2007年 「ハチミツとクローバー」(羽海野チカ、集英社)
2008年 「君に届け」(椎名軽穂、集英社)
2009年 「坂道のアポロン」(小玉ユキ、小学館)
2010年 「ちはやふる」(末次由紀、講談社)
2011年 「HER」(ヤマシタトモコ、祥伝社)
2012年 「花のズボラ飯」(作:久住昌之 / 画:水沢悦子、秋田書店)
2013年 「俺物語!!」(作:河原和音 / 画:アルコ、集英社)
2014年 「さよならソルシエ」(穂積、小学館)
2015年 「ちーちゃんはちょっと足りない」(阿部共実、秋田書店)
2016年 「ヲタクに恋は難しい」(ふじた、一迅社)
2017年 「金の国 水の国」(岩本ナオ、小学館)