今年5月に亡くなった 松井守男 さん。フランス・コルシカ島在住。着物姿で絵を描き“サムライ”と親しまれた。その筆先からは独特の抽象がほとばしり、最も栄誉ある勲章レジオンドヌールも受ける。2020年来日中に新型ウイルスの流行で帰れなくなった松井は瀬戸内海の小さな島の光に魅せられる。「ここで世界をアッと言わせる絵を描く!」松井は神社の襖(ふすま)に巨大な新作を描くことにした。サムライ画家が描くニッポンとは
放送:2021年1月17日
日曜美術館 「コルシカのサムライ NIPPONを描く 画家・松井守男」
地中海南フランスのコルシカ島
ここにアトリエを構える日本人画家がいます
フランスに住んでごじゅーよん年の松井守男さん
絵を描くときはいつも着物姿です
出てきた出てきたイヤー試合出てこい
出てこいをろく
はち個買ったり走ったり来たりするから
あのあれですよねこの人
に出しますからね
だからそう見て動きやすいということですね
もちろんお着物ですけどね
これは皆さん見ちゃいけないと思ってますよ
やっぱり来たんですよ
その時だけはあのふんどしで
これであの靴下バッタの旅なんです
コルシカでは
侍のような方と親しまれている松久
2003年にはフランスで最も栄誉ある勲章
レジオンドヌールを受けました
しかしフランス国籍は取らず
日本人であることにこだわっています
日本はいっぱい全てが
トップがいっぱいじゃないかとね
黒沢がいたり
頑張ったと音が蚊がいないって
フランスにこれ言うんですが勝っというの
は一人の戦いだった
グループだったら誰かだめだ
助けてだから学館は本当の人の戦い
それも整理し肉体もいるね
日本でいないじゃなかった
だから見てって
言ってんのに思ってるんですね
日本人である自分が
世界をあっと言わせるような絵を描く
松井さんの持ち続けている
目標ですその舞台に去年秋
瀬戸内海の小さな島を選びました
神々が降り立ったと伝わる島で
光のエネルギー浮島の人々とともに疫病退散
お祈り何令和の侍がかな対策に挑みます
2020年秋
松井さんは新型ウイルスの感染拡大で
フランスへ戻れなくなっていました
向かったのは
兵庫県の家島半年前
日本で円を書く場所を探している中で訪れ
その光にすっかり魅せられていました
関東の光が見てるんですよ
錯覚しちゃうんですよ
最初にあのちょっと運転買ってきてないから
もう本当はいつか
アトリエを構えたいと思うほど心惹かれた場所
瀬戸内海の
東部に大小よんじゅー余りの島々が浮かぶ
家島諸島中でもイエスも
本当は天然の良港として
古くから栄えてきました
松井さんは港に程近い神社を訪ねます
この神社で秋祭りに向けふすまに絵を描きます
今日はどうもよろしくお願いいたします
日本の心の家に戻って来ない
懐かしき我が家と言いたいぐらいの楽しみですね
この雰囲気を壊さずに
もう何も考えてこないんですよ
あなたとその場でパッと導かれて
書くようにしようと思って
はいもうあのおフランスごじゅー
もうすぐごじゅーご年なんですけどね
その集大成にします
はい松井さんが襖絵を描く
ことになったのは
東京での出会いがきっかけでした
神田明神に奉納された
大作光の森
鎮守の森をイメージした抽象画です
この作品に惚れ込んだのが
ここに勤めている
家島の宮司高島さんの息子でした
年ぐらいずっと見ていて
だんだんと良さがわかってきても
あの絵は光
の森っていうタイトルではありますけれども
鎮守の森をイメージして書かれたという
風にかかっていて
とても緑で綺麗な光の当て方で
見え方も変わるっていう
とても魅力的な絵だなとクラーク
部屋の光を暗くしていれば
目が光っていますし
逆に部屋を明るくすれば疋田
前どちらでもよく見える
家島諸島の総鎮守家島神社
千年以上の歴史を持ち
豊かな原生林に囲まれています
松井さんは島のあちこちをスケッチしながら
襖絵の題材を探していきます
原生林の中
うごめいているかのような国に
心惹かれました
テレメール起こさなくてすごいなあ実
は松井さんは
この場所を想像しながら
抽象画を書きかけていました
ここで検診の時のイメージでこう
あのもう枯れた草
それからはか生えてくる草とかそう
北の葉っぱと花の枝とかやっぱり言ったって
普通は抽象画ってのは無償から直していくの
住所住所から行って腕部長
に戻していくという形ですね
こんな時でもね
新しいのが作れるんだという
そのちょっとやってやろうと思ってね
書きかけの抽象画の上に
目の前にある
原生林の古木を書き始めました
全く抽象出不精で楽しいのは
僕やりたかったやっぱ光が溢れてるね
この光を書かなきゃ
くよくよそうだここに光があるんだ
あんたたちは光が差し込んで行くよ
神社の宮司高島さんが
古代の神話に関わる
ある場所へと案内してくれました
日本の神話の中で
日本の国土が
どうやって誕生したのかっていう
物語がありまして
国生み神話鉄串そう言ってるんですねその
伝承地の一つが
この西島中止曲がって
あの一番頂上から少し右に行って
ちょっと怖かったかはいはい出っ張りがあるの
あそこがね調理師っていう石なんですが
いるところのアメノミハシラ
っていう風に言われてまして
神話によれば
でんから降り立った
神々は島にアメノミハシラを建て
その周りで国生みをしたと言います
この家島が日本の国発祥の地
なんではないか
痛風には勝手なことをね
ちょっと申し上げてなんかそこで私もね
あのここに来た時に
もう本当にあのエネルギーのロボット
よく言うと交信してるって言うね
なんかそういうものを変えたんです
ねこれしかと同じを押した
苦みのあるですね
松井さんはにじゅーよん年前から
コルシカに暮らしています
ここで強烈な光と出会い
画家として解放されるまでには
長い道のりがありました
1942年愛知県豊橋市生まれ
武蔵野美術大学を卒業した後
政府の留学生としてフランス
しかし国立美術学校で
ひどいいじめにあって退学してしまいます
そんな中が彼の先輩の紹介で
憧れのピカソに会う機会を得ます
一秒ごとに
俺は世界の傑作を作ってんだったら
お前のため出会うために消したか聞いてくなど
何と言った女よどう思ったよ
そしてとにかくもオメガ
こうなってるからすいませんっていうよりも
光が光白しか見えませんて言ったら
あの頃なっちゃって
明日からお前は来いって言われたね
いかがアーティストはね
光を出せなきゃダメだって
ピカソが亡くなる前のご年間
アトリエに通い続けた松井さんは
忘れられない言葉をもらいます
よもうそれも見れないのかい
もう目も見れないのかっていうか
そうそうしたらあの真っ黒になったから
ちょっと触れてんですよ
なんか笑顔になってたっていうか
お前は俺を俺のようになるって言われた
絶対やると同じメって言われたよね
でも見てないのにどうして
ですかって言ったらね
俺を見てもこうしないって言って
目が動かない
つまりやり通すことがやり通すことが
人生の成功者ピカソの言葉を胸に
松井さんは絵の中に光を求めていきます
どこの画廊とも契約せず
本当に書きたい絵だけを書く
しかし才能ひしめくパリでは
なかなか認められませんでした
有名になるまでは
日本に帰らない親の死に目にも会えず
異国でたった一人よんじ歳になった
松井さんは絶望の中にいました
世界的な魚だと思ったんだけども
今ピカソ金さん
じゅーろく歳の時の休日ってので
世界一になったんですけど僕
と同じ電流時なのならなかったんだこれ
やっぱりもピカソの後追いないな
と思ってきた草木様でしたからね
それじゃあもうしょうがないから
夢でも色紙売れてないし
じゃあ絵を残して死ぬところは死んじゃった
んで名前もないから
それで一番大きいを一番下ので
書こうと思っ
てありの画材店で見つけた面相筆
人形の顔を書くときなどに使う面相筆は
偶然にも松井さんの故郷の特産品でした
に年半もの歳月をかけて完成させた
対策遺言書を得たら死ぬつもりで
毎日一心不乱に細かく
幾重にも描き重ねていきました
なんで世間は人に太郎親も
なく死んじゃったんだ
友達もなんだ
恋人俺を理解しない社会も酷いの
世界も酷いに思い
というフランスも広いと言って憎らしい
憎らしい憎らしいが
そのうちにコナミになって
人といいなってきて
その人も人間の肉らしいかお腹かいたのが
それが一個やる人歩く人ってなかなか
人人出てきてに
年ぐらい経ったら
当たるとせんW出てくんですね
あとろくヶ月はもうもうもう
そこから色が光になってた
書いてるところからかかった
自分の力ではなくて
だから死ぬつもりで地獄を書いてたら
逆に天国の光が見えてきて
この作品で松井さんは認められ
ますそしてごじゅーご歳の時
コルシカ島移住光に包まれ
画家として満たされた日々の中で
遠く離れた祖国を思い出すようになります
海を見ながらねたまにですねそうですね
半年1回ぐらいなんかね
涙が出てくることあんですね
なるときなんだろうと思ったら
遠くにいるん
ですねえでも遠くにいるんだけども
それがやっぱり絵を描くときはそういう気持ちで
それには慣れてるし
まあそれを覚悟してきてますので
その涙は流れ流れ落ちる音させておきますから
あとは使ってなくね
じゅーさん年前からフランスと音を行き来しながら
絵を描くようになり
ましたそして今
最も描きたい場所が瀬戸内海の家島です
古代の神々が降り立ったという伝承が残る
西島メール来ました
来ましたにせんじゅー台から見た頂上石です
そこには想像もしなかった光景が
広がっていました
年間にひゃくまんトンの家
きゅーじゅっぱーせんとしてたので調査
しませんたいが
巨大な採石場となっていました
高速道路や空港の建設などに使われています
なかなかこういう風景ないかもしれないほら
もうほんと凄いじゃない
この大自然の美しさこれ今度はそこにね
あの掘っちゃった
でも人間が作った子で
こんなに面白い風景も来ないと
思うのでそれが調和が取れてんですよ
ではアンバランスの日というそう
この異様さが僕大好き
はっきり言って
本当にここは何か見てよあれすごいね
おでこの人間高走って壊して言ったんだけど
もうなんてのそれが全然おかしくないって
いうか日本の縮図がだから目を背け
てただ自然破壊って言うだけでね
後気にしてるみたいなことではなくて
これが現実なんだっていう
そういうのが日本の中の日本と縮図みたい
本当に書きたい天国と地獄ところが
あの共存してんだよね
西側世界さん資源と破壊が一緒になれば
今日はなるんだなあ松井さん
は島にひとつだけの小学校を訪ねました
世界各国の子供達に行ってきたワークショップ
この日は全校生徒よんじゅー
はち人と秋祭りで飾る絵を書きます
となりと違う絵を書こうと思って
隣の人と違う絵を
絵のテーマは日ノ神のエネルギー
そして海の神の恵みです嬉しいね
まず会うから行くんだけども
違った色を使ってる子もいるね
海と夕焼けが映る海だってあるんだからね
青だけとは限らないんだからすごいなあ
みんな怖さ知らないね
いいことだ後は強さなんか必要ないからね
素晴らしい滝ができたっけも
皆さん子供例として見てません
私は今からねそれピカソも素晴らしいが
できた時にもう一度挑戦してみよう
ということで今度は使ってない
テレビの人は開いて開いて書くうまい
中に餌を入れると
面白いってことでただけでも名前だけでも駄目
だからやっぱり細調整しましょう
美人が咲いてるの備品が野菜安い
ほら左の手の外食
向いてるじゃないって言ったでしょ
そうでしょ費用だとね
待って短いつまりね
才能よりもクセになっちゃった日だったので
使ってないと
浄化槽としてみようとするわの先生見て
こっち見てあの先生の顔で
ちょっと慣れなんかというと
日本ってみんな黒いと
思うでしょよく見るといろんなで花よ
山岡曲の音切ったら緑だけど
よく見たらいろんな色がある
でもねなんかほらほらそっくりだよ
翌日子供たちの会に松井さんが筆を加えます
水で清めたまえ
使っているのはアクリル絵の具
子供達がクレヨンで
書いた絵を消さないために選び
ましたシンプリシティ原田は
これはシンプルにしてあるよ
それはすごいぞしょしょしょしょしょしょ
それは変化が出てきたたくちゃん遅れてるね
もう一人として天までとどけまでとどけ
この日はここまで完成した映画
お披露目されるのは秋祭りの当日です
manacaしまっていきませ
ん誰祭りを三日後に控え
襖絵の製作に取り掛かります面積が出てきます
松井さんがつぶやく原生林とは
白の油絵の具を手にとりました
合計じゅーさん
枚の襖を繋げるように
白い線が連なって行きます
龍が出てきたぞ出てきたぞいやー
すごいなあ最初からこれはすごい機嫌
悪いけど使っての総合のことなんだよ
そちらkat-tunできるんだよ
あーすごいな木の幹も出てくるし
なにも出てくる
仕事もでけ鯛の鱗も出てくるし
これはもう神様どうぞと
僕は腕を動かしてるだけ
こんなに手が動いてくる白い襖に白い絵の具
カメラではほとんど映り
ませんやっぱりあのいつもピザと言って
取る世界でウイル
この文を書こうと
僕にとって
白は光の出発点だと思ってるから
それと比べ自然の大和恋
美しいとこで書いていきたいなと思ってる
これしかと思う本当ですね
これカメラマン中ですね
本当に翌朝さらに白で細かく描き込ん
でいきます時間をかけてひたすら描き重ねる
溜まってきたなー
体制がここ書いてくれていらしたなあ
僕は言ったでしょう
天才じゃないんだから
天才でないのに少し苦しんでたけど
針は天才バカだったから
眠いマン検査じゃなくって
良かったなと思えるなってきたなあ
だって助けて
もらった方が楽だもん
こっちから聞いていいですか
今母さん今誰に喋ってたんですか
ピカソとかその天才と言われてる人たち
調子が乗り出して勝手に動き出すと
ありがとうって言ってソフト
そういうそういう人と来なかった言わず
余裕ではなくって
絵を描くな関ジャニ天涯孤独だ
から人に本当だか
そういう意味でのの会話をしたくなり
少しやっとこ手が動き出すと
ありがとうと思うんですよね
あったかいおかけになったから
メールを書いたって
あんまかけたぐらいで終わると思うんですね
だからあの可能であれば時間だと思って
人間と神様の風景であり
人間と神様のものを
その神様ってのは何々すること
そういうことではない
こんな家から出たとかなんか
でもある時は涙で人間誰で僕と呼吸
ダンス高級だから
逃げの呼吸法は何で他と変わらないから
それ見て不変のものを答えが出ないものを
何か金床繰り返し繰り返し
と言う避けて避けて避けてすごいよ
意見を聞いてる感じのいいですね
もちろんいいですよ
猫の黒鱗のような
階段のような理由でもあり
でも気が元々ある原生林の中
最初はただバベル強化こうと思ってたら
あのあれになってきて
家島の物語を描いた襖絵原生林の古木を
イメージした竜が白く描かれています
年月がたちの色が変化すると
浮き上がって見えるようになるそうです
神々が降り立ったと伝えられる頂上石
そこに生まれた人間の暮らし
そして石を取られ
人の手によって姿を変えて行く山の姿
その全てを竜が放つ
白い光が照らし出します
島民たちの行列が島を清めてもあります
新型ウイルスの終息を願う神事です
私のフランセもトルコに叫んでたんです
大きくここだけじゃなくて
日本中世界にして
昨日あのサイトの理由を書かさせてもらったの
で一緒になって昨日の魚が今日ははいおくれ
あのやりさしてもらい
ました甲が一体になったって言う
祭り本番の朝神社の境内に
子供達と書いたあの絵が展示されました
あれは何やと思うタイロスの改造ね
今日の役に立つなあ最高の女子だ
無病息災を祈る湯立という神事が行われます
ありがとうどこからウツボか
もう書いた中で一番好きな
ところどこにあるみたい
あーそれは嬉しい
わとりのはね
龍みたいに登るようになって欲しかっただけで
これしかの侍が描いた
昇り竜の光に包まれて輝いています
ヨーロッパで孤独でずっとやってましたね
日本人なんだか所詮
素晴らしいというながら
日本人って呼んで軽蔑に
やっぱり外人さんと言うか
かえって本当に特になしかなんか
でも本当に朝早く帰ってくる前
何にも嬉しいの映画ボンボンができるんです
ここで天国したんだな
と思うボタンにちょっと待ってよとね
お前はバカが人生なんだとね
げんつかの人生を選んだんだ
だからやっぱり
また旅に出なきゃいけないんだなとその代わり
もちろんあの戻ってきます
こっちねだから
旅に出なきゃいけない
というだけと安住の地ってのはないんだな
とでもそれが