イッピン「よりスタイリッシュに！よりモダンに！～佐賀肥前吉田焼～」

有田焼の産地、佐賀県で日常使いの器を作り続けてきた「肥前吉田焼」。知る人ぞ知る焼き物が今、スタイリッシュに進化している。絶妙な濃淡を生む伝統の絵付け技法を駆使して、美しいグラデーションを表現した青一色の皿。そのほか、昔ながらの水玉模様をポップにアレンジした器や、側面に切り込みが入っているのに飲み物がこぼれない！という不思議なカップなど。斬新なアイデアを実現させる職人技に、女優の黒谷友香が迫る。

【リポーター】黒谷友香,,【語り】平野義和

放送：2019年4月23日

イッピンこれまでのエピソード | 風流

イッピン「よりスタイリッシュに！よりモダンに！～佐賀肥前吉田焼～」

佐賀県にある和食のお店
青い器が料理を引き立てます
ふぁいぶからによって深いところもあるし
薄いところもある濃淡がある
一枚の中に濃いところがアクセントになっていいですよね
日本ハムを思わせる
洗練されたデザイン
佐賀で生まれ
た肥前吉田焼きで
佐賀県といえば華麗な装飾で知られています
その有田焼の産地で
日常使いの器を手がけてきたのが自然に落ちないアキレス
それが今スタイリッシュに変身
さらにこちらのカップ
こんな形見たことあります
柔軟な発想で新たな魅力を放ち始めた
肥前吉田焼きに迫ります
佐賀県嬉野市の吉田地区園山で肥前吉田焼きは作られています
現在窯元は発見

逸品リサーチャーの黒谷友香さん
窯元の一つを訪ねました
綺麗この窯元では
白地を青色で装飾する伝統的な焼き物を手がけてきました
その積み重ねの中から生まれた新たな逸品があります
あこれかなさっきのやっぱり綺麗ですね
素敵グラデーションを巧みに生かした異色の皿です
今日はよろしくお願いします
窯元の三代目副島栄広さん
このお皿なんですけど
なんかすごく変わってるなと言うか
このグラデーションと言うか
断って作ってるんだろってダメと言ってた荷物の中の一つの技術
ダミーとは一体どんな開き方なのか
早速見せていただくことに担当するのは妻の理子さんです
使うのは専用のインフレボスというコバルトの顔料で
できた絵の具を含ませた
中心から色付けをしていきます

一筆書水すごい指先で絵の具を出したりとか
引っ込めたりとかできるんですよ
根元の部分を押して絵の具を出す
緩めて吸い上げふれをスポイトのように使うんです
ムラができないよう一定の速度で筆を運びます

これだけでも綺麗なうわっ
すごい焼いた後には見えなかった手の動かし方が全部わかるはい
そうですねはい筆で塗るっていう考えじゃなくて
微妙に浮かせて絵の具を流し流す筆先は全くついてない
本当に栄養の高さって言うか難しい
普通色を塗る際にはそれを器に直接当てるもの
これに対し大実は
筆を当てずに絵の具だけをあげているをつけて行くんですね
黒谷さんもこの指の感覚
ちょっと軽く押しながら
が真ん中からはい絵の具の調整がちょっと難しくてですね
ちょっと押しただけで入れ先にはい絵の具が落ちます

できたみたいな
やっぱり筆の調節がすごい難しかったです
そうですねこの力の入れ具合と外し方は本当に難しいんです

色の濃さがご段階あるこの器
みちこさんは小雨違いによって波のやり方を微妙に変えています
色が薄いものは水分を多く含んでいるため
船から絞り出す量を少なめに
一方色が濃いものは絞り出す量多めに筆を素早く動かしていきます
ご段階の色を完成させるにはいち年の月日がかかりました
上が現在のもの下が作品です
本当に来すぎるという薬が乗らずに点々という感じで
もう商品にならなくなった女が本当に主役っていう商品って
これが多分初めてだと思うんですよ
何回も試作して出来たのがこちらで
本当に出来上がった瞬間っていうのは
我が子のように可愛いなと思った瞬間ですね
仕上げは夫の家佐白山
店の裏側に色を塗ります

回転台を使って一気に仕上げます
これで出来上がり
焼き上げると濃淡の異なる美しい青色が浮かび上がりました
そして水の波紋のような美しさ
どんな人に住むための技術を長くしてもらうために
あの商品がくる鳥ができたからですね
夫婦でとにかく出来る限り商品を作っていこうと
ダメの商品とは思っております

備前焼が生まれたのは400年余り前
それから半世紀ほどの有田焼の産地が定められた妻肥前吉田屋
昨日探知吉田地区もその一つとされました
有田焼といえば華麗な装飾
その中で肥前吉田焼きは日常使いの器を地道に作り続けてきました
その代表作ともいえるのが昭和21年に登場し
全国に広まった水玉の土瓶
皆さん一度は目にしたことがありますよね
その水玉の土瓶が今モダンに進化を遂げています
もうすごいカラフルなのがいっぱいありますよ
可愛いおしゃれですね
白にゴールドすごいポップなファンですよね
光る素材なんか塗ってるのかな
窯元の三代目副島計算祖父の時代から
水玉の土瓶を作り続けてきました
和室でも洋室でも両方会えますよね
新しいものを新しい世代の子達に提案するということで
ちょっと見る目が強いかなっていうのを選んで提案してます
水玉の部分がへこんでいる
光の入る角度によってくぼみが光るんですよね
そういうのも素敵な要素です
まずは税金の作業から担当するのは弟の弘明さんです
石膏でできた型を使います
ここに粘土に水などを混ぜたでしょうを流し込みます
れいちゃんはそれでいいのでこの水面が下がっていきます
もう今盛り初めててます一体何が起きているのか
実は冷笑の水分が徐々に石膏に吸収されているんです
すると水分を失い伝承が固まってロビンの形になるという仕組み
作業開始からじゅーろっぷん中に残っている霊障を排出します
入り込みと呼ばれる技法です
ある程度乾燥したらまたを外します
ただいまで叩くという花ですか歩く起こすっていう感じで
朝起こすみたいなポンポンといくらしますか
繰り返してここら辺を下から上にもうちょっと

これ誰難しいこの後
茶こしや注ぎ口などパーツを取り付けていきます
そしていよいよ水玉を施す作業
まずは防塵マスクを装着
使うのは工業用ドリルを改良したもの
木の葉を回転させて削るんです
これは掻き落としという技法一センチごミリ深さ
いちMMの水玉の形に削っていきます
ランダムに削っているように見えますが
基準としているものはあるんだとか
そろそろ決まっててこの側に行こうってこの間にね
これはこれとこれの違い
かつての土瓶は水玉の数は多かったものの
デザイン的には単調でした
そこで城島さんがこだわったのが水玉と下地のバランス
本体の白いところも色も活かしたかったし
この.も生かしたかったので
余白を十分にとってけどに
プレイではち個の丸妻詰めるぶんだけちょっと邪魔だし
これぐらいもんは割とゆったり目で素焼きを終えたら
釉薬をかけます
釉薬はたっぷり集めに
これで削った水玉の角が滑らかになります

続いて水玉に色を入れていきます
担当するのは職人歴30年あまり副島幸子さんです
色付けに使うのは
電車銀色の絵の具を黄色いフィルムでコーティングしてあります
黄色いフィルムは水玉を定着させる接着剤薬となくなります
つぼみに合わせて押し伸ばすように貼っていきます
これはなんであの塗るんじゃなくて
こういうシール状になってるんですか
筆で塗ったらムラが出来てシールだったらですね
均一にキレイにできるので水玉をより美しく見せるための手法です
焼き上げると美しい黄色の水玉が度上がりました

自分とこの今持ってる技術をさらに以降
高みに上げる作業をして水溜まってるので
大事にしながら新しいものを作っていきたいなーと思ってます
肥前吉田焼きをさらに斬新にアレンジしようと
取り組んでいる職人があります
いろんなもんあるんだ
お前ボコボコしてるんだすごい存在感
他にもユニークな作品がこちらまーくん形の器
そしてこの三角形のお皿は醤油を注ぐとまさにおにぎり
出かけたのは藤井聡さん
いち年前に独立し窯元を持ちました
ちょっとくすっとしたりとか
そういうちょっと濃い人の心を豊かにしたい人にとって
便利なものとか走行できるだけ作りたいと思って
辻さんの作品の中で今人気なのがも何これ切れ目が面白いあ
こっちはちょっと膨らんでますね
書き込みを言っていうのは斬新で
側面に僅かなくぼみと膨らみを持たせた
カップ持ちやすいという機能性と
見たこともないデザインという遊び心を追求したものです
一見怖い切れ目があることで
漏れてくるんじゃないか
を入れてみると全く溢れ出る様子がありません
さらに眠剤は少ない
こんな持ってて実はこのカップに重構造になっているんです

カップの整形は専門の職人が行なっています
木村譲二さんです
ゴリラカップの石膏型入れ
煮込みで成形します
またが水分を吸っていくと
つなぎ目のない二重構造のカップの出来上がり
ここからが腕の見せ所凹凸のある取っ手を作っていきます
まずはへこんだ部分
ナイフを斜めにして切り込みを入れます
水に濡らした筆で優しく押し込んでいきます
生地の柔らかい状態を利用した技
それがこの形状を生み出したので今度は出っ張った部分
先ほどと同じく斜めにするのがポイント
ジレラを使い手前に押し出します
歯の角度を斜めに入れたことで出っ張った部分の端が引っかかり元に戻らないのです
ここからがいよいよ辻さんの作業特にこだわっているのが良い
目指すのは雑味のない白
そのため独自に配合した釉薬を使っています
そして1300度で13時間に焼き上げたスタイリッシュなデザインと
鮮明な城斬新なカップの誕生です
過去には作れなかったものとかを作ることが
まぁ今の時代に焼き物を作る存在意義かなって言う考えていて
吉田だからできることでもあると思うので
そこはあのやっぱイチジクして行きたいなと思ってます
都道の駅
佐賀県吉田焼き
長い間日常使いの器を手がけてきた職人たちが新たな条件に乗り出して