カリスマバイヤーが今一番熱いチョコの国・オーストラリアへ!バイヤーの木野内さんは、世界各地で日本未上陸の激うまチョコを発掘してきた。今回はカフェ文化の先進地、メルボルンで、おオシャレで美味、さらにスーパーフードとして注目されている“ローチョコ”を発見!自然豊かな世界遺産の島タスマニアでは極上ミルクチョコを作る天才ショコラティエと出会った!三浦春馬&JUJUがとろける日本未上陸のチョコが続々登場!
【出演】三浦春馬,JUJU,【語り】神尾晋一郎
世界はほしいモノにあふれている 「激うま&激レア!極上オーガニックチョコ」
放送:2018年7月26日
フェリシモバイヤー・木野内美里さん。
厳選209種を日本に! チョコバイヤーの「仕事の流儀」|出世ナビ|NIKKEI STYLE
バイヤーみりのチョコ旅がNHKで放送されます。https://t.co/1kUDRCAyxU #NHK #フェリシモ #幸福のチョコレート#オーストラリア #チョコレート#世界はほしいモノにあふれてる #三浦春馬 #JUJU pic.twitter.com/EBObSL03aR
— チョコレートバイヤー みり (@chocochoco_miri) 2018年7月11日
木内さんは以前「海外出張オトモします」という番組でも出演されました。
オーストラリア 日本未上陸の極上チョコ
旅の始まりはオーストラリア・メルボルン。
オーストラリアカフェ文化の先進地として知られている。


まずは地元で味もセンスも抜群と評判の店へ。


メルボルンのトレンドは素材へのこだわり。

「ナッツやはちみつ、スパイスなど。どれもオーストラリアらしい特徴のあるものばかりを使っています」

「ここは技術がありますね。見るなり美しい。このカバーが違う」

「パッションフルーツです」
「ケーキみたい」

ショコラティエいちおしのアップルパイ。

チョコレートは中にチョコとリンゴのコンポートを合わせ、さらに焦がしバターを入れパイ生地のような風味をプラスしたものです。

木野内は一目惚れし輸入を即決。どのチョコにするかその場で決めていきます。
「ニューヨークやパリなんて全然引けをとらないような。メルボルンやりますね」

尋ねるのはどこも日本未上陸の店ばかり。

中には個性的なチョコも。

「塩キャラメルポップコーンです」
ポップコーンにチョコレートをコーティングした個性的なチョコも。

「こちらのチョコレートは蜂の巣入りのはちみつで薄く削ったアーモンドが入っています」

「屋上で飼っています」

メルボルンの花々からできたホームメイド蜂蜜。
「花とか空気とか凝縮された感じです」

続いては親子のショコラティエ。
二人が作るのはメルボルンで一番かわっているという噂。

最初に進められたのはワサビマカダミアン。


「フレーバーはオリジナルでなくてはならない真似は絶対やらないよって娘と話しています」

クリストフさんはもとアーチスト。独創性を大切にしている。
チョコは木内さんが初体験というほど変わり種が多い。



オリーブオイルと海塩。バジルとシャンパン。バルサミコ酢とストロベリー。
中でもイチオシというのが地味な外見のこちら。
独創性のある味ばかりで、親子イチオシを食べた木野内は興奮した。

どんちゃん騒ぎのチョコレート。

スパイシー。喉の奥が熱くなってきたあと、パチパチ感があって、塩気が出てくる。ひとつのチョコレートでありながら何度も変化するチョコです。
美味&ヘルシー!進化系チョコ
オーストラリア。カリスマバイヤーの木野内美里が日本未上陸のチョコを探す。
次に狙うのはオーストラリアらしいチョコ。

オーガニック大国のオーストラリアではチョコも超ナチュラル思考。
その最先端を求めてメルボルン郊外の工房へやってきた。

マシューさんは店を持たずたった一人でチョコ作りに専念しているという。

出てきたのは「ローチョコレート」。

素材の力を最大限に生かしたチョコレートバー。

「黒ごまが入っています」

砂糖を使わずオーガニック黒ごまの甘みを引き出した一品。
「日本人はまだローチョコレートをあまり知らないのでぜひ紹介したい。オーストラリアに今回来た理由の一つでもあるんです」

ローチョコレートはカカオを焙煎せず48度以下の低温で調理したもの。
そのため様々な栄養素が残ると言われ、注目を集めている。

「マグネシウムや抗酸化物質が豊富に含まれています。美容や健康に良いとされています」

「めっちゃローズ。これ食べたらきれいになりそうな気がする。女子力高い」

有機栽培のバラからオイルを抽出。チョコレートに練り込んである。

「チョコレート界の精進料理とでもいいましょうか、お豆腐のお菓子のようなソフトな分野。他の国では作っていない」
タスマニア 極上ミルクチョコを探す

次は美味しいミルクチョコを探しタスマニア島へ。
島の3割が世界遺産に指定され原生林が広がっている。
タスマニアは世界の中で水と空気が最も綺麗な場所と言われている。

最初に会いに行ったのは牛。

「ここは美味しいミルクを作る牧草がとても良く育ちます」

子牛が一斉にミルクを飲んでいます。

「チョコレートはミルクチョコはカカオと砂糖とミルクなのでミルクが非常に大事」
ここ数年カカオへのこだわりがチョコのトレンドだったが、次はミルクが来るという。

「いただきます。おいしい。いっき飲みできるようなミルクです」

「ミルクは振動が良くない。ミルク加工品が産地で何故美味しいかというと、ミルクが振動していないからなのです」

ほとんど情報のないタスマニアで何件も食べ歩いたが、これはというミルクチョコは見つからない。

名前と住所を頼りに最後の店に向かいます。


試食にとショコラティエが用意してくれたのは繊細な印象のチョコ。
「こちらはバニラ・ガナッシュです。クリームとバターでミルキーに仕上がっています」


「中身ミルキーですね」

チョコの味を支えているのがタスマニア産ミルク。

色が濃いですね。

「生クリームとミルクは新鮮なものが毎日届きます。」

「タスマニアは大自然に囲まれていますから牛もミルクも高品質です」

果実酒を混ぜたミルクチョコを使い、ベルギーの伝統的なチョコを再現したもの。
ラムレーズンの風味が鮮やかな一品は、ミルクから加工したカラメルが隠し味。

「すごい手が込んでいる」

「上の層はお醤油で味付けしています」

下は炒り胡麻、上は醤油でそれぞれ味付けしたチョコ。

試食した木野内さんは「天才、おったという感じ」

「オーストラリアに来たのは6年前。それまではベルギーで修行していました」
チャンスを求めオーストラリアに移住。

「ジェイとは去年出会いました。一年たった今ではパートナー。つまり男女のカップルというわけです」

「ラズベリーの板チョコです」
木内さんが注目したのはドライフルーツが乗った板チョコ。
ミルクの甘さと果物の酸味が絶妙だといいます。
「食べる楽しみがここまできたかという感じ」



オーストラリア 日本未上陸の極上チョコ

木野内も初めて食べるというオーストラリア産カカオを使用したチョコレート。

オーストラリアでもカカオが作られ始めている。

生産量が少なくほとんど出回らない希少なカカオ。
農園はオーストラリア北部の自然保護区に隣接している。
フレーバーカカオという高級品種で、オーガニック農法にこだわっている。
生産は難しいが今年の収穫は順調とのこと。