株式投資は配当金を狙おう

株式投資は配当金を狙おう

ガジェット愛好家のAちゃんです。
仕事場にしているシェアオフィスには30代前後の人が集まっています。

半数近くがエンジニア。

今日は株価が急落したこともあって、マネーと投資の話で盛り上がりました。

FXや仮想通貨は高いリターンが期待できることから人気を集めていますが、その実態はギャンブルです。

素人は地味に配当金を狙った方がお得なのだそうです。

株式投資は配当金を狙おう

生活設計を立てる上で資金運用は当たり前のご時世です。

理由は預金金利が”雀の涙”だからです。

投資の手続きが素人にもわかりやすくなっていることも後押ししてくれます。

スマホで簡単に投資ができたり、自分に合った投資信託をロボットがアドバイスしてくれるサービスも登場しています。

株初心者も資産が増やせる高配当株

一番手堅いのが投資信託です。

積立預金の感覚で毎月一定金額を投資するだけ。

あとはほったらかしでも年4%程度の運用益を得ることも不可能ではありません。

反対に素人が手を出して火傷するのがデイトレード。株価の変動にあわせて株を売り買いするやり方です。

例えば最低単位の100株持っていれば一万円近く値上がり益が期待できます。

しかし株価は予測できない動きをします。

下落するときはあっという間に暴落して、思いも寄らない損失が発生します。

株の本を読んでいたにもかかわらず、10万円単位の損失を被ってしまいました。

少しリスクは高いけどほどほどの利益が期待できる投資法が「配当金狙い」の投資法です。

「株初心者も資産が増やせる高配当株投資」

配当金狙いの投資は「インカム投資」と呼ばれています。

投資の見返りに株式の配当金が還ってくるものです。



配当金を狙うべき理由

配当金に脚光が当たり始めたのには理由があります。

企業が株主重視の姿勢を強めていること、さらに商法改正で配当金を出しやすくなったという二つの理由です。

企業は儲けを溜め込んでいました。本来は株主に還元するのが筋なのですがそうしてこなかったのです。

説明責任が問われる時代になり、もはやそうした考え方は通用しなくなり始めています。

企業が配当金を出す理由は多少無理しても株主をつなぎ止めることに狙いがあります。

株主をつなぎとめることで株価の下落を食い止め、買収のリスクを減らすという目的が隠されているのだそうです。

買い時はいつか

「業績が好調で配当金が期待できるのに株価が下がったとき」が投資の好機です。

配当利回りは「配当金÷株価×100%」で計算されます。

つまり株価が低いときに買うと配当利回りが良くなるのです。

デイトレードなどでは、株価下落時に株を買うと危ないと言われます。

大抵の場合、株は上昇するだろうと言う予想に反してさらに下がります。

デイトレードで損する典型的なケースです。

買った時より売る時の金額がどんどん下がりますので不安に耐えきれずに売り払ってしまうのです。

配当金狙いの場合は、配当金をもらえる権利が確定する日まで株を持ち続けます。

ただし持ち株の含み損は下落するにつれ増えていきますので含み損に耐えられるようなメンタルが必要になります。

逆に、持ち続ける間に株価が上昇する場合もありますが、その時も我慢して持ち続けます。

「タテ・ヨコ比例の鉄板法則で狙い撃つ「超高配当株」の探し方」

配当金のメリット配当金は株価が下がったときの損失も抑えることが期待できます。

例えば30万円を投資し、年間5,000円の配当金を得たとしよう。配当金は2年で1万円となり、株価が下がって29万円になっても配当金で元はとれている。配当金が多ければ株価の下落によるショックも緩和されるというのです。

配当金が減る場合もある企業は配当金を約束しているわけではありません。

業績が落ち込むと配当金を減らす「減配」や見送りもあります。

配当金が高い企業が優良企業とは言えません。

信頼できる企業を選ぶためには、投資先の会社の業績などに関心を持つ必要があります。

PERとかROEなどと呼ばれる指標の読み解き方は株取引の基本ワードなので頭に入れておきましょう。

業績がシッカリしている企業であること。資産が潤沢な企業であること。などを選びましょう。

権利確定日に注意株を持っていてもそのままでは配当金を貰えません。

配当金をもらえる権利が確定する「権利確定日」に株を持っていないと配当金は貰えないのです。

だいたいの場合決算日が権利確定日になります。

しかし、権利確定日が近づくと株を買う人が増え始め、思いもよらぬ高い株価になりがちです。投資時期は確定日の三カ月前を目安にするのがいいそうです。

まとめ

株を持ち続けていると短期間の株価の値動きはあまり気にならなくなると言われます。

株式優待で有名人になった桐谷広人さんは、もともと短期間で株を売買するディトレードをやっていたそうです。

しかし株価の変化が恐くなって、安定して利益が出る株式優待に方向転換したといいます。

収入源が限られるシニアにとって、資産を減らす選択枝を取るべきではありません。

割安でも安定的に資産を増やすことができる高配当株を楽しみながら続けたいものです。