卓越したものづくりが一堂に介す日本伝統工芸展が始まります。応募総数1280点から入選563点が選ばれ全国十か所を巡ります。番組では16点の入賞作品を紹介。昭和29年から開催されてきた日本伝統工芸展。今年は新型コロナウイルスの影響を受け、一時は開催すらも危ぶまれました。コロナ禍において作家たちが自身と向き合い生み出された作品たち。その創作の現場を訪ね、匠(たくみ)の技や作品に込められた思いに迫ります
放送:2020年9月20日
日曜美術館 「見つめ直す日本の美〜第67回 日本伝統工芸展〜」
卓越したものづくりの技が一堂に会す、日本伝統工芸展が今年も開かれています。
新型コロナウイルスの脅威が続く中でも全国から1280の作品が集まりました。
例年とは全く異なる状況で自分自身と向き合い創作に挑んだ作家たち。
「すごい悩みました。今年なかなか手をつけることができなくて、それでずいぶん悩んで」「コロナで仕事のペースが変わってしまったんですけど、改めて時間が出来たこともあり、じっくりと大きなものに挑戦することができました」
そして生まれた作品。
「こういう節目の大変な時期にもやはりこれだけ美に対するアプローチをしてそれが人の重い心を和ました年になるんじゃないかな」
今改めて見詰め直す日本の手仕事の美しさです。
雲間からご来光。
かつて山頂で見たとびっきりの光景を形にしました。
漆を塗った後に磨きなどの手を一切加えない塗りたてという技法が使われています。
刷毛の跡を残さず塗りあげる高度な技術です。
流れ落ちるような緩やかなくぼみは雲の流れ。
シンプルな形の中に風景を取り込んだ匠の技です。
普段は表具の仕事をしているという人見祥永が一年をかけて作った箱。
使われているのは和紙。
何十枚も重ねて漆で固めています。
和紙を寄せて作った皺を生かした矢羽根の形。
本物の玉虫の羽による緑色のラインが鮮やかです。
応募作1280の頂点に立った作品はこちら。
《氷壁》
厳しい冬の岩場。
その側面に雪と氷が張り付きます。
凛とした表情はこれまでにない新しい技法で生み出されました。
福島県会津若松市。
400年以上の歴史を持つ伝統工芸、会津漆器が今に伝えられています。
「今日は宜しくお願い致します」
この地で生まれ育った須藤靖典さん。
案内された工房は予想外の不思議な場所でした。
「ここは工房、アトリエ。あれ何か伝統工芸展はプラモデルで・・・」
「子供の頃からプラモデル作るのは好きで、基本ものを作っていく習慣はこういうところが始まったような気はします」
制作の中で最も楽しいのはデザインを考えることだと言います。
「鉛筆やボールペン書きですが、ここは銀でやろうとか、ここは金でやろうとか最終的にきちっととしたいという時にコンピューターで処理し、コンピューターで、頭の中でイメージしたものを表現するようにしてます」
手書きした作品のイメージを一旦コンピューターで清書。
細かな模様の最適な組み合わせを探ります。
「自分のイメージを確実なものにしたい」
元々は県の研究機関に勤めていました。
家の内装にも使える漆の合成塗料などを開発し、今は後進の指導にあたっています。
今回の作品で使われているのは須藤さんが得意とする蒔絵。
まず漆を塗り、乾かないうちにそこに撒き散らすのは・・・。
「砂糖の炭。舐めると苦い」
砂糖を焦がして黒くした粉砂炭。
独特の深い光沢を放つ黒。
「今度はそこにこの雪が付着すると言いますか、雪の光景と言いますか、そういった光景を出すために、今回一番のどうしようかなと思って苦労したのが点描の表現方法なんですね」
さらに絵画でよく使われる技法も。
「ぼかし網って言って、網の所にブラシでもってここすると・・分かります」
最後に銀。
この作業を何度も繰り返すことで雪が降り重なる様子を表現しました。
「平面でピシッと蒔かなくちゃいけないところをあえて凹凸感をつけてみたり、私の頭の中にはいつもきちっとしてあげる他に凹凸、立体感といいますかねそういうのちょっと出してみたいなという思いは前からんですね」
凍てついた黒い岩の上に降り重なった雪。
日が差し込み何とも言えない光を放ちます。
新たな技法を取り入れるのは今回に始まったことではありません。
毎回新しい技法考え、試行錯誤を繰り返してきました。
「もう欲しいなと思うのはその新しいことをやるときですね。ごちそうさんご自身が心弱ったらどうなるんだろう。新しいもの見てみたい好奇心とわくわくされてるんですね。それなら作ってる人ってとても大切なことだと思うんですね。可能性ですよねえ。こうやってやるともうちょっと面白くなるかなとか、こうやって会った時に見た形はどうやって作ったここなってちょっと小首をかしげて見てていただくことができるかなとかこの先に神秘性的なことできるのかなーとかいろんなこと少し考えましたね」
伝統の技と遊び心が一つになって生まれた漆芸作品です
2500年以上もの間土に埋もれていた杉の木
神代杉と呼ばれる貴重な木をふんだんに使った木箱です
側面に施された木象嵌
神代杉をひし形に型取り、これもまた貴重な古木・黒柿の縁取りと共にはめ込んであります
木目によって変化する光の反射角度により異なる色味が楽しめます
木材をろくろで回転させ歯を当てることで削り出す引き物
玉井智昭は着物ならではの形の美しさを魅せることにこだわりました
あえて木目の存在感を消す縦木取りという方法でけやきを切り出しています
蓋を開けると中は鮮やか金砂子のきらめきが見るものに驚きを与えます
直径29センチの存在感
ある切り子作品に、層になった透明なガラスと青色のガラス切り込みの深さを徐々に変えることでグラデーションが生まれます
縦横斜めの線を均等に入れることで1800以上の菊の模様がつけられました
一か月半これだけに専念して作られた作品
誕生の背景には新型コロナウイルスの感染拡大がありました
「自粛期間中ですとか、特に職人の仕事は展示会もそうですけど、仕事の量が減ってしまったりの影響は大きかったですね。コロナで仕事のペースも変わってしまったっていうのもあるんですけど、今年は時間もあったのでじっくりと大きなものに挑戦することができました。どうしても時間が空いてしまうその前に村ができたりとかがしやすいので時間がある中で均一に塩を入れることができたっていうことに繋がってるんじゃないかなと思います。もし上がった時はいいのができたらという率直には思いましたね。今ちょっと変則かなりありますけどそういうこと忘れて単純にいいな綺麗なという風に見てもらえる時間を守ってもらえるといいかなと思います」
最年少受賞者33歳の、利用幸一による銀行作品
一枚の板から叩き出す鍛金という技法で作られました
深みのある独特な灰色
硬くて扱いに良いとされる四分一という素材で作られています
四分一永久堂の中に銀が1/4含まれている合金
あえて加工の難しい素材と向き合ったのもあの理由からでした
「2月3月予定した展示が今回のコロナウイルスの感染の拡大ということで、世界中展覧会ですとか小田頂いたものが少し止まってしまったという事実がありまして、すごく目の前が真っ暗になるような気分ではあったんですがそこからますこれはちょうど新しいチャレンジをする機会を頂いたんだというふうに思うようにしてやはりこのほうしぶ一という素材はすればチャレンジしたいなという風にずっと憧れをもってお煮しめていた。今回の作品に関しては内側と外側が叩くことで同時に成形されていくっていうのがこの監禁の秘宝的な特性だという風に感じているので突然とお年賀両方に同時に現れるというその造形の妙を見ていただければと思います」
新型コロナウイルスの影響によって今回は展覧会の開催自体が一時危ぶまれたと言います
審査委員会の副委員長を務めた室瀬和美さんを訪ねました
歴史がある伝統工芸たいのですけれども今年はかなり新型コロナの影響も受けたと
「そうですね相当をやって作ってる時の作り手はそこで悩んだと思うんですね。やはり皆さんこういう時期にこんなもの作って行っていいのかっていうそういう思いもたくさんあったと思うんです。ただやはり積み重ねて積み重ねて毎年勉強しながら今年はこういう新しいものを作っていこう。今年はこういうものを見てもらおうそういう積み重ねの中でやはりいち年でも私たちがそういう場を奪ってしまうと、作り手にとっては心が折れてしまう。私たちは場を作らなきゃいけないし提供しなきゃいけないしこういう節目の大変な時期にもやはりこれだけ美に対するアプローチをして、人のあの重い心を和ませたんだと年になるんじゃないかなって逆に思いますね」
大阪市内で創作活動を行う切金市の中村敬北さんと夫で物資の向吉悠睦山渓谷さんは感染が拡大する中作品を作り続けても良いのか悩んだと言います
そんなとき夫の遊牧さんが川辺の散歩に誘ってくれました
「見慣れた風景なんて読むか私たちが出られなかったり色々したでも同じように自然はあって同じように川の流れがあって風が吹いてのあたり朝はとても大切なものでありがたいなと思いつつあのこれを書きたいなっていうことになって」
そして生まれた今回の作品、ゆったりとした川の流れがモチーフです
タイトルはとうとうと
極細の金箔の宣伝模様を描き出す高度な技術を要する切金という技法で
工房にはシリカなしならではの品々が
そう打つそうですあの切金私がやったものです
切金は仏像や仏画を飾るために生まれた技術
飾ることで私たちと仏の世界を繋ぎます。
普段は夫の彫った仏像に切り替えを施しています。
これはあの主人と初めての共同制作した仏像です。主人が彫刻をして、私が切金をした作品になります。そうです切金っていうものはお堂の中が真っ暗な状態でも
音をみを一本で全体が輝いてくれるそういった技法です。
作業を施すことで様としての威厳と本当に美しい姿として時代を残っていくわけですので仏教美術の枠を超え工芸の一つの分野として受け継がれてきた
技竹の刀を使い金箔を0.1ミリ単位の細さで均等な幅に切断していきます。
ライブ集中します
今ご覧頂いたのに全て目分量できているのであのたまに目がぼやけたちょっと太くなったりとかしますけれども、太さを変えた金箔を並べてもらいました
音に乗って細い北の金箔の方が明らかに太いとのこと
ちぎれやすい金箔は筆を使って操り
のり付けした筆先の繊細な動きで模様を作り上げていきます
金箔ですから
光多いかなり意識してますのでそれを強くしていこうとすると集めることですね
それと対照的になるだけ
空間をうまく利用して密度を変えるって事で
マヨの動きとか強さとかそういったものを表現します
今回のはあの派手さはないですけど自然の表現として
ずっと流れているの漢字ってのちょっと意識しましたので
totoと静かに流れる川のきらめき
いつもとは違う年だからこそ生まれた珠玉の逸品です
有田焼の窯元に代中尾淳による白人の勝ちです
柔らかさと鋭さが共存する独特の形は
ろくろを引いた後道具を使わず手で形を整えたもので
仕事ならではの歪みがどこか温かい印象を与えます
直径ごじゅーよんCMの青の大皿に
じゅー台の旅で目にした
地中海の海と空木村祥朗は以来
40年余り青の世界を追求してきました
深海から湧き上がりさざ波を立てながらどこまでも広がる水
その溢れんばかりの青受け止めるのは
熟練の技が際立つ内向きの口作りです
凛として佇む青の世界です
中田宏さんは九谷焼の窯元の三代目
高校卒業後大阪京都で陶芸を学びこの道20年になります
受賞作は柔らかな白磁の壺
釉薬を重ねることで生まれた繊細な模様が真珠のような光を放ちます
螺旋状に上昇して行く優美な線その先に開いた小さな口作りモチーフは外出自粛が続く中で
毎日観察していた大山蓮華の花です
つぼみが初めて着いたっていうのもありましたし、外で美しいものを見るとかそういうことが全くなかったので、あのこれがつぼみを持ったっていうのは自分の中ではすごくご希望が持てると言うか、つぼみに見た希望
中田さんはその生命力をこのツボに託しました
「今回のこの口作り割と力強いと言うか特徴的な口作れなんですけど、つぼみが開花する
開くときのこの何とも言えない子を希望
館と言うか
開きかけが一番綺麗なんですよね
そこにその生命
の力強さと言うか
そういうものをすごく感じるので
その気持ちと言うか
それがそのままこの口作りになった
ということで
白い色で表現した庭の片隅の命の輝き
鮮やかな色が定番の九谷焼に会って
いたんとも思える白磁の器
中田さんの器は
緑測ってもらうんですよ実は
中田さんは当初から
白磁だけにこだわって制作を続けてきました
そこには独自の哲学がありますので
本来こうあるべき場所っていうのは
この生活の空間の中であったり
そういう花ので使って欲しいと思う
思考作品が作品としてこう単独で見える力と
その空間の中で熊谷蹴られて見られることっていうのはずいぶんものとしての立ち位置も違うしあるべき姿の一つだと思うので使われてこそ花開く美しさ、ハードルを裏付けして伝統工芸って高いわけじゃないんです
よってもう本当に芸術の最高の日から日常の器まで、生活を豊かにしていく幅が広いのが工芸なんで
こんなものを家に置いといたらもっと家庭生活が豊かになるんじゃないかなとか
私がお金もしたらこれ買いたいですか
そういうもし一つくれる
つったら何をもらおうかとか
そういう思いで見ると
やっぱり自分の好みに
合わせた作品が見えてきて
そういう見方をしていただくと
すごく楽しい味方だと言うと思います
深い森林の様子を象嵌でデザインした書き
キキの重なりや奥行きを表現するため
重ね象嵌という技法が使われています
複数の金属の凹凸が
ピタリとはまらなければ外れてしまう高度な
技術重厚感を残しながらも
すっきりとした姿に仕上がりました
人形蜘蛛唯一の受賞作とき
慌ただしく過ぎていくこの一年
こんな時こそ穏やかな心で
前向きに時を過ごしてほしいと付けられました
甥っ子松崎ドールはありますね
今日はうんちをします
電話してあのと申します初めまして
雅子と申しました
ありがとうございますではよろしくお願いいたします
松崎幸一光さんは代々五月人形などを制作する
人形師の三代目は
そこでこっちで仕事してるんですけども
はいはいすいません
作業中によろしくお願いします様と
差し向かいですね
今年でろくじゅーなな歳を迎える
松崎さんここで
よんじゅー年以上職人を束ねてきました
松崎さんが作家として活動するのは
自宅に設けた小さな工房
仕事以外の時間は
ここに一人こもっているといいます
土日は朝から雪ですね
朝からほとんど休みの日も
仕事してるじゃないですか
さあ休みだ今日は仕事できず
松崎さんの人形作りは
粘土で原型を作るところから始まります
最初にでもやっぱ考えるな顔なんですか
挑戦顔どんな表情にするか
はいあとはどういう意思を持った
顔にするかっていうの考えますね
いいですか人形だけど
最初に石って言葉が出てきたから
人形ってよりは人って
ですかね本当にこう
生き物な感じがしましたね
素材の違うそれを表現するのが
ハイ人形だと思うか思ってるので
原型ができたらいよいよ機を掘ります
こだわりは木材の選び方
胴体に使われているのは桐の木です。
そこに白いごふんを施し柔らかな表情をつくります。
しかし手足と頭には別の素材を使うのだとか
これがそれがきりざきれいなんです
はいはいちょっと待っていいですか。
これはそんなに軽いですね。
桐原会ので仕事はすごく早くできます。
ただその細かい先生なし表現が難しい
折れてしまったりする柔らかすぎてこれが本当全然この機能をても
違いますね集まってるなって感じただけなので
オークションには向いてるんですね。
素直なかつては伝統の手法に従いきりだけで制作していた松崎さん。
素材から見直し、より繊細な表現を追求しています。
いよいよ顔に表情を持たせて行きます。
ヤスリは一切使いません。
あえて彫刻刀の跡を残し味わいを出す草スギナのがこの顔
表情自体は本当に限られた線でしかできてないけど
少年のなんかか表情が向上さそうな
あの顔していたですね
でも見てるこちらもすごいこう
やすらぎはあるよとか
そういうスタンスで
これからやっぱりものは
作って行くつもりでい
ますしねではそろそろ帰るかもしれませんが
あの大きな何て言うんですかね
人の気持ちとか
時代とか色々あるじゃないですかはい
そういうものが
先にはいできればいいかなーって思っても死ね
はい前向きな心で柔らかく静かな時を刻む
今大切にしたい松崎さんの思いです
型紙を使って藍染をする
長板中型という技法で作られた麻の反物
特徴は表と裏の両面に寸分違わながら遅め
愛の色がはっきりと浮かびます
縦に走る釜ノ島
そこに交わる萩野枝葉透き通る浅茅と相まって
涼やかです毛虫のようにも見えますが
実は米粒よりも小さな文様の江戸
小紋直線と曲線
外見異なる表紙の連続が斜めに走り、爽快で夏の単衣にふさわしい粋な逸品。
今年の染色部門で特に高い評価を受けた久留米絣。
着物工房染め分けた経糸と緯糸の交わりから文様を生み出す飛白深い愛の奥から光が放たれほど走っています
松枝哲哉は光をテーマに伝統の技を磨き続けてきました。
福岡県久留米市田主丸町。
ここに松枝哲哉さんの工房はあります。
哲也さんは150年続く織屋の五代目。
新しい久留米絣の姿を模索してきました。
しかし今年7月食道がんのため他界。
受賞の知らせを聞くことはできませんでした。
妻の小夜子さん。
哲也さんとともに作家として伝統の技を守り続けてきました。
えーとの縦と横を組み合わせて
使ったところが白くなりますね
てことは縦の糸横の思いを
この形に合わせて
そこに入ってんの
光を見いだすっていうような赤という思いが
ずっとあの写真の中にはあのあったん
だと思います。
病気でとてもはどうきつい時でも、こんな柄を作ろうかと思うとか、そういう話をする時は出来上がるケーキとしてましたか
作ることが本当に好きなんですね。
命を削って作るのではなくて命いっぱいに作ってるので
命いっぱい作ってましたね
伝統の担い手として精一杯に生きた哲也さんが残した最後の作品です。
そのバトンは一人息子の手に。
長男のたかひろさん。25歳。
小さな頃から染谷
降りの技を教わってきましたが
この春までは会社勤め
後を継ごうと戻ってきた息子にてつやさんは
入院先から指導を続けたというなかなか
直接会えないところもありましたけれども、まあ基本的にはビデオ通話で良質からですね
私あの子と指導しててくれた
それもこのぐらいであげるとかですね
このぐらいそれは回しすぎだとか
絞りすぎだとかって言うの
画面を見ながら指導してくれたら
背中として大きいですよ
ねでも大きい存在で
すぐには絶対に追いつけない
でも必ずいつか追いつかなきゃいけない
なんて言う目標を取るかですね
FFに思ってます
激動の年に格闘した作家たち
自分に何が出来るのか
今をどう生きるのか
問いの向こうに生まれた美しさです