「生きて流れよ」川の流れのように伝統を受け継ぎながらも一瞬もとどまることなく、新しいものを築けという 日本伝統工芸展 。今年も始まる展覧会の全16の受賞作を紹介。
第65回日本伝統工芸展。昭和29年に失われてきた伝統工芸の技術を守り育てることを目的に始まった。陶芸、漆芸、金工、木竹工、染織、人形、諸工芸(ガラス、七宝など)の7部門から選ばれる。今年の受賞作は、展覧会の趣旨どおり、伝統をベースにしつつも何か新しいものを目指した作品が多い。まさに最高峰の技の限りを尽くす、“美の競演”。司会の小野正嗣と高橋美鈴がその創作の現場を訪ね、珠玉の作品誕生の秘密に迫る。
【司会】小野正嗣,高橋美鈴
放送:2018年9月23日
日曜美術館「生きて流れよ~第65回日本伝統工芸展~」