日曜美術館 「太子の夢 法隆寺 の至宝」
聖徳太子と 法隆寺 の至宝の数々が登場する特別展。飛鳥時代から江戸時代まで仏教美術の最高峰が一堂に。太子が日本文化の礎と呼ばれる理由とは?人でありながら仏のように信仰の対象となったのはなぜか?太子の姿を寺宝からひもとく。...
聖徳太子と 法隆寺 の至宝の数々が登場する特別展。飛鳥時代から江戸時代まで仏教美術の最高峰が一堂に。太子が日本文化の礎と呼ばれる理由とは?人でありながら仏のように信仰の対象となったのはなぜか?太子の姿を寺宝からひもとく。...
20世紀で最も重要な画家の一人とされるフランシス・ベーコン。その死の直前に、千点を超える作品群が、親しかった友人バリー・ジュール氏に秘密裏に託された。それは、生前の「ドローイングは描かない」「デビュー前の作品は破棄した」...
知られざる花鳥画の天才・ 渡辺省亭 がついに登場!西洋的な写実と江戸の粋が融合した唯一無二の世界を展開した省亭。明治に初めてパリに渡った日本画家で、ドガら印象派の画家たちを魅了した。国内でも高い評価を得たが、画壇に属さず...
理想化された美ではなく、一般庶民の葬式や自らのアトリエを巨大なカンバスに描き、19世紀フランス画壇を騒がせたクールベ。写実主義を唱え、故郷の自然や海をありのままに描き、モネなど印象派の画家たちに多大な影響を与えた。その人...
“UTAMARO”として世界でも名高い浮世絵美人画の巨匠、喜多川歌麿。 歌麿 は“青楼(=吉原)の画家”とも呼ばれ、上級の花魁ををはじめ吉原の遊女たちのさまざまな姿を描き出した。また美人で評判の町娘をブロマイドのように売...
日本各地には「デザインの眼」で見ると“すごい宝物”が秘蔵されている。気鋭のクリエーター5人が全国5か所の博物館や資料館の所蔵品をリサーチ。 デザイン とは近現代のものばかりではなく縄文時代にはすでに存在していたこと、“人...
4月13日から東京国立博物館で開催される展覧会「国宝 鳥獣戯画のすべて」。開幕を2日後に控え、まだ誰も見ていない会場の様子を伝える。最大の見どころは、「鳥獣戯画全巻(甲・乙・丙・丁巻)44メートルが、全部開いた状態で展示...
リオ五輪閉会式や紅白歌合戦のステージ演出で知られる「ライゾマティクス」は、プログラマー、エンジニア、デザイナーなどから構成される異能の専門家集団。最新のテクノロジーを駆使して、「株式市場でのAIと人間の戦い」、「電磁波の...
水戸芸術館で開催中の「3.11とアーティスト:10年目の想像」展。東北でのボランティアをきっかけに創作を始めた、小森はるかさんと瀬尾夏美さんのユニット、福島の帰宅困難地域との「境界線」を描き続ける加茂 昂さん…展覧会は、...
「俺にピカソのような才能はない」。松山智一は20代で渡米後、日本人中心の勤勉なチームを作り、アートの最前線を駆け上がってきた。2020年は、新宿駅前と明治神宮での大きなプロジェクトを控え、凱旋帰国の年のはずだった。だが滞...
1950年代、風雲児のように現れた画家、横山操(1920~1973)横山の絵が世間を驚かせたのは、およそ日本画らしからぬ画題だった。『溶鉱炉』は製鉄所の工場が描かれ、『塔』には、事で焼け落ちた谷中の五重塔の黒焦げた骨組み...
今年5月に亡くなった 松井守男 さん。フランス・コルシカ島在住。着物姿で絵を描き“サムライ”と親しまれた。その筆先からは独特の抽象がほとばしり、最も栄誉ある勲章レジオンドヌールも受ける。2020年来日中に新型ウイルスの流...
去年生誕600年を迎えた雪舟は、日本絵画史上ただ一人国宝6点を描き、“画聖(がせい)”と呼ばれた男。その雪舟にかねてから惹かれているのが、現代美術のトップランナー、李禹煥(リ・ウファン)。「雪舟の自然観に、呼びかけられて...
年の始めに、今見てほしい珠玉の一作を“あの人”がオススメ。井浦新:自宅にこもる日々、前を向かせてくれた太古の美とは。ヤマザキマリ:大切な旅を奪われる中、心を解放してくれたビジュアルアート。山口一郎(サカナクション):心の...
10月に石川県金沢市にオープンした 国立工芸館 。かつて皇居の側にあった東京国立近代美術館工芸館が移転した。収蔵されているのは、明治以降「近代」に作られた作品たち。ある時は国の後押しを受け日本文化を世界に知らしめ、ある時...
90年前に日本で初めて西洋画をいつでも見られる美術館として誕生した大原美術館。始まりは、「日本の芸術界のため」に、海外の絵を集め、見てもらいたいというある画家の思いだった。その思いを受け、地元の実業家・大原孫三郎と息子・...
北海道から千島列島そして樺太に暮らしてきた先住民アイヌ。北の大地の雄大な自然と暮らし。アイヌの人たちは、そこに住むさまざまな生き物をカムイと呼ばれる神の化身として畏敬の念をはらい、独自の文化を築いてきた。美しい自分たちの...
写真家・ 宮崎学 は、人間社会のすぐそばで生きる多種多様な動物たちの姿を、半世紀にわたり写し続けてきた。探偵のごとく動物たちの痕跡を読み解き、自作のロボットカメラで人間の目が及ばぬ世界を写し出す。番組では、一年越しの構想...
陶土を用いた彫刻「陶彫」で知られる彫刻家・辻晉堂。陶芸と彫刻の境を越えて生み出される独創的な抽象作品は、1958年のべネチア・ビエンナーレ展にも出品されるなど、国際的に活躍した。その一方で辻は、京都にあった美術専門学校で...
奈良・正倉院の貴重な宝物を年に一度公開する「正倉院展」。コロナ禍の今年は人数制限など異例尽くしの展覧会となった。鎮痛剤とされたナウマン象の歯の化石、実際に人々に使われた生薬など「正倉院薬物」が数多く出陳。サイが描かれた「...