美の壺 「書の道具」
再生や復活の願いを託したという、蝉(せみ)の形の硯のすずり、朝日が昇る絶景を描いたすずりなど、名品が登場。失われた技術を求め、数百年前の名品の再現に挑む製硯師(せいけんし)にも密着する。さらに千二百年の伝統を誇る鈴鹿墨の...
再生や復活の願いを託したという、蝉(せみ)の形の硯のすずり、朝日が昇る絶景を描いたすずりなど、名品が登場。失われた技術を求め、数百年前の名品の再現に挑む製硯師(せいけんし)にも密着する。さらに千二百年の伝統を誇る鈴鹿墨の...
京町家の奥深く、代々の主(あるじ)が座った特等席からの心落ち着く眺め。床の間を楽しむ粋な仕掛けとは!?小堀遠州の屋敷から移築した奥座敷も拝見。ふすまには漆や雲母で描いた松、欄間には豪華透かし彫り、伝統の職人技が光る。炭の...
お燗(かん)をつけて50年の店主が、材質にこだわった特注やかんで出す燗酒(かんざけ)。甘みと香りが引き立つ絶妙な温度とは!?酒を温める「ちろり」、盃(さかずき)を温める「盃台(はいだい)」、そして携帯用の燗(かん)道具な...
日本の正月に欠かせない雑煮。土地土地の産物を取り込み、具も汁もさまざま。そこには新しい一年を幸せに過ごしたいという人々の願いが。室町時代の武士が食べていたのは、「敵をのす」を意味する「結びのし」など縁起のよい具を煮込んだ...
知られざる将棋の魅力満載! 必見!羽生善治さんが長年愛用する駒。鮮やかな模様は虎か孔雀(くじゃく)か!?“木の宝石”と呼ばれる黄楊(つげ)の駒。名人戦に使われる、明治の名工がのこした逸品の駒。掛川城で戦う王将戦の舞台裏に...
仏教の戒<File:434>仏教の戒律に基づいて作られる、精進料理。肉や魚介類を使わずに、おいしくいただくための知恵と工夫が込められている。曹洞宗大本山・永平寺の朝食に出される「粥(かゆ)」には、作ることから、食べる所作...
職人が一から作る伝統の箒(ほうき)は、材料のホウキモロコシの細い穂先と細かな縮れがゴミを逃さずキャッチ。穂先が床に垂直に付くよう設計されていて、10年使える逸品。禅寺に学ぶ拭き掃除の極意、さまざまな色の糸を使った自作雑巾...
<File431>ナポリタン、エビフライ、カレーライス…西洋料理を日本の美意識と工夫で変身させた洋食。横浜生まれの「ナポリタン」に込められたアメリカへの憧れ。「カレーライス」の器に隠された秘密。「エビフライ」に見る和食の...
西郷どんの愛した大島紬。職人が腕を競う“西郷柄”とは?60色もの糸を駆使した驚きの紬(つむぎ)も登場!着物にサッシュベルト、そしてトレンチコート!着物にシャツとブーツ!自由自在な着こなしで世界にはばたく着物24時間着物を...
輝くようなルビー色、キャンデーのような甘い香りの赤ワイン。世界最高峰のワインコンクールで金賞を受賞した、深い味わいの白ワイン。世界が注目の日本ワイン躍進の秘密を探る!?自然酵母にこだわった北海道のワインづくりに密着。雄大...
和箪笥(わだんす)の“女王”と呼ばれる「桐箪笥(きりたんす)」の魅力は引き出しの密閉性。ハガキ1枚の隙間さえ作らない、職人の精緻なカンナ技に迫る!さらに、カラクリ満載、金庫のような船箪笥(ふなだんす)や、龍や唐獅子など飾...
フーテンの寅さん愛用のトランク、気になる中身は?かつてパリ万博で絶賛された柳行李(やなぎごうり)のトランク。現代に受け継がれる見事な職人技。ヌメ革を自分色に染めたコレクション600点!思い出が詰まった鞄は傷まで愛おしい。...
冬の東北、一面の雪景色に彩られた山あいに、今日もモクモクと湯気が立ち上る。美しく温かい、東北の温泉の最高の姿を集めて東北縦断! 福島・吾妻山から湧き出る源泉を、淡い空色の「にごり湯」に変える、温泉の魔法使い・湯守の技とは...
タレント中川翔子の鏡コレクション大公開!アニメや漫画で人気の懐かしのコンパクトが登場!江戸時代、嫁入り道具として大切にされた銅製の「和鏡」。鏡の裏には、職人技光る巧みな装飾が!かつて門外不出とされた技を駆使したイタリアの...
北海道の大自然に抱かれた400以上もの鉄道の駅は、それぞれ異なる魅力にあふれている。名画の舞台となった懐かしの駅。築100年以上!長年使い込まれた味わいが何とも言えない木造駅舎。夕景や流氷、大自然の雄大な景色をのぞむ絶景...
日本人の“ソウルフード”おでんの歴史は、豆腐田楽から始まった!大正時代から継ぎ足しで受け継がれてきた、老舗店のつゆ。浅田次郎が愛してやまない、関東の定番おでんだね「ちくわぶ」の魅力とは?開高健が絶賛した大阪の逸品とは?た...
極上柿800本を育てる柿の木畑に潜入。柿一筋50年の農家が見つけた“柿が元気になる方法”とは!?平安時代から愛されてきた伝説の干し柿が登場。糖度はなんと普通の柿の約3倍とも!絶品の味わいを生む1000年の技“手もみ”とは...
旅先の楽しみ、郷土色豊かな「宿の朝食」。米どころ新潟では、かまどで炊いたふっくらご飯、温泉でじっくり煮込んだ粥(かゆ)、そしてご飯をよりおいしく食べるためのこだわりおかずが登場!出来たて熱々にこだわる修善寺の宿では、客屋...
機能だけでなくファッションアイテムとしてかかせないメガネ。パリで生まれたロングセラーの名作フレーム。希少なセルロイドが生み出すこはく色の輝き。縄跳びから発想したスタイリッシュなメガネとは?完成まで2年!こだわりのパーツか...
青空の下でかぶりつく大きなおにぎり。山でひと仕終えて頬ばるごはん。 そして芝居見物の合間に舌鼓を打つ幕の内。 日本には楽しくて美しいお弁当がたくさん。そんな全国各地の弁当の魅力を美の壺が総力を挙げて特集します。そうだ旅に...