イッピン 「千年受け継ぐ 優美な木工~京都・京指物~」
京都。観光客をもてなす「木のぐい飲み」が人気だ。凜とした円柱形に、美しい木目。日本酒を注ぐと、ふわりと杉の香りが立ち上る。木と木を巧みに差し合わせた木製品は「京指物」と呼ばれ、その歴史は平安時代にさかのぼる。伝統の茶道具...
京都。観光客をもてなす「木のぐい飲み」が人気だ。凜とした円柱形に、美しい木目。日本酒を注ぐと、ふわりと杉の香りが立ち上る。木と木を巧みに差し合わせた木製品は「京指物」と呼ばれ、その歴史は平安時代にさかのぼる。伝統の茶道具...
どっしりとした形、ゆらめく炎。家庭用からキャンプ用まで、多彩な用途とデザインで近年人気を博している「薪(まき)ストーブ」。奥飛騨のホテルにある、360度どこからでも炎が楽しめる薪(まき)ストーブとは?!人が作り出す“オー...
反骨の画家・北川民次。メキシコを漂流し、子どもたちに影響を受けた独自の作風。目標は、絵画による社会変革。時事問題を描き、時代に抵抗した男がみた絵の可能性とは。 1920年代、革命後のメキシコを漂流した日本人画家・北川民次...
再生や復活の願いを託したという、蝉(せみ)の形の硯のすずり、朝日が昇る絶景を描いたすずりなど、名品が登場。失われた技術を求め、数百年前の名品の再現に挑む製硯師(せいけんし)にも密着する。さらに千二百年の伝統を誇る鈴鹿墨の...
その芸術家を心から愛するゲストが、魅力を読み解く「傑作ダンギ」。今回は今年生誕150年を迎える色彩の魔術師、アンリ・ マティス について3人のゲストが熱く語り合う。 鮮やかな色彩と伸びやかな線で愛される20世紀を代表する...
京町家の奥深く、代々の主(あるじ)が座った特等席からの心落ち着く眺め。床の間を楽しむ粋な仕掛けとは!?小堀遠州の屋敷から移築した奥座敷も拝見。ふすまには漆や雲母で描いた松、欄間には豪華透かし彫り、伝統の職人技が光る。炭の...
かつて幻の器といわれた、長崎の現川焼。 江戸時代のほんのわずかな期間だけ製作され、その後こつ然と姿を消したからだ。 「刷毛目」と呼ばれる文様が特徴だが、どのようにしてこの文様をつけたのか、まったく謎だった。 200年後、...
お燗(かん)をつけて50年の店主が、材質にこだわった特注やかんで出す燗酒(かんざけ)。甘みと香りが引き立つ絶妙な温度とは!?酒を温める「ちろり」、盃(さかずき)を温める「盃台(はいだい)」、そして携帯用の燗(かん)道具な...
ついに登場!山口の萩焼。土味を生かした柔らかな色合いが魅力の器が、今多彩に変化。フチはピンク色。それが底に向かって緑から白へと変化するパステル調の器は、全国で注目されている人気製品。また、独特な絵付け技法で生み出された、...
心もカラダも癒やされたい。今注目のオーガニック先進地・ニュージーランドへ。カラダの中からキレイになれるモノを探す。“あなたのため”にブレンドされたハーブティーや、こだわりの食材で作る名物スイーツ!先住民マオリの知恵から生...
評判のフレンチレストランで出される食器、「漆黒のプレート皿」。これは宮城県石巻市の雄勝町で生まれたイッピンで、材料は「雄勝石」という真っ黒い石!「驚くほど薄く割れる」という雄勝石の不思議な性質をいかしてこの皿は作られた。...
日本の山岳写真を変えた男といわれる 田淵行男 。写真家としてのみならず、高山蝶の研究家としてもその才能を発揮します。山の神髄に迫りたいと願った男が見たものとは? 幼くして両親と死別した田淵は、その心の穴を埋めようとするか...
日本の正月に欠かせない雑煮。土地土地の産物を取り込み、具も汁もさまざま。そこには新しい一年を幸せに過ごしたいという人々の願いが。室町時代の武士が食べていたのは、「敵をのす」を意味する「結びのし」など縁起のよい具を煮込んだ...
知られざる将棋の魅力満載! 必見!羽生善治さんが長年愛用する駒。鮮やかな模様は虎か孔雀(くじゃく)か!?“木の宝石”と呼ばれる黄楊(つげ)の駒。名人戦に使われる、明治の名工がのこした逸品の駒。掛川城で戦う王将戦の舞台裏に...
仏教の戒<File:434>仏教の戒律に基づいて作られる、精進料理。肉や魚介類を使わずに、おいしくいただくための知恵と工夫が込められている。曹洞宗大本山・永平寺の朝食に出される「粥(かゆ)」には、作ることから、食べる所作...