日曜美術館「幻の国宝 佐竹本三十六歌仙絵 」
百年前、日本美術史を揺るがす大事件“絵巻切断”によって散り散りになった秘宝「 佐竹本三十六歌仙絵 」(さたけぼん・さんじゅうろっかせんえ)が今秋、京都国立博物館に過去最大規模で集結する。 36人の名だたる歌人の肖像に、詠...
百年前、日本美術史を揺るがす大事件“絵巻切断”によって散り散りになった秘宝「 佐竹本三十六歌仙絵 」(さたけぼん・さんじゅうろっかせんえ)が今秋、京都国立博物館に過去最大規模で集結する。 36人の名だたる歌人の肖像に、詠...
どんな料理もおいしくする魔法の道具! 銅 の卵焼き器でふわふわに!▽フランス料理の厨房や料理研究家ムラヨシマサヨシさんのジャム作りで活躍する銅鍋▽職人が一枚の銅板から作る新潟の鎚起(ついき)銅器・炎を閉じ込めた真っ赤な銅...
奈良・正倉院の貴重な宝物を年に一度公開する「 正倉院展 」。令和の幕開けを祝う今回は、とりわけ豪華な宝物が勢ぞろい。その魅力を女優・鶴田真由さんと共に味わい尽くす。 奈良・正倉院の貴重な宝物を年に一度公開する、「正倉院展...
西洋化の波が押し寄せる中、日本伝統の木彫の新たな形を模索した 平櫛田中 。6代目尾上菊五郎と作り上げた代表作「鏡獅子」の制作秘話を通してその生き様(ざま)に迫る。 歌舞伎の6代目尾上菊五郎の姿をとどめた近代彫刻の最高峰「...
マネの「白鳥の歌」とされる最後の傑作「フォリー=ベルジェールのバー」よく見ると鏡に写った光景であり、しかもいくつもの矛盾に満ちている。なぜ?仕掛けられた謎を解く。 マネが死の前年、梅毒に苦しみながら完成させた傑作がある。...
フランスの印象派に憧れた大正時代の画壇で、ひとりデューラー風の肖像画を描き続けた異端児がいた。 岸田劉生 。現代画家の会田誠さんが<意識高い系>画家・劉生を語る。 日本美術史上、最も有名な少女・麗子。岸田劉生が何度も描い...
東北を縦断する奥羽山脈。その山の恵みが生んだ 工芸品 が秋田県にある。横手市の山に自生するアケビのツルで作る手提げかごは、丈夫で型崩れしない。800年の歴史を持つ湯沢市の漆芸。地元の漆の木からとった漆だけを使い、1年をか...
400年前、肥後・熊本で生まれた「肥後象がん」。鉄の表面に、金や銀で緻密な模様を施す工芸品で、大切に受け継がれてきた。今も伝統の方法で作られ、0.1ミリ単位の細工を施す極小の技、鉄の美しい黒色をひきだす謎の液体「さび液」...
「 日本伝統工芸展 」は “伝統は生きて流れる”との指針のもと、時代の流れくんだ新しい作品を選び続けてきた。今年も揃った受賞作を美しい映像で紹介する。戦後、消滅の危機にひんした工芸技術を保護・育成するために誕生した「日本...
家庭料理から懐石料理まで、日本の料理に欠かせない「 だし 」。かつお節や昆布から出る「うまみ」はいま世界から大注目!ジャンルを超えて進化する「だし」の世界を紹介!▽かつお専門食堂が生み出す、「舌の上でとろける」かつお節と...
感謝や祝福などの思いをこめて贈る「花束」▽フラワーデザイナーのローラン・ボーニッシュさんはフランスの田舎の庭をイメージ▽ジュエリーデザイナー出身のフラワースタイリストが花で表現する夕暮れの景色とは?▽京都で30年近く続く...
シンプルなスウェットパーカー。軽くて柔らかく、しかもくり返し洗濯しても風合いが失われない。「極上の肌触り」と人気のイッピンだ。明治時代からニット製品を作ってきた和歌山。今も、世界から注目される高品質のニット生地を作り出し...
岡山県では倉敷を中心に、普段使いの焼き物が作られ、その素朴さとモダンな雰囲気が人気を集めている。陶器の表面に入るひび、「貫入」にこだわり、細かくくっきりとした「貫入」を出すことに成功した岡山の職人。民芸の巨匠バーナード・...
パン大好き!女優の木南晴夏が全国各地の観光地で絶品パンを探す新シリーズ! 女優の美村里江と一緒に、かつて小江戸と呼ばれた「蔵の町」 川越 を巡ります。 出会ったのは、モノトーンな町並みを華やかに彩る、色にも味にも工夫を凝...
パン大好き!女優の木南晴夏が全国各地の観光地で絶品パンを探す新シリーズ!3日目は、南海キャンディーズのしずちゃんと一緒に、温泉地・ 箱根 を巡ります。 芦ノ湖周辺で見つけたパン屋さんでは、おなじみのクロワッサンが、箱根な...
アニメーション映画は「思想を表すことができる」「ただのファンタジーではない」と信じ、リアリティーを追求し続けた 高畑勲 。その熱き信念をゆかりの人々が語る。 「アルプスの少女ハイジ」「火垂るの墓」「平成狸合戦ぽんぽこ」。...
夏の定番!そうめんの知られざる「素顔」に迫る▽奈良・三輪そうめんと大神神社1200年の深イイ関係▽ソーメン五郎改め松本幸四郎のそうめん愛▽絶品!キャビアやトリュフとコラボ▽梅雨があるからおいしくなる!?そうめんの不思議▽...
軍から受け取りを拒まれたという異色の戦争画『国之楯』を中心に、知られざる従軍画家、 小早川秋聲 が残した数々の戦争画を近年新たに発掘された絵や文章を交えてたどる。 陸軍の依頼を受けて描かれたものの、軍から受け取りを拒まれ...
昔から人々の暮らしに寄り添い支えてきた「蔵」の魅力を紹介!▽各地の左官が腕を競った、「鏝絵(こてえ)」。動植物が立体的に描かれた、今にも動き出しそうな仕上げは圧巻!▽家の中にある蔵「内蔵」では、さまざまなデザインの鞘(さ...
茨城県は工芸が盛んな土地で、ガラス工芸もそのひとつ。県外から作家が集まり、多彩な作品が生まれている。緻密な模様が施され、優美な輝きを放つクリスタルガラスのグラス。柔らかな曲線、立体的な表面のグラスにはまるでイチゴのような...