日曜美術館「祭りの水墨画」 日本と中国を結ぶ 傅益瑤 (ふえきよう)の挑戦
今年北京の美術館で、日本で腕を磨いた画家の作品が注目を集めました。それは祭りの水墨画。湖北省の端午の節句の賑わいです。中華人民共和国となってから長い間祭りは禁止されていました。近年ようやく復活。そのことを喜び祝ったもので...
今年北京の美術館で、日本で腕を磨いた画家の作品が注目を集めました。それは祭りの水墨画。湖北省の端午の節句の賑わいです。中華人民共和国となってから長い間祭りは禁止されていました。近年ようやく復活。そのことを喜び祝ったもので...
昔話や伝説に登場する「鬼」。忌み嫌われる一方で、 鬼 にまつわるモノは数多くある。例えば、魔よけの「鬼瓦」。迫力を出すための造形の秘密とは!?寺社の本殿や五重塔など、大事な建物を支える「邪鬼」と呼ばれる鬼。“神聖な場所”...
奇想天外な作品にあっと驚くパフォーマンス。20世紀美術最大の問題児、サルバドール・ダリ。一体何者か? ダリ を愛してやまない者たちがそれぞれの視点から正体に迫る! 40年前にスペインの自宅を訪ねた美術家の横尾忠則さんは「...
暮らしに寄り添い、ぬくもりを与えてくれる「木の器」。これまでにない魅力をまとった器が続々登場!▽木目どころか、シミや虫食いまでもがデザインに!?▽人間国宝をも魅了した“幻の盆”とは!?▽まるで金属のように見える漆器、仕上...
新たなスタイルを見つけては壊す。創造と破壊を繰り返した日本画家・ 速水御舟 。近年の研究で生涯追い求めたテーマが見えてきた。それは絵の奥行き…。何を求めていた? 日本の文化や暮らしに西洋化の波が押し寄せ、美術でも油絵が注...
キリシタン大名の名代として、4人の少年がはるばるヨーロッパに赴き、ローマ法王に謁見した天正遣欧使節。その正使だった伊東マンショの肖像画が、今年日本で初めてお披露目されることになった。この天正遣欧使節の歴史的快挙をライフワ...
連続テレビ小説「とと姉ちゃん」花山伊佐次のモチーフとなった編集長・花森安治。“とと姉ちゃん”こと大橋鎭子とともに、終戦まもない昭和23年に雑誌を創刊。30年間、現場の指揮をとりながら、雑誌の顔である表紙画を自ら描き続けた...
30年前、日本を訪れ人々を熱狂させたイギリスのダイアナ妃。ダイアナ妃には愛してやまなかった日本の作品がありました。自ら購入して執務室に飾っていた大正時代の木版画です。日が傾く頃の瀬戸内海。絶妙なグラデーションで表された海...
印象派の巨匠ルノワール。その最高傑作とも言われる名画が初来日、注目を集めている。 ルノワール を愛してやまない個性的な3人が傑作を選びながら、意外な魅力をひもとく! ルノワールの描くパリの女性たちは不思議と私たち日本人の...
戦後の沖縄で懸命に生きる人々を撮り続けた伝説の写真家がいた。平敷兼七。夜の街の女。貧しくとも満面笑みの男。人の本当の美しさとは何かを問いかけてくる写真の魅力は? 初回放送日: 2016年6月19日 日曜美術館「沖縄 見つ...
江戸時代に全国を歩き、12万体とも言われる仏像を彫って庶民に与えた円空。円空仏と呼ばれるその仏像は、常識からかけ離れた荒々しい姿でありながら、穏やかなほほ笑みをたたえている。円空はどんな思いを込めたのか? なぜ膨大な数を...
戦国の乱世に、真田一族によって作られたと言われる織物「真田紐」の魅力を紹介する。約400年前に生み出された真田紐は伸びにくく丈夫な性質から、ビニール製品が主流となる昭和初期まで生活の必需品だった。近年ではその美しさが注目...
敗戦直後から亡くなるまで、滅びゆくかやぶき民家を描き続けた画家、向井潤吉。描いた民家の絵は、北海道から鹿児島まで全国津々浦々、2千点を超える。自然とともに暮らしてきた日本人の原風景として、人々に郷愁を呼び起こす向井の絵。...
今、大人気を博している妖怪。その背景には、日本人が長い歴史の中ではぐくんできた豊かな妖怪文化がある。鬼、天狗(てんぐ)、河童(かっぱ)をはじめ、動物や、生活道具まで妖怪化され、想像力を駆使して絵に描かれてきた。中でも、妖...
大正から昭和にかけて活躍し、生誕130年を迎える版画家・川瀬巴水(かわせ・はすい 1883~1957)。生涯、日本全国を旅し、600点に及ぶ大量の風景版画を残した。日本よりも欧米での人気が高かった巴水だが、東日本大震災を...