世界はほしいモノにあふれてる「心ときめくキッチングッズ ドイツ&イタリア」

世界はほしいモノにあふれてる「心ときめくキッチングッズ ドイツ&イタリア」

世界はほしいモノにあふれてる「心ときめくキッチングッズ ドイツ&イタリア」

世界でステキを探す旅。

今回は、オシャレで、使い勝手がよく、毎日の家事を、応援してくれるキッチングッズを求めヨーロッパへ!

年1度、ドイツで開かれる世界最大級の展示会では、「時短」「失敗しない」をテーマにした最先端のトレンドを。

イタリアでは、“美食の都”ならではの逸品を老舗メーカーと開発。

普段は見られない各国の台所事情や、家事を楽しくするヒントをご紹介。MC2人の意外な料理へのこだわりも初公開!

放送:2018年5月17日

ドイツ・キッチングッズ 心ときめく最新トレンド

212キッチンストア((アスプルンド社の直営店。同社は兵庫県に本社を置く株式会社「ワールド(未上場)」の連結子会社。1991年に、家具・雑貨等の輸入・卸売や、OEM向け家具・雑貨の企画・販売などを主な事業として設立。直営事業として、1995年、東京・自由が丘に、家具やインテリアを中心に衣食住を兼ね備えた生活提案型店舗「T.C/TIMELESS COMFORT(タイムレスコンフォート)」を出店。ファッションビルや百貨店を中心に20店舗を展開している。2001年からは、世界中からセレクトしたキッチン雑貨専門店「212 KITCHEN STORE (トゥーワントゥーキッチンストア)」を出店。現在、ファッションビルや大型ショッピングセンターを中心に81店舗を展開している。資本金4億9900万円。従業員487名。)) の木村由樹バイヤー木村由樹さん。

212 KITCHEN STORE (212キッチンストア) | キッチン雑貨専門店

2月。旅の前半はドイツ・フランクフルトへ。

ここはヨーロッパ屈指の貿易の町。最新グッズがいち早く集まってくる。

今回は来年春に向けた買い付け。

新生活にふさわしいキッチングッズを探した。

目的は来春に向けた新商品の買い付け。

木村さんが向かったのは世界最大の日用品の展示会「アンビエンテ2018」。

89の国と地域(おそらく台湾など)から4000近くのプラン度が集結する年に一度の大チャンス。

「使いやすさと、日本人の生活に合っているか。

機能面と可愛らしさを気をつけないといけない」

スイスの会社はヘルシーな食事を摂りたい人におすすめのグッズ。

一体なんでしょう?

正解は野菜を麺状にするピーラー。

「日本でも最近きている。グルテンフリーとか流行ってきていて

パスタを食べないでベジタブルヌードルにする」

けっこう当たり外れのある商品らしい。

フランスの新進気鋭のデザイナーズブランド。

一体なんでしょう?

正解はハンバーガーを一気に作れる鉄板。

「コンセプトは世界初の調理器具です」

絵の場所に食材を置くとベストな火加減でハンバーガーに使う具材が一度に調理することが出来ます。

「なくてもいいけどあったら面白い無駄感がいい

しかし、日本で売ったら一万五千円する」

世界はモノに溢れている。しかし本当に欲しいものはなかなか見つからない。

イタリアのメーカー。

調味料などを入れるおしゃれなボトル。

その中に気になるものが。

「すごく使いづらい」

オリーブオイルを入れるボトルにハケが付いているのだが、短くて届かない。

実は伸縮自在。ボトルの密閉性が高くオリーブオイルの酸化も防げる。

しかし・・・

「使っていると毎回手が汚れる可能性が大。微妙ですね」

ドイツの取引先がぜひ観てほしいものがあるといいます。

日本語の堪能な担当者が日本の家庭にある包丁が持つ問題点は何かと問いかけてきました。

実はこの商品。包丁の一番のお悩みを解決するものなのだとか。

正解は砥石付きの包丁立て。

しまうついでに自動的に研がれていく。

「一石二包丁」

木村さんは「カスは?」と指摘。

商品について遠慮はしない。

「彼は即答してくれるので時間の節約ができる」

結局2日間で木村さんは40社回ったが即決は1つもなかった。

日本に新商品がやってくるまでにはまだまだ長い道のりがありそうだ。

企画的に大きかったりとか、アフターケアだったりとか、日本の家庭で果たして使うかとか・・・考えるとなかなか即決できない部分があります。

キッチングッズにはお国柄が表れる。働く女性が多いドイツで求められるのは時短。

その永遠のテーマを解決するグッズが大流行しているという。

ジューサーのようにも見えるがその名も万能調理器「サーモミックス(Thermomix)」。

Vorwerk社のハイテク家事マシーン : ドイツでナチュラルライフ(の予定)

「材料を入れれば勝手に料理してくれます」

「出来上がったら教えてくれるの」

Wifiでつながっていて、レシピを常にアップデートもできる上、

手間のかかるチョップドサラダもあっという間。

煮込み料理やアイスクリームまで一台で作れます。

自動洗浄までしてくれる。

こうした商品が流行るのもドイツならではの合理的な考え方があります。

「万能調理器がなければずっとキッチンにこもりっきりになります

そうすると子供のそばにいる時間がほとんどありません」

家族の時間を作るため料理の手間を省く万能調理器です。

イタリア ”美食の都”のキッチングッズ

次に向かったのはイタリア・ミラノ。

パスタやピッツアで知られる美食の都です。

イタリアでは食事に2時間かけるスローフード発祥の地。

バイヤーの木村由樹さんは、イタリアでしか発見できないキッチングッズを探した。

向かったのは工場ではなく、住宅街。

「イタリア人の個人宅にお邪魔して、イタリアの食文化を感じて、商品開発に生かしたい」

訪れたのはシルヴァーナ・ラナーティさんのお宅。イタリアの食文化をリサーチ。

ものが生まれた背景を知り、バイヤーとしての感度を磨きます。

作るのも食べるのもゆっくり丁寧に。

それがイタリアの食卓。

「どうぞ食べて。とても熱いから気をつけて」

シルヴァーナさんはミラノリゾットを調理、木村さんは絶賛した。

家庭の味を楽しんだ木村さんはさっそくリサーチ開始。

「使っているキッチン用品の中でこだわりの一品は」

シルヴァーナさんが取り出したのは圧力鍋。

母の代から50年以上ずっと大事にしてきたものです。

「50年以上になるわ。もともとは私の母が使っていたもの。とても愛着があるの。

母が使っていたのをいつも横で見ていた。」

便利さや見た目も大切だけど。本当に大切なのは、

ものを手にし、使う時の気持ちなのかもしれない。

「イタリア人にとって食べることはとても大事。

どんなことも食卓についたら終わりって言葉があるのよ

嫌なことも食卓に着けば終わり。食べることは生活の中心なの」

脇役かもしれないけど、キッチングッズは食卓に幸せを運ぶ大切なもの。

木村さんは古いものを大事にする文化で、日本も最近ある流れだと思っています。

イタリア・キッチングッズ 愛着が持てる逸品を求めて

バイヤーの木村由樹さんが商品開発に向かったのはミラノからほど近い田園地帯。

創業129年ののキッチングッズメーカー。リヴァローロ・マントヴァーノ。

つくっているのは鍋・フライパンなど。

はたらく人の8割が地元出身だ。

地場産業が培ってきた独自の加工技術。その耐久性に定評がある。

「安かろう悪かろうではなく品質の良いものにこだわる」

商品開発の打ち合わせ。

木村さんは玉子焼きは日本で1番大事なグッズだとかたった。

長く愛用され、家族のたくさんの思い出を紡いでほしい。それが本当にほしいもの。

取材先

「バッラリーニ」工場(イタリア)

NHK新番組にバッラリーニが登場 | キッチンマイスター|ZWILLING・STAUB公式webメディア

 

アマゾンで買える212キッチンストアの商品

 

 

 

 

 

 

まとめ