美の壺「繊細に姿よく はさみ 」

はさみ

キラキラ好き必見!江戸から続くあめ細工をきらめくアート作品に生まれ変わらせる握りばさみ。5分が勝負!あめ細工界の革命児が追及する握りばさみの機能とは!▽緻密さと優美さに驚がく!世界が認めた圧巻のレース切り絵▽最高ランクの花ばさみが可能にする華道の技!現代の名工たちが続々登場!伝統の技が紡ぎだす唯一無二の逸品。重厚な佇まいと洗練された形、 はさみ の切れ味とは…。       <File 564>

放送:2022年8月12日

美の壺 これまでのエピソード | 風流

美の壺「繊細に姿よく はさみ」

東京銀座船堀、1903年創業の洋服の仕立て屋さんで、三代目主人高橋純がプラチナとの生地からオーダーメイドでスーツを作ります。使用するのは裁ちばさみと呼ばれるハサミで、大きく堂々とした風貌で、親指に親尻に残りの指を入れました。桑の葉は直線的でチリンと一直線に揃っています。ハサミの下側を作業台に滑らせて切るためのデザインです。大きい方が安定しています。刹那よりジャンボジェットがいるないの、あるいはヨットより文化が揺れないのと同じで、まっすぐ切ったりする時はやっぱり大きくないと。

ハサミ選びで最も重要なのが歯の材質で、日本が誇る伝統的な技法で作られています。軟鉄に剥がれをかぶせて日本刀と同じような作り方をしています。日本のハサミはねじれたら叩いて直すとこはこの世のパン。全部鋼のハサミは叩いて直してないんだから、日本のハサミの方がいいというのと、もう一つはちょっとよくわかんないから、これは私の個人的な感想なのかもしれないですけど、モードを切った時に当たりが柔らかいような気がするべきな魂と言われた。本当の輝きで今日最初のツボはかなり日本で、ハサミが本格的に作られるようになったのは明治時代です。洋服の流行とともに台車バサミと呼ばれるハサミが外国から入ってきました。大きく重く切れ味の悪かったが、えらいのはさみに目を付けたのが廃刀令で仕事がなくなっていた刀鍛冶でした。田中時の技術で日本独自の裁ちばさみを作り上げたのです。

東京金町の住宅街の一角に、現在でも日本刀と同じ作り方を守っている職人がいます。大河原貴之さんです。年間で約七十日ほど、音になった時間が一番で、花形で入りました。材料は日本でハサミの長文です。この形から炎とハンマーだけで網を作っていきます。指を入れる四輪の部分で叩き出せる職人は全国でも数人と言われています。図面はありません。経験と感覚だけで全く同じものができるので、ここからが裁ち鋏の真髄です。

刀鍛冶で歯を作っていきます。舌に乗せるのは接着用のホウ酸ナトリウムと鋼(hagane)で、鉄の合金で炭素を多く含み硬くしたものです。硬い剥がれで切れ味を出し、柔らかい鉄でしなやかさを出します。上がれを叩くのは親子での作業です。伸びにくいので、大きいハンマーで伸ばしていかないと、なかなか伸びません。二人でやると効率的にハサミを作ることができます。

別々に作ったものを合わせると、この通り。焼入れを経て、日本刀と同じ刃が出来上がります。松野君を加えたので820度まで上げます。820度より高ければもろく、低ければ刃になりません。微妙な炎の色の変化だけで見極め、水で急冷することで鉄と鋼の粒子が硬くなり、刃こぼれなどを起こしにくくします。平均すると1日1分程度が精一杯の手のかかる逸品で、九年は持つという一生モノのハサミです。

華道家の假屋崎省吾さんです。生け花で欠かせないのが花ばさみです。宮崎さんはハサミにこだわり、自分専用のものを作ります。ラインは庭に置き忘れても見つけやすいようにしています。

一番こだわったのはその切れ味です。本当に鋭くシャープに切れないと枝物、もちろんそうですし、花桃もそうです。月が潰れてしまうと水が上がらないですよ。そうすると長持ちしないんです。ちょっとご覧になっていただくと分かりますけど、スパッと切れてるんですよ。綺麗でしょ、美しいでしょ。これがやっぱりする事ですよね。こうやってハサミを当てて行った時のこの音、すごく気持ちいいんですよ。あなたはきっと消えたなっていうと、なんたんこうリズムが生まれてきて、鼻も調子良く、とっとと假屋崎さんのハサミさばきに注目です。

まずノコギリ代わりに太い枝を切り、花瓶に花を止めるための細工を作りました。そしてここを使うようにします。さばき方で何通りもの道具に瀕する紙を知り尽くすことで、その力を引き出します。みずみずしい気を切り取り、短い花の美しさを形にします。

今日二つ目のツボは華麗なるはハサミさばき

東京銀座、およそ百年の歴史ある理容室で、原子の米倉満さんです。今、本当に使ったら下げられてきても働いてくれます。高校もしといたらこれ、俺の熱海だって言うならないと思いますけどね。使用するハサミは主に四種類です。中でも出番の多い二つのハサミさばきに注目します。長さを切りそろえる刈込鋏で、美容鋏は他の熱海と少し変わった使い方をしない。一方の穴に薬指を入れ、指かけに指をかけることで、人差し指と中指でしっかり固定することができるのです。指の動かし方もよく見ると親指だけが動いているのが分かります。

薬指にはめている刃は動かす競技の役割を果たす。揃えていくので、美容師さんの腕の見せ所が最後の仕上げです。陸軍では確認できない飛び出たわずかな髪の毛を切り揃えて行きます。使うのが刈込鋏より少し大きく、空中でバランスが取りやすいイカバサミで、歯の角度が違うに入っている刈込鋏に対し、平行に合わさっています。ルイ力で削ぎ落とした目で気を使わず、指先の感覚だけでできる。髪の毛の長さはいちミリ以下で、ゴミバサミとは違い、今度は親指の方が来ています。

五感の全てが神に注ぎ込まれています。使ってるハサミは本当に私の体の一部みたいなとこにある。仰向けを切りたいと思う前に切ってる場合、どうしよう、まだ悩んでるんですか。素直に謝ればいいじゃないですか。それができれば苦労します。相談妻が買ってくれたこのハサミを使って何してるんですか。以前妻と見た綺麗を思い出しましたね。妻がいたく感動してたんですよ。だからね、それを妻にプレゼントしたら、その出来栄えに感動してるんじゃないかと思いましたね。あかりちゃん、それ何を切ったんですか。こないだ話題になってたパンダに決まってるじゃない。パンダフル一本のハサミの美しきマジックをご覧あれ。

お囃子を披露し、観客のリクエストに応えて即興で絵を切ってにじっぷんのサミット。一枚の紙から繰り出される様は暑いに噂。

今日最後の壺は「何が命を宿す」

使うのは髪を切る普通の文房具のハサミで切っているんだね。この破砕機が少し長いんですね。その方が来るときに大きく見えますからね。少しだけ緩めるんですよね。僕たちは、うん、それはね、早く切ろうとするとね、あまりしっかりしているとこ。しかしネジを緩めると切れ味が落ちます。それもまたいいと言うのです。ちょっと切れなくなったハサミって素敵なんですよね。僕の場合で髪を切っているでしょ。切れすぎるとね、ちょっとの好意です。後でいろんな子複雑な効果等を切りますから、ここで泊まりたい時もサッと入っちゃう。切れすぎるとそれが怖い、君に考えながら早く切っていきます。よく見るとハサミはほとんど動いていないのがわかりますか。実を大きく動かしながら切っているのです。今日は時代を反映したテーマを誰が見てもわかるように切り出していくことです。

さらにものではなく神として見せていきます。一階頭の中はどうなっているのか解説してもらったところが、この通りから髪を切りますが、何も書いてないですからね。お花見と言いますと、どうしても桜の木の下で宴会ですから、お花見だと桜の樹の下はどうなっているかと考えるわけですよ。短い時間でそうするとお花見、だから騒いでた方がいい。なるべくその紙を全部使って頭の中で形を考えながらですから、失敗することもよくありますが、お客様に気づかれないように直しながら、そんなに長い時間はかけないように。切ったもので楽しませるだけでなく、切りながらも楽しませるので、こうやって体を動かしてきました。

心に花を咲かせた瞬間です。最後の花を咲かせる植木のハサミをご紹介しましょう。金沢の兼六園です。兼六園の子達を守っているのが専属の庭師さん達です。園芸鋏と呼ばれる植木用のハサミを使っています。

訪れる華やかな季節のためにハサミの手入れをします。そして花が綺麗に咲くように、余分な枝などを切り落とす地道な作業を続けるのです。