「華麗にして繊細~東京 ガラスの器 ~」イッピン
東京の ガラスの器 が面白い。東京といえば、江戸切子が有名だが、従来の直線的な幾何学模様ではなく、金魚やトラが曲線で彫りこまれたグラス。また、一度廃れた技法を復活させ、ガラスの表面に霜や雪の結晶のような複雑な模様を浮かび...
東京の ガラスの器 が面白い。東京といえば、江戸切子が有名だが、従来の直線的な幾何学模様ではなく、金魚やトラが曲線で彫りこまれたグラス。また、一度廃れた技法を復活させ、ガラスの表面に霜や雪の結晶のような複雑な模様を浮かび...
東北を縦断する奥羽山脈。その山の恵みが生んだ 工芸品 が秋田県にある。横手市の山に自生するアケビのツルで作る手提げかごは、丈夫で型崩れしない。800年の歴史を持つ湯沢市の漆芸。地元の漆の木からとった漆だけを使い、1年をか...
シンプルなスウェットパーカー。軽くて柔らかく、しかもくり返し洗濯しても風合いが失われない。「極上の肌触り」と人気のイッピンだ。明治時代からニット製品を作ってきた和歌山。今も、世界から注目される高品質のニット生地を作り出し...
岡山県では倉敷を中心に、普段使いの焼き物が作られ、その素朴さとモダンな雰囲気が人気を集めている。陶器の表面に入るひび、「貫入」にこだわり、細かくくっきりとした「貫入」を出すことに成功した岡山の職人。民芸の巨匠バーナード・...
茨城県は工芸が盛んな土地で、ガラス工芸もそのひとつ。県外から作家が集まり、多彩な作品が生まれている。緻密な模様が施され、優美な輝きを放つクリスタルガラスのグラス。柔らかな曲線、立体的な表面のグラスにはまるでイチゴのような...
千年の都、京都。御所を中心に優雅な文物が次々と生まれ、それが庶民の間に広まり、親しまれていった。優雅な御所うちわが進化した「透かしうちわ」。あおぐのではなく、見て楽しむ。また、皇室の祝い事で引き出物によく使われる「金平糖...
「つる」の部分が山なりにカーブを描いていて、かけたときに圧迫感が少ない斬新なデザインのメガネが話題だ。これはメガネ製造の産地、福井で作られたイッピンで、美しいカーブは熟練の職人が手作業で施したもの。そして今、メガネ作りの...
「紀州漆器」の産地、和歌山の職人が作ったゆがんだフォルムに漆の艶やかさを持った盃。木地がひょうたんで作られている。海南市は漆器作りが昔から盛ん。伝統の根来(ねごろ)塗りを応用した室内用プランター、ガラスに漆で装飾しナイフ...
美濃和紙の魅力を紹介。和紙に施された模様が部屋中に投影され、幻想的な雰囲気を醸し出すランプシェード。和洋どちらの部屋にも合うモダンなデザインが、女性たちに人気だ。「これが和紙?」と誰もが驚く“水うちわ”は、透けるような薄...
かつて馬具作りが盛んだった北海道。いま、その伝統を生かした、ユニークな革のバッグが作られている。馬に乗せる鞍の形をしたショルダーバッグ。エゾジカの柔らかい革を使ったハンドバッグ。そして機能的で丈夫なボストンバッグ。それぞ...
子どもの手にぴったり収まる、木製のハサミ 木工品 。紙は切れるが安全な優しい製品は、温暖で木の生育に適した宮崎生まれのイッピン。県南部で育ち、独特のしなやかさを持つ“飫肥(おび)杉”で作られた、柔らかく体を支えるベンチ。...
焼き物の生産が盛んな鳥取県。民芸運動の拠点のひとつで、現代の生活に合うモダンな器作りの伝統が作られた。現代の職人たちも、丈夫で、使いやすく、彩り鮮やかな器作りに取り組んでいる。軽いが丈夫なティーポット、明るい緑色が印象的...
表面に施した白と金のグラデーションが「モダンな印象」と、人気の鉄の急須がある。これは岩手の南部鉄器。奥州市と盛岡市、2つの産地で作られている南部鉄器の持ち味はバラエティー豊かなこと。伝統の文様をあしらった鉄瓶は今も変わら...
有田焼の産地、佐賀県で日常使いの器を作り続けてきた「 肥前吉田焼 」。知る人ぞ知る焼き物が今、スタイリッシュに進化している。絶妙な濃淡を生む伝統の絵付け技法を駆使して、美しいグラデーションを表現した青一色の皿。そのほか、...
京都の伝統的な染め物「友禅染」。動植物や器物などが絵画のように美しく描かれた着物は根強い人気を誇っている。さらに最近人気なのが、伝統的な友禅染で作る“アロハシャツ”。遊び心と上品さを兼ね備えた柄が、和にも洋にも不思議とマ...
帯は、和装の華。その帯のイメージを劇的に変えた男が京都・西陣にいる。 山口源兵衛 さん。一流の職人たちを取りまとめ、現代最高の帯を作り続けてきた。その源兵衛さんが長年の夢の実現に乗り出した。鎌倉時代の名画「那智瀧図」をそ...
表面に赤い漆を塗ったカップが今、大人気。実は木ではなくガラスに漆を施したもので、中は色とりどりの線で彩られ「まるで万華鏡のよう」と評判だ。 これは椀や盆などの生活雑器で有名な長野の木曽漆器。近年では異素材との融合を図り、...
京都。観光客をもてなす「木のぐい飲み」が人気だ。凜とした円柱形に、美しい木目。日本酒を注ぐと、ふわりと杉の香りが立ち上る。木と木を巧みに差し合わせた木製品は「京指物」と呼ばれ、その歴史は平安時代にさかのぼる。伝統の茶道具...
かつて幻の器といわれた、長崎の現川焼。 江戸時代のほんのわずかな期間だけ製作され、その後こつ然と姿を消したからだ。 「刷毛目」と呼ばれる文様が特徴だが、どのようにしてこの文様をつけたのか、まったく謎だった。 200年後、...
ついに登場!山口の萩焼。土味を生かした柔らかな色合いが魅力の器が、今多彩に変化。フチはピンク色。それが底に向かって緑から白へと変化するパステル調の器は、全国で注目されている人気製品。また、独特な絵付け技法で生み出された、...