日曜美術館「 無言館 の扉 語り続ける戦没画学生」
700点を超える戦没画学生の遺作を所蔵する『無言館』。館長窪島誠一郎(78)が収集をはじめたのは、戦争の記憶の風化が叫ばれた戦後50年1995年のことだった。半世紀の時を越え、若き画家たちの作品と出会った瞬間の衝撃。そこ...
700点を超える戦没画学生の遺作を所蔵する『無言館』。館長窪島誠一郎(78)が収集をはじめたのは、戦争の記憶の風化が叫ばれた戦後50年1995年のことだった。半世紀の時を越え、若き画家たちの作品と出会った瞬間の衝撃。そこ...
海外で数多くの賞に輝き、“世界のムナカタ”と呼ばれた版画家、棟方志功。昭和10年代、まだ全く無名だった棟方を見出し、大版画家に導いた人物がいる。民芸の美を提唱した柳宗悦である。自由な本能に従い、全身でぶつかるように彫る棟...
人間が生み出した名画中の名画「蔵出し!西洋絵画傑作15選」。第3回は近代絵画に革命を起こしたマネの「草上の昼食」から、ルノワール、ゴッホ、ムンク、そしてピカソまで。楽しくなければ絵画じゃない!ルノワール×池波正太郎。没入...
人間が生み出した名画中の名画「蔵出し! 西洋絵画 傑作15選」。第2回は、ルネサンスのボスから19世紀のゴヤまでが登場。寓(ぐう)意に満ちた祭壇画は、今も謎だらけ!?人生をかけて描いた“光と闇の絵画革命”。一人一人が主人...
人間が生み出した名画中の名画「蔵出し! 西洋絵画 15選」。第1回はラスコー壁画からモナリザまで。精霊との交信?太古の人間が暗闇の洞窟に描いた驚きのデザインとは?快楽とはかなさ!火山灰の下、ポンペイ壁画に隠された享楽の秘...
今年は新しい美術館の開館ラッシュ。より身近に、より多彩に、地域や作品と出会える刺激的な空間が次々と誕生している。建築家・青木淳が改修を手がけ、自ら館長も務める「京都市京セラ美術館」が目指したのは、チケットがなくても通り抜...
日曜美術館45年のアーカイブから「 日本絵画 の傑作15選」を3回に分けて紹介するシリーズ。最終回は江戸時代を代表する5作品。神々の表情が印象的な俵屋宗達「風神雷神図屏風」、絵画とデザインが同居する尾形光琳「紅白梅図屏風...
日曜美術館45年のアーカイブから「日本絵画の傑作15選」を3回に分けて紹介するシリーズ。2回目は鎌倉から桃山時代の5作品。豪華な出演者の言葉と共にじっくり見る。中世社会のドキュメント・一遍聖絵、初めて絵師が名を残した雪舟...
日曜美術館45年のアーカイブから「 日本絵画 の傑作15選」を3回に分けて紹介するシリーズ。初回は古代から鎌倉時代の5作品。日本絵画の原点・チブサン古墳、憧れが生んだ超絶美人・鳥毛立女屏風、仕掛けづくしの王朝美・源氏物語...
新型コロナウイルスに揺れる今だからこそ、見てほしいアート作品がある。題して「#アートシェア」。番組では,アーティストや美術館関係者などに緊急アンケート。横尾忠則さん、安藤忠雄さん、辻惟雄さん 原田マハさん、会田誠さんなど...
ルーブル美術館 を8Kでとらえたシリーズ、今回は19~20世紀を描く。革命、近代化、戦争、激動の時代に人々が求めた芸術を見つめる。この時代、自分たちの芸術とは何か?画家たちの葛藤が傑作を生み出す。ドラクロワが革命と自由を...
ルーブル美術館 には、人類のあらゆる美の記憶が刻まれている。それは16世紀、レオナルド・ダ・ヴィンチから始まった。イタリア・ルネサンスに憧れた国王フランソワ1世が天才レオナルドを招き、美の殿堂の礎を築く。「モナリザ」「岩...
350年にわたり陶芸界をけん引してきた萩焼の“三輪休雪”の名が十三代へ受け継がれた。新しいものへの挑戦を文字通り続けてきた歴代の当主たち。兄弟で人間国宝となった十代、十一代。ひつぎに横たわる黄金の骸骨「古代の人」など陶芸...
“世界で一番美しい本”と讃えられる「 ベリー侯 のいとも豪華なる時祷書」。中世フランスの貴族や庶民の暮らしを伝える細密きわまりない描写。金と宝石による鮮やかな彩色。当時の一流絵師たちが80年かけて描きついだ貴重本は、パリ...
ロンドンの美術館に“沈まぬ太陽”を作り、ニューヨークのブルックリン橋に“巨大な滝”を作った オラファー・エリアソン 。科学者を含む100名を超えるスタッフを率い、時に億単位の金をかけて、地球環境問題など、まさに今考えるべ...
2013年8月、日曜美術館では、影絵作家・ 藤城清治 が、宮沢賢治の「風の又三郎」に挑むドキュメントを放送した。今回の番組は、その完結編。再びアトリエでの制作作業に密着し、全編が完成するまでを追った。東日本大震災の後、被...
「 疫病 」をテーマとした美術をとりあげ、人間はどのように疫病と向き合い乗り越えてきたかを探る。小池寿子さん(西洋美術史)は中世ペスト期のイタリア壁画を読み解き、疫病の流行を経てルネサンスが準備されたと語る。山本聡美さん...
日本人の心のふるさと、 法隆寺 。金堂には、飛鳥時代の珠玉の仏像とともに、世界に比類のない仏教壁画が伝えられてきた。明治、大正、昭和と真摯に仏の姿を模写し、壁画に向き合い続けた画家たち。記録事業の際、ひそかに貴重なカラー...
NHKと オルセー美術館 の国際共同制作により8K撮影した名画を、スタジオモニターで鑑賞。小林聡美さんと細田守さんが“日本で一番オルセー美術館に詳しいひとり”高階秀爾さんと一緒にマネ「草上の昼食」、ゴッホ「星降る夜」など...
江戸時代後期、武士であり、画家として活躍した 渡辺崋山 。国宝『鷹見泉石像』に代表されるような、陰影表現を駆使したリアルな肖像画で名高い。崋山は、子供の頃から晩年まで、絶えず手帖を身につけあらゆるものを写し取った。それら...