日曜美術館 「伝統で未来を拓(ひら)く 〜第69回 日本伝統工芸展 〜」
卓越したものづくりが一堂に介する 日本伝統工芸展 が始まります。陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、諸工芸の工芸分野7部門で選ばれた555点が、全国12か所を巡ります。培った伝統の技で新たな創作に挑んだ匠や、創作の喜び...
卓越したものづくりが一堂に介する 日本伝統工芸展 が始まります。陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、諸工芸の工芸分野7部門で選ばれた555点が、全国12か所を巡ります。培った伝統の技で新たな創作に挑んだ匠や、創作の喜び...
甘い 羊羹 (ようかん)のルーツは中国の羊のスープ!▽まるで万物を吸い込む宇宙!?漆黒の肌に映る金蒔絵▽福島県の江戸時代から変わらぬ製法を守り、薪(まき)で練り上げられた名品▽薄氷のような砂糖の衣を纏う佐賀県の小城ようか...
縄目 文様や、ダイナミックなデザインの「縄文土器」。岡本太郎が「とてつもない美学」と称した縄文土器の魅力とは?▽今や世界でも人気の「土偶」。現代アートも驚きの造形!▽土偶を愛した人間国宝・濱田庄司。民藝(みんげい)と縄文...
ドイツの画家 ゲルハルト・リヒター (90歳)。若き日に、当時の東ドイツから西ドイツに亡命し、革新的な画風で、世界最高峰と称賛される現代の巨匠だ。そんなリヒターが、82歳にして挑んだのが、アウシュビッツで行われたユダヤ人...
北海道小樽市は、日本有数の手作りガラスの生産地。小樽のガラス製しょう油さしは、美しく、しかも“液だれしにくい”と大人気だ。実はこれ、高度なワザを持つ職人たちの一糸乱れぬチームワークによって作り出されたもの。さらに、「宙吹...
キラキラ好き必見!江戸から続くあめ細工をきらめくアート作品に生まれ変わらせる握りばさみ。5分が勝負!あめ細工界の革命児が追及する握りばさみの機能とは!▽緻密さと優美さに驚がく!世界が認めた圧巻のレース切り絵▽最高ランクの...
亡くなった人の霊がこの世に帰って来る…夏の特別なひととき お盆 。日本各地で繰り広げられる亡き人へのもてなしを紹介。盆提灯(ぼんぢょうちん)として有名な岐阜の提灯(ちょうちん)。伝統の技で描かれる秋の七草。香川県小豆島で...
織部焼 に見惚れた料理人・奥田透さんによる、織部と料理の組み合わせの技!▽古美術商イチオシの、ゆがんだ「沓(くつ)茶碗」とは!?▽美濃の織部焼が、なぜ京都で大量に発見されたのか?▽200もの織部の型を写し取った陶芸家が追...
『ゲゲゲの鬼太郎』で知られる漫画家、 水木しげる (1922~2015)。もう一つの顔が、妖怪画家である。日本に古くから伝わる妖怪関連の文書を渉猟するとともに、晩年には世界各地へ妖怪探索の旅に出かけ、生涯に数多くの妖怪画...
荒々しさと静けさが同居する唯一無二の作品で知られる陶芸家・ 辻村史朗 。20代で奈良県の山中に自ら窯を築いて以来50年、師につくことなく一人で土と格闘してきた。自宅と作業場がある2万坪の山には、生み出した数十万もの焼き物...
世界遺産・厳島神社の貴重な大鎧(おおよろい)。そこには雅でかわいらしい桜模様▽甲冑(かっちゅう)師が語る、貴族文化に憧れた武士の鎧(よろい)ファッションとは?▽義経・弁慶・巴御前が奉納したとされる薙刀(なぎなた)▽鎌倉時...
東日本大震災から11年、秋に新館がオープンする陸前高田市立博物館。救出した46万点のうち修復が終わったのは7割近く今も作業は続いている。新設された石巻市博物館は立地や収蔵庫に工夫を凝らした。水害で23万点が被災した川崎市...
カイコのまゆの、外側部分。外敵から身を守るために吐き出された「きびそ」という希少なシルクで作った製品が人気。世界的なテキスタイルデザイナーが「きびそ」を使って生み出したバッグの秘密とは!? さらに数々の一流ブランドのスカ...
目に見えない香りに親しむため、日本人は様々な形を編み出してきた。室町時代には芸道「香道」が確立、500年に渡って受け継がれてきた。その源である「香木」は、輸入品で元々希少な上、近年は環境の変化でほとんど手に入らなくなって...
世界的アーティスト・ 杉本博司 が自らの「遺作」として神奈川県小田原市に作っている巨大アート施設・江之浦測候所。冬至の日の出の光が突き抜けるずい道。日本各地から集められた有名無名の石。今年3月には海を背に建てた朱塗りの社...
スーツから靴下まで、市松模様を毎日身につける狂言師・茂山逸平さん。愛用歴20年の市松アイテム大公開!▽縄文土器や埴輪にも!写楽も描いた「市松」の名の由来の人物とは?!▽漆黒市松のスタイリッシュな江戸切子に、3500の四角...
水を注ぐと花が開く仕掛けの木彫作品。鉄の一枚板から打ち出されたひょうたん。次々と新しいものが生まれては消えていく現代にあって、 超絶技巧 の持ち主たちは、正面からモノと向き合い、しっかりと見る。蛇はどうやってグネグネと動...
「チリン」「シャリン」「ガラン」♪ 鈴 の音色は実に多彩。北斎も描いた馬鈴に音楽学の専門家が日本人の感性を読み解く。巫女が用いる神楽鈴製作の舞台裏へ。音の秘密は鈴の中に。1600年前、鈴鏡が奈良の古墳群から発掘!その音色...
自由奔放な筆致や鮮やかで明るい色彩で知られる。スペイン巨匠 ジュアン・ミロ (1893-1983)。近年の研究で、実はミロが第二の故郷のように愛し、多大な影響を受けていた国が、この日本だったことがわかってきた。「一枚の草...
大人気落語家・林家たい平さんの、美術大学時代の型染作品から自らデザインした手ぬぐいまで紹介!▽海外でも人気の 型染 のれん。ギリギリまでそぎ落としたデザインとは?!▽伝統の「伊勢型紙」。小刀一本でミクロに彫り上げる型彫師...