日曜美術館 「極楽浄土をイメージする〜紫式部から法然へ〜」
源氏物語が書かれた千年前、日本人の「あの世」観を決定づけた本が登場。極楽往生を願う貴族が重視したのはイメージの力だった。観音が一夜で織り上げたとされる国宝「當麻曼陀羅」。そこには極楽のイメージトレーニングの方法も描かれる...
源氏物語が書かれた千年前、日本人の「あの世」観を決定づけた本が登場。極楽往生を願う貴族が重視したのはイメージの力だった。観音が一夜で織り上げたとされる国宝「當麻曼陀羅」。そこには極楽のイメージトレーニングの方法も描かれる...
3月に72歳で亡くなった彫刻家・舟越桂さん。クスノキを素材に、従来の人物彫刻にはない独特の存在感を放つ作品で、具象彫刻の新しい可能性を広げました。私たちが、舟越さんのアトリエでの創作に密着したのは2003年。まだ見ぬ形を...
現代美術の最前線を走り続ける村上隆が8年ぶりに日本で大規模個展を開いている。テーマは「もののけ京都」。村上が挑んだのは、風神雷神図や洛中洛外図屏風など千年の都が生んだ日本美術の最高峰。今回特別に制作現場への密着が許された...
写実なのか、抽象なのか。大正から昭和にかけて活躍した日本画家・福田平八郎(1892-1974)。時に賛否両論を巻き起こしながら、革新的な日本画を描き続けた。膨大な写生を重ねながら自然を徹底的に見つめ、まるで抽象画のような...
2024年春にリニューアルオープンした横浜美術館。ここをメイン会場に現代アートの祭典、横浜トリエンナーレが開催されている。8回目となる今回は、アジアを中心に93組ものアーティストが参加。テーマは「野草:いま、ここで生きて...
室町時代に能を大成した世阿弥の末裔、二十六世観世宗家・観世清和さんが、観世家に伝わる極上の「能面」を大公開!世阿弥伝来の貴重な鬼の面をかけて舞う!▽舞台を彩る「能装束」。京都の工房の職人技とは?▽金剛流二十六世宗家・金剛...
4月から日曜美術館の司会を務めるミュージシャンの坂本美雨さんと、アートの旅に出かけます。まずは、下町の情緒あふれる東京・谷中へ。ある彫刻家の自宅兼アトリエがそのまま残された空間を体感。箱根の森では、モネやピカソの傑作と対...
「私が描いた絵は、もともと肌が持っていた記憶ではないだろうか」。メイクアップアーティスト・小林照子、88歳。化粧品で、モデルの全身に絵を描き、色鮮やかで、幻想的な世界を浮かび上がらせる「からだ化粧」は、彼女が生み出した唯...
NHKはトプカプ宮殿のリニューアルに合わせ、特別に取材許可を取得。近年新たに発見された壁画のほか、立ち入りが禁止されてきた区域を映像におさめた。番組では、宮殿の装飾タイルや工芸品の多くに共通したモチーフである植物文様に注...
2024年注目の展覧会とは?豪華プレゼンターが美と出会う!▽のんが憧れのイラストレーター・デザイナー宇野亞喜良に想いを伝える!▽磯村勇斗が日本を代表するポップアートの巨匠・田名網敬一の創作の秘密に仰天!▽板垣李光人が金沢...
日本では30万年の歴史をもつ炭▽炭にこだわるうなぎ屋。表面はカリッと身はフワッと焼き上げる炭の威力▽炭の最高傑作、紀州備長炭。365日炭を作り続ける秘密と職人の根気▽茶事で欠かすことのできない菊炭。裏千家茶道家による炭手...
祝!国宝「通潤橋」▽嫁入り道具にも「橋」。縁起の良い意匠として珍重される▽もうすぐ百歳!隅田川に架かる「復興橋」▽「永代橋」と「清洲橋」、二つの橋は名コンビ?▽構造美と自然が響き合う「猿橋」▽建築写真家・藤塚光政さん、亡...
美術の楽しみ方を実践的に学ぶ好評シリーズ「まなざしのヒント」。4回目のテーマは江戸時代に誕生した「浮世絵」。葛飾北斎や歌川広重の風景画、喜多川歌麿の美人画など誰もが知る傑作を教材に、絵師だけでなく彫師、摺師、版元などの視...
江戸時代中期に京都で活躍した長沢芦雪。若冲や蕭白と共に、奇想の絵師の一人として人気が高まっている。奇抜で大胆な画風から、自分勝手で反抗的、恨みを買って毒殺されたなど、悪いうわさが伝えられてきた。しかし近年の研究から、師の...
日本最高峰の匠たちの技と美が結集する日本伝統工芸展。戦後、工芸技術の継承と次世代の育成を目的に始まり、今年70回の節目を迎えた。展覧会では陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、諸工芸の7部門で選ばれた550点あまりが、全...
オランダ・アムステルダム国立美術館が誇る西洋美術の最高峰、レンブラントの「夜警」。決して国外に出ることのない貴重な名画を8Kで撮影することが特別に許された。東京のスタジオの巨大スクリーンに実物大の「夜警」を浮かび上がらせ...
モデル・冨永愛さんも絵皿の大ファン!ふだんの食卓で使うお気に入りを大公開!冨永愛流の選び方とは?!▽骨董(こっとう)市でも絵皿は人気!陶磁研究家に聞く絵皿の味わい方▽気鋭の陶芸家・浜野まゆみさん。江戸時代の古伊万里を探求...
「竹の寺」と呼ばれる京都の寺。美しい竹林を作り上げる手入れとは?▽名人の心意気が生み出す「京銘竹」の世界▽さまざまな物語とともに受け継がれる「茶杓(ちゃしゃく)」。千家十職の黒田家の見極めとは?▽室町時代から500年以上...
カーテンがない!障子の魅力を味わえる邸宅▽昭和の豪邸に設えられた変わり障子の数々▽再現不可能!?職人の超絶技巧が光る逸品▽光を操り、空間を演出!障子に宿る日本人の知恵と美意識▽職人の腕自慢!精巧を極める障子のミニチュア▽...
どこまでも澄んだ、青やエメラルドグリーン。高知・仁淀川を撮り続けた写真家イチオシの「色」。植物学者・牧野富太郎も通いつめた山が育む、清らかな水▽7mもの川底に手が届きそうなほど透明な長野・阿寺川。地元の人が楽しむ「水音」...